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悪魔団  作者: レイジネス
7/10

第七話 能力発現

マモ「…うぅ」

僕は目を開ける

目の前にはただただ“白“が広がっていた

僕はここは何処なのかと辺りを見渡す

そこにも“白“が広がっていた

どこまで続いているかわからない

マモ「…ここは?」

僕は小さくそう呟く

真っ先に思いついたのは死後の世界という可能性

伯爵の男に殺され、ここが死後の世界だと言うならば納得できるだろう

それに僕には夢の中にいるようなそんな感覚があった

と、そんな事を考えていると

バグ「ここはお前の精神世界のようなものだ」

背後から声が聞こえた。僕はそれに気付き振り向く

そこには黒髪ショートヘアの男が立っていた

マモ「お前は…誰だ?」

完全に初対面である

だが、不思議とこの男に対して敬語を使う必要はない

むしろ、本能が使いたくないといっているようだった

そして…そんな問いに対してその男は

バグ「…フッ」

とても…とても切なそうな笑みを浮かべた

マモ「…なんだよ…その顔。」

僕は思わず、そんな言葉をかける

バグ「あー…忘れてくれ、で?なんだって?俺が誰か?それはお前の師匠に聞いてくれ。そんな話は後だ後」

そう言いながら、男は一歩一歩こちらへ近づいてくる

師匠というのはジャスティアさんのことだろうか

そうして、そいつは頭に触れながら

バグ「謝りたいんだ。ちょっとお前の体を借りている時、無茶しちまってな」

マモ「借りている時…って?」

バグ「文字通り、お前の体を借りていたんだよ。いわば、二重人格的なものだ。でだ、その時にまぁ、詳しいことはお前の師匠が教えてくれるだろうがかなり傷めちゃってなぁ…一様謝っておこうかなと」

何故か…俺の頭を撫でながらそんなことを言ってくる

なんともまぁ、律儀なやつだ

バグ「そして…もしお前が良ければなんだが…」

そんな前置きを置きながら、そいつはある提案を出してきた

バグ「お前がピンチの時に体を貸してくれればその状況を打開してやろうと思うんだ。少なくとも今のお前よりかは俺は何百倍も強い」

そんな提案を

確かにそれはすごくありがたい

しかし…僕はその疑問を口にする

マモ「それはすごくありがたいけど…君のメリットがなくない?」

そう、この男にメリットというメリットがないのだ

バグ「メリット?そんなもの…良いんだよ」

そんなことをそいつはいった

バグ「俺はそもそも一回死んでるんだよ。だから、お前の体で生きれてるだけで儲けもんなんだ。それにな…」

と、言いながら男は続ける

バグ「お前が…大好きだからだ…」

僕はこの男と会ったことがあるわけではない

完全な初対面であろう

それなのに…こいつはなぜそんな事を言ってくれるのだろう

マモ「…まぁ、ありがとう」

そんな言葉しか言えなかった

他に何を言えば良いかわからなかったから

バグ「さぁ、そろそろ目覚めの時だ。あんまり時間かけすぎるとご師匠様が泣いちまうぜ?目をつぶれ」

そう僕は言われるがまま、目を瞑る

そして…僕に男は

バグ「また、会おう」

と、言うのだった


僕は再度目を開ける

そこには先ほどのような夢の中みたいな感覚はなく

見れば、目の前には天井が広がっていて

僕は目をパチパチさせる

そんな事をしていると…

ジャスティア「…だはぁ!」

横から安堵の声が聞こえてきた

横を見るとジャスティアさんが下を向きながら力を抜いているように見えた

マモ「いやあの…何?」

ジャスティア「いやぁ…すぐに治療を施したから死ぬことはないとわかっていたけれどさ…それでもやっぱ不安じゃんか」

どうやらかなり心配してくれていたらしい

僕は質問する

マモ「何があったんですか?」

ジャスティア「ん?ああ、それは」

そう言いながら、ジャスティアさんは僕が眠っていた頃のことを話してくれた

マモ「となると…あいつはバグか…」

ジャスティア「あー眠ってる時になんかあった感じ?」

僕も眠っている時のことについて話した

ジャスティア「…なるほど…だとしたら…いや?そんなこと…けれど…これなら合点がいくか…?」

するとジャスティアさんは意味深に独り言をぶつぶつ呟き始めた

そうしてジャスティアさんは僕に問いかける

ジャスティア「本当にその男…バグに見覚えはないのか?」

マモ「はい。本当に初対面の人でした」

ジャスティアさんもバグも意味ありげな発言をしていた

無論、僕にはもちろん意味がわからないため頭で渦を巻いていた

そんな中でジャスティアさんはまた話し始める

ジャスティア「とりあえず…奴、バグの能力は“鎖“だ。この鎖は特定のものを引きつけたり、何かを封じたりすることができる能力。というのが俺が戦ってみて気づいたことだ。もしかしたらまだ何かあるかもしれないがな」

マモ「鎖…」

イメージはあまり湧かない

ジャスティアさんは続ける

ジャスティア「で、驚いたのがこの後。実はお前が眠っている時にお前の能力を少し調べたのだ。するとなんと言うことかお前の能力は“鎖“ではなく…あー待て、そうだな…」

なぜか少し止まるジャスティアさん

マモ「僕の能力…と言うのは?」

僕はこの時…少しばかり…いやかなりワクワクしていたかもしれない

男ならば、誰しも思う夢だろう

もしも自分に能力があったら…と

ジャスティア「ああ、お前の能力…それは…」

そうして、ジャスティアさんは教えてくれた

その能力を

ジャスティア「“適応“だ」


“適応“

簡単に言えば適材適所

相手のどのような能力に対しても最適な能力を使える能力

ジャスティアさん曰く、“俺がみてきた中で最強クラスの能力“

と言うことらしい

この能力の強みは至って単純

様々な能力を扱うことができるからだ

手数が増えるというのは能力戦闘において非常に有利である

そして、もう一つ

そのバグと僕の能力はまた違うものらしい

これもジャスティアさん曰く、“仮に二重人格で各人格ごとに能力があるとしたら納得がいく“

とのこと

そして…僕はその能力を鍛えるために



マモ「どこに向かってるんですか?」

僕はそんな声をかけていた

ジャスティア「ん?いつぞやかに話した俺たちの組織だよ。そこなら能力を鍛えられるし、いつか俺たちの組織に入るならば今のうちに紹介しておこうかなって」

僕たちは森の中をどんどん歩いていく

ジャスティア「ここだ」

ジャスティアさんはそう言った

マモ「あー…えっと?」

見れば、建物も何もない

なんでこんな場所で止まったのか

そんな事を考えていると。

ジャスティアさんはおもいっきり地面を踏んだ

すると…どこからともなく扉ができてきて…

『ガチャリ』とジャスティアさんはドアノブをひねる

扉の後ろには何もないのに…そのドアの中には空間があった

そして…その言葉をジャスティアさんは告げる

ジャスティア「ようこそ…俺たちの組織…“世界平和共存連合“へ」

どうも!レイジネスです!

今回は主人公マモの能力と

悪魔団と対をなす組織、世界平和共存連合が出てきました!

いやぁ…もう全てが楽しみ!!

次回はこの組織のメンバーがたくさん出てくるから

ぜひ!!次回もみてねー!!

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