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とりあえずカッコいいのとモテそうなので弓使いでスタートしたいと思います  作者: 光影
一章 神災者爆誕と俺様全力シリーズ伝説

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決戦当日の朝


 蓮見と美紀は翌日の朝を、蓮見の部屋で迎えていた。


 太陽のひかりがカーテンの隙間から差し込み美紀が眠たそうに目を覚ます。

 隣を見ればまだ気持ちよさそうに寝ている蓮見。


「もぉ~まだ寝てるのね。でもまぁ可愛いからもう少しだけ許してあげる」

 そう言って蓮見の頭を優しく撫でる美紀。


 今日は蓮見、美紀、エリカにとって大事な日である。

 そんなわけで美紀は気合いが入っていた。心の悩みも昨日無事解消された美紀はとても調子が良かった。まず大きく背伸びをして部屋のカーテンと窓を開ける。そのまま空気の入れ替えを始めると同時に自分の家の窓を開けて帰宅する。


 そのまま朝風呂、朝食、身支度を素早く終わらせてからまだ寝ているであろう蓮見の部屋に侵入……ではなく戻る。


 気持ちよさそうに寝ている蓮見の身体を両手で揺らして起こす。

「ほら、蓮見起きて。もう朝だよ」


「うぅ~ん、おはよう~」

「うん。おはよう」


 瞼を擦りながら渋々目を開ける蓮見。

「もう少しだけ寝たいんだけど……」


「ダメに決まってるでしょ。今日はボス戦攻略でエリカとも9時にギルド前で待ち合わせしてるんだから」

「今何時?」


 美紀がポケットからスマートフォンを取り出して2度寝をしようとしている蓮見に突き付けるように時間を見せる。

「8時27分よ」


 蓮見が大きなアクビと背伸びをしながらようやく起きる。

「う~ん」

「朝ごはん食べる? 食べるなら蓮見のお母さんに言って私がおにぎりか何か作るけど?」

「なら一つお願いしていい?」

「わかった」

 そう言って部屋の扉を開け、1階にあるリビングに向かう美紀。

 今のうちに蓮見も朝の身支度を終わらせる為に階段を降りて洗面所に向かう。


 部屋に戻ると手際がいいらしく、美紀がおにぎり1つとお茶を持って蓮見の帰りを待っていた。そのままクッションに座る美紀の隣に行く。

「食べていい?」

「うん」


 蓮見が美紀に作ってもらったおにぎりを食べていると美紀が話しかけてくる。

 美紀の右手にはピンク色のスマートフォンがあり、『YOUR FANTASY MEMORY』の公式サイトにアクセスして、ある提示板を表示していた。



 67 名前:綾香

 9時からボス部屋開放ーーー!

 楽しみだーーーーー!!!!


 68 名前:???

 攻略組はダンジョン前で待機中


 69 名前:???

 楽しみ


 70 名前:綾香

 まだ【神眼の弓兵】はいないよね?


 今日は彼がまたなにか面白い事をしてくれそうな予感がする!!!

 


 71 名前:???

 >70 毎回フラグ立てるなwww


 歩く天災はなにするかマジでわからん


 72 名前:綾香

 >えーいいじゃん

 何かあったほうが絶対楽しい!!!



 73 名前:???

 とりあえずまずは自分の攻略してから

 

 74 名前:???

 そうだな


 75 名前:???

 同感



「何か皆楽しそうだよね。あー私もワクワクしてきた!」

 蓮見の部屋に楽しそうにする少女の声が響く。

 気持ちが高ぶっているのか朝からとてもテンションが高かった。


「そうだな。良し! ご飯食べたし行くか!」


「おぉーーーー!!!  なら今からギルド前集合で!」

 もう慣れたのか勢いよく窓から飛び出て自分の部屋に戻っていく美紀。

 蓮見は早速ハードに電源を入れ『YOUR FANTASY MEMORY』にログインする。


 ログインするとギルド前には沢山のプレイヤーが集まっていた。

 更に今回のアップデートで導入されたらしく視界の左隅には自分のHP、MPゲージ以外にパーティーメンバーのHP、MPゲージが表示されていた。これで仲間のピンチにいち早く気が付けるようになった。


「お~い、紅」

 後ろを振り返ると人混みの中から美紀の声が聞こえてきたが、正直人が多すぎてどこにいるかわからなかった。


 しばらくすると小さい体を器用に利用して人混みから出てきた美紀が姿を見せる。


「ふぅ~。これはしばらく落ち着きそうにないわね。とりあえずエリカと合流してのんびりモンスターでも倒しながらボス部屋に行きましょう」


「そうだな」



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