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スターダストに導かれて  作者: ふぁーぷる
7/8

ときめきが止まらない。

血の系譜を継承させる意義は高尚で尊き事。でも今生での事情で血を直接引き継げない人も居る。私の身内にも居た。おばさんや幼き従姉妹。でも私に想いを告げてくれた。私の分も繋げてねと。勿論、私の脳裏にはちゃんとその想いを引き継ぐ確固たる記憶を血に浸透させて想いを薄れさせまいと決意している。同じ想いを馳せる仲間は直接的、間接的に血の系譜を引き継いで行く。

 マングローブのアーチを潜ってティンダハナタの回廊へと向かう。

 深緑の隙間に青い海がキラキラしてる。

 まるで夢の世界。

 歩きながら僕らは会話する。


「学生だよね」

「そうだよ、君と同じ年頃だよ」


「じゃ、18、19歳か」

「そう」と微笑む顔。

 初めて少女の顔を直視出来た。


 可愛いい、いや、可憐、いや、清楚。

 全てを網羅して見える。


 服装は首元が広く開いた白いワンピースに白いハット。

 手首に白い貝殻の腕輪。

 赤いハイヒール。

 ほんと夏の少女だね。


 回廊は熱帯の植物が生い茂り生命力に溢れた道。

 ティンダバナの珊瑚礁が隆起したこの古代の巨大な岩山の岩肌の周りを巡る様

 に道が続く、所々に岩が突出して結構アドベンチャー。

 少し息を切らして付いて行く僕を振り返るたびにニコニコと微笑んでくれる。


 楽しい楽し過ぎる。

 怖いほどに楽しい。


 時間よ止まれ!

読んで頂きましてありがとうございます。

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どうぞよろしくお願い致します。

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