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第三章 新たな仲間

 〔サークルキルシュ〕

詠唱が終わると体の光りが消える。

すると周りから「ステータス」の声が次々と上がる。

ステータスの不明部分が見えるようになったお陰で能力とスキルが見えるようになったようだ。




父さんいわく、能力とはHP、MP、力、敏捷、魔法耐久、物理耐久、魔力の7つの構成でできている。

HPとは、生命力。0になると死亡。

MPとは、魔法量。0になると気絶。

敏捷とは、単純な速さ。

力とは、攻撃の強さ。

魔法耐久とは、魔法的な攻撃からの耐性力。

物理耐久とは、物理的な攻撃からの耐性力。

魔力とは、魔法の強さ。

そして、能力の平均値は職業や素質によって、みなそれぞれ。

『農民』などは50、『剣士』などは100、『勇者』などは500

あれば上の位だろう。

そのなかでも、『魔術師』などは、能力にバラつきがはげしい。

レベル1なのに、MP・魔力・魔法耐久は200あるが、それ以外は50以下になることが多い。

そして、スキルとは、専用スキル・レアスキル・ユニークスキルの3つにわかれる。

自分が就いた職業ジョブから貰えるスキルを専用スキル。

偉業を成し遂げるか、資質があることで神から与えられるレアスキル。

神に、愛された者だけしか与えられないユニークスキル。

このことを教えてくれた父さんに初めて感謝する。




 「ステータス」

 名前 アーデス レベル1

 職業 英雄の卵

 能力 HP1000/1000 MP800/800 力900 敏捷800 魔法耐久800 物理耐久1200 魔力800

 状態 なし

 スキル 専用スキル 資格レベル1 固有スキル 解放レベル1


ツッコミたい所がありすぎて……。

 「そこのお二人さん少しだけいいかな?」

突然の声に反応し顔を向けると先ほど睨んでいた女性が自分とスノーを睨んでいた。

 「何か用かしら」

スノーの声に少しトゲがあるように聞こえる。

 「さっき、そのー、パーティーの話をしてたよね?そのパーティーに私も入れてくれたらなーって、職業ジョブは後衛職で詳しくは私が泊まってる宿とかで話したいかな」

予想外の回答に、次はスノーが睨んでいた。

ここは、俺が話すしかないな。

 「さっき、俺とスノーのこと睨んでいたよな?なんでだ?」

 「え?あぁ、その事もあとで話そうかな、この話を聞かれてパーティーメンバーを増やしたくないかな」

理由はわからないがここで話したくないらしい。

 「じゃあ外に出て君の泊まってる宿に向かうか」

 「わかった」

スノーはまだ彼女のことを睨んでいるが、話ぐらいは聞いてくれるらしい。

そして赤髪の彼女が先頭を歩き、目的地に向かう。

その途中、母さんから聞いたエルフやドワーフ、獣人族であろう人たちを目にした。

そんなことを考えながら歩くと、目的地に着いた。

だが、そこには自分が一生入らないだろう豪華な宿があった。

 「もしかして、彼女は金持ちなのかな?」

先頭を歩く彼女に聞こえないよう、スノーに尋ねるが無視をされた。

無視するのは、やめてくれないかな?

悲しいから。

次回は、二倍ほど長くします。

今回も若干短くなりました。

申し訳ございません。

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