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スターダストに導かれて  作者: ふぁーぷる
4/8

秘密の行動。

群れる事に慣れた僕が秘密の単独行動。

僕を突き動かすのは初めて感じる想い。

どうしてもあの少女に会いたいんだ!

 群れる事に慣れた僕が秘密の単独行動。

 どうしてもあの少女に会いたいんだ!


 〜○〜


 そんな〜。


 一瞬目を離した隙に消えちゃった。


 レンタカーで次の採取ポイントに向かう車中。

 僕は胸のドキドキと逃してしまった喪失感とでまるで恋のサイクルを短時間で

 一巡した様な心の混乱が続いている。


 あの短い時間でも聞くべき事や話すべき事が沢山あった筈なのにチャンスを逃

 した。

 19年間一度も無かったこのシュチエーションを簡単に逃してしまった。

 もう逢えないだろう。


 極めて女子との免疫が無い僕らは出逢った相手がそのまま好みの基軸となる。

 あの少女の表情、声、南風を伝って来たと思う香り、今振り返る僕の頭には好

 みの女性像として確立されてしまった。

 白いハットに白いワンピース(多分あれはワンピースだろう)も好みとなって

 いる。


 前に先輩に聞いた事がある。

 男は一番最初に好きになった人を一生追い求める。


 多分今がその瞬間だろう。


 昆虫倶楽部の活動は夜遅くと早朝から午前中までだ。

 要は昆虫が活動する時間帯に昆虫倶楽部のメンバーも活動する。


 お昼からはメンバー全員休憩時間。

 その昼間に彼女を探しに行こうと決意する。


 昼飯をホテルのレストランで済ませると皆んなは冷房の効いた部屋でお昼寝。

 僕はフロントでこっそりとレンタル自転車を借りてティンバナダに向かう。


 秘密の単独行動だ!


読んで頂きましてありがとうございます。

出来ましたら、ポイント評価 / コメント頂ければ嬉しいです。

励みに更に執筆への勇気となりますです。

どうぞよろしくお願い致します。

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