表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とりあえずカッコいいのとモテそうなので弓使いでスタートしたいと思います  作者: 光影
一章 神災者爆誕と俺様全力シリーズ伝説

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

224/685

宣戦布告された者達


 ミニイベントが告知されからは各自各々の時間に合わせて強くなることを前提とした自由時間を過ごしていた。


 なお今回のイベントに関しては全員で話しあった結果、美紀、七瀬、瑠香が上位入賞を狙い、蓮見はのんびりと楽しむ事を前提にそれぞれが動く方針となっている。そしてエリカは蓮見の応援係と今回は参加しないことで決定した。


 蓮見は新技開発に再び苦戦し悩み始め気分転換にでもとギルドホームに来ていた。

 すると美紀達が遅れてやって来る。


「そもそもギルド認定書【一】って具体的にはどれくらいアドバンテージあるのかな?」


 美紀が七瀬に聞きながら歩いてやってくる。


「そうね~」


「やっぱりそうなるよね。ルナは想像つく?」


「私はサッパリです」


「よね~」


 三人共ギルド認定書【一】が欲しいとは思うものの初めてのアイテム故にどこまでそれが今後役立つのかと少し悩んでいた。そのまま悩みの種が違う三人が蓮見のいるエントランスにやって来ては近くにあった三人掛けのソファーに並んで座る。


「紅はなんかわかる?」


 七瀬の問いかけに蓮見が答える。


「サッパリです。とりあえずわかるのは俺だけが弱いってことですね……」


「……そっかぁ。話しが噛み合ってない気がするけどわかったよ」


 七瀬はこれ以上は何も聞かないようにする。

 弱いとはさて誰を基準にこの神眼様は言われているのだろうかと少々疑問に思ったからだ。

 初心者の癖に自分達の背後を追いかけてくる人間を世間的に弱いとは言わない。トッププレイヤーを基準にしたら蓮見は弱い。つまり普通の相手が敵の場合、蓮見は異常(強い部類)だと言う事だ。


「まぁ私達が協力すれば一人は確実に入賞できるだろうけど……そこまでする?」


 三人が悩んでいる理由はわざわざ協力して確実性をもってまでして入賞を取り行く必要があるのかということだ。イベントは勝ちに行きたいし、暴れたい三人。なのでできれば一人自由行動でと内心思っているのだ。


「そうね~、どうせ最後は手に入れられるのよねー」


「だよね、私暴れたいよーお姉ちゃん」


「気持ちはわかるけど……」


「私も暴れたいわよー。でも後でそれだとあの時ーってなるかもしれないじゃん」


「ですよねー」


 イベントで勝ちに行きたい気持ちと大暴れしたい気持ちに葛藤する三人を見て蓮見がある事を思い出す。


「あっ! 里美?」


「なに~」


「さっき綾香さん来て俺に「次のイベントで【深紅の美】ギルドは【雷撃の閃光】ギルドが全力で戦う相手に相応しいと判断したからさ悪いけどギルド単位で狙いに行くからまた戦ってよ!」ってわざわざ言いに来たから、「俺達で良ければ相手になりますよ!」って言っておいたから伝えておく」


「「「…………は!?」」」


 驚く三人。


「いやいや、待って!」


「無理。だってさっきルフランさんからも宣戦布告されたから」


「はい!?」


「綾香さんと入れ替わりできたルフランさんが「今度はお前とそのギルドメンバーの首も貰いに行く。お互い今度は全力で戦いたいと思っている。だからこの短期間で仕上げてこい。俺はお前達を対等の敵としてみている」って言われた。それを聞いた綾香さんが「なら私達とも戦おうよ」って言って意気投合して二人が帰って行ったから」


「「「…………」」」


 蓮見の思わぬ言葉に三人が言葉を失う。


「つまり今回のイベントはミニイベントと小規模イベントでありながら私達は全員あの大型ギルド二つに狙われるって言いたいの?」


「そうなりますね」


「紅さん?」


「どうした?」


「普通だとこんな小規模ギルドは相手にされないの知ってますか?」


「うん? そうなのか?」


「……はい。だからそうなった時点で私達はある意味絶望的な状況なんですよ?」


「でも三人がいるからなんとかなる! と俺は信じてるから!」


 なんとも他力本願の一言に三人が苦笑いする。

 そして思う。

 今まで悩んでいた時間を返せと!

 それから。

 もっと早く言え!

 と思ってしまう。


 だけど怒りより血がゾクゾクしてしまい高揚感が溢れかえってきた。


「なら私達はチームで動きましょうか?」


「そうね。ってか三人で百人以上から狙われると考えたら結構燃えてくるわね」


「だね! 私は同じ女性として綾香さんと一番戦いたい!」


 三人の戦闘本能が疼き始める。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ