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短編

貴方にピッタリの一冊、お探しします

作者:有月 晃
ブラインドを上げて窓を開くと、そこには紫陽花が朝露に艶やかだった。

梅雨の湿った空気が、店内に流れ込む。祖父の代から続く、住宅街の中の喫茶店。僕が継ぐと告げた時、病床の父は物言いたげな眼差しをこちらに向けながらも、反対はしなかった。

半地下構造の店舗。使い込まれたサイフォンが並ぶカウンターは残しながらも、僕は思い切ってテーブル席を撤去した。壁面に書棚を並べて、がらんとしたスペースにも浮き島の様に陳列棚を配した。

こうして、僕の店がスタートした……

――――――

初出はエブリスタ。

三行から参加できる超・妄想コンテスト「本屋さん」参加作品です。

【短編 No.11】2017.6.27 初掲載
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