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悪魔団  作者: レイジネス
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第十一話 戦闘特化の最高責任者

僕はその異質な雰囲気に思わず後退りそうになる

…が、僕は足に力を込めて、グッと堪えた


「せっかくやで、戦おうや。君は殺すきで。俺は殺す気は毛頭ないけど…まぁせいぜいしなんといてくれや。君の能力も見たいし」


僕はいつでも攻撃が飛んできてもいいように測察を発動させる

圧気さんは前僕の壁羅を破壊したようにデコピンの手を前に突き出した

僕は前方に壁羅を展開する

前よりも熟練度がかなり上がっているため、硬度もかなり上がっているはずだ


(来るっ…!!)


そう思っていた次の瞬間…

『パリーン!!』という音と『バン!!』という音がほぼ同時に鳴り響いた

僕は思わず呟く


「マジ…ですか…」


目で追えなかった

壁羅を破壊され、その圧縮されたエネルギーが壁にぶつかった後、数秒経ってやっと理解できた

そんな…一撃…


「素晴らしい防御性能ですわ〜。見惚れてたら外してしまったやないか?」

「お世辞ですか?」

「まぁ、お世辞ではないな。外したんはわざとやけど」


まぁ、お世辞かどうかは置いておいて、外したのはわざとだろう

そして、初めてこのデコピンを食らった時と明らかに速度が段違いで少し驚いてしまったが…

よくよく考えたら、あれはあくまで『これくらいの衝撃で壊れるよ〜』的な

なんとなくで打った一撃なのだろう


「ただ…」


その前置きを置いて、圧気さんは告げる


「次は…当てるで?」


と…

そして、再度、圧気さんはデコピンの準備をする

僕はその手をよく…よーく…観察する

やがて、それは僕の右肩を狙って理解する

僕の壁羅ではあの高密度のパワー砲のようなものを防ぐことはできない

無論、強化もとい一点を使用した肉体強化による防御でもどうにもならない

だが、僕は持っている

それは、いつぞやかの“電気“と同じで“適応“の能力に備え付けられている能力の一つだった

僕はその言葉を口にする


『アンビータブル』




何が起こったやんや?

俺は動揺していた。

俺は“還命“を会得してるから多少のダメージなら意図も容易く治すことができる

だから、ちょいと肩をかすめてやろおもて、マモの右肩を狙った

…そして、それは確かにマモの右肩に命中した

だが、見て俺は目を見開いた

マモはその攻撃で一切のダメージを負っておらんやないか

それはまるで初めからそんな攻撃などなかったと言わんばかりに

俺は問いただす


「お前…今何したんや?」


考えられる方法は2つ

1.何らかの方法で防御した

俺はマモのエネルギー量を見る

500万で…今は490万

つまりは10万程度のエネルギーで防御つうことやな

となれば、まずこの可能性はない

どんな能力を使ったとしても…エネルギー応用術があったとしても…

熟練者であってもこの攻撃を10万程度で防ぐのはまず無理や

ジャスティアさんならワンチャンあるかもしれんが…

まぁ、少なくとも今のマモの技量でこのデコピンを防ぐのは不可能やと思う

なら二つ目の可能性

2.何らかの方法で攻撃を“無効化“したか

ジャスティアさんからマモの能力は複数の能力の複合体のようなものってことは聞いとる

なら、そんな能力が備え付けられていてもおかしくないつう話や

てか、一つ目が不可能なのだから消去法的に二つ目の可能性しかないんやから。まぁ、そう言うことなんやろな

そうある程度推測がついてきた時


「流石に自分は聞いといて自分自身は教えないなんて…そんなの理不尽ですからね…」


そう言ってマモはその謎を解き明かしてくれた


「さっきの能力は“不変“。僕の肉体の状態を能力発動時に一切変わらなくさせる。そんな能力です」




“不変“

個人的な防御最強の能力

さっき言った通り、能力発動時は肉体の状態を一切変わらなくさせる

それはどんな攻撃も受け付けず、

毒を受けようが、水の中に鎮められようが、火で焼かれようが…

その状態は常に能力発動前の肉体の状態から変わらない

ただ、もちろんデメリットもある

デメリット1、エネルギーの消費が途轍もなく激しい

さっきはその不変の効果を右肩のみに集中させた

そして、その発動時間は1秒にも満たなかっただろう

だというのに、そのエネルギーは10万程度消費してしまった

きっとそれこそ、それを全身に適応させれば僕のエネルギーはすっからかんになってしまうだろう

デメリット2、不変効果を適応させた部位は動かすことがきない

例えば、右腕全体にこの不変効果を適応させてみるとしよう

その状態で動くと僕の右腕は千切れる

なぜそのようなことが起こるか?

それは単純で不変効果とはその状態から動かなくすること

故にそのほかの部位が動いたとしてもその部位だけは動かないのだからなすすべなくちぎれてしまうと言う原理だ

以上のことから強いには強いが少し使い方が難しい能力となっている

しかし、これを使いこなすことができたならかなりの力を手に入れることができるだろう


「はは…なんやそりゃ…反則やないの…!!」


そう言いながら圧気さんは虚空を腕で払おうとする

今回はピンポイントな狙いではなく、広範囲な狙いなのだろう

さっき言った通り、この能力はエネルギー消費が激しい

だから僕は…


風突ふうとつ!!』


僕はそういうと上に浮き上がった

本当に便利な能力だなぁとつくづく思う

今度は能力“風“を使った回避だ

本来は相手との間合いをつめるために使う技だが…

まぁ、こんな応用方法もあるってわけだ

刹那、『バアアン!!』とデコピンの時よりも大きな音が鳴る

当たり前だ。何にせ、範囲が違うのだ

だが、僕はそれを避けたため、関係はない

僕は天井を蹴り、一気に圧気さんに距離を詰めていく

そのスピードは能力“風“をも使用しているのでとてつもないスピードだ

だが、圧気さんがこのスピードを追えないとは到底思っていない

予想通り、圧気さんはこちらを見た後、また、虚空に腕を振るった

空中であるため、避けられない

だが、良い

僕がわざわざここを避けた理由それは…


『アンビータブル!!』


僕は体の前の部分にだけ、不変効果を適応させる

刹那、後ろから『バアアン!!』と音がなるが関係ない

まぁ、不変の能力を前の部分だけとはいえ、やはり凄まじいエネルギー消費量だ

気づけば、エネルギーの量は10万程度になっていた

でも…それでも…!!


(ここまで頑張ったんだ!!一発程度は喰らわせたい!!)


そして…圧気さんの眼前まで僕は迫っていた

手を突き出せば…拳を突き出せば…当たる!!

僕は思いっきり拳を突き出す


「…壁羅」


その拳は…届かなかった

圧気さんの壁羅は漢字の通り壁だった

僕の壁羅と大違いだ

だが、それでも悔しいものは悔しい


「…これでも届かないのか」


と、言葉をこぼす

その言葉を聞いて…はたまた、慰めたいのか…


「…いやぁ…驚いた…まさか…ここまでとはね」


圧気さんは感嘆の声を漏らした

だとしても、僕はきっと顔に出てしまっているのだろう

その悔しそうな顔が


「そんなくよくよしやんといてや。マモが俺に勝てんのは当然のことや。俺はお前より強いからな!!でもな?俺は結構全力でやったつもりや。その全力を掻い潜って俺に拳を決め込む一歩手前まで行けたこと。素直に喜んでええと思う」


そう言いながら、圧気さんは奥の一階への階段へ歩いていく

そして、その階段一歩手前で圧気さんは首だけこちらを向けて…

ニコッと笑いながら、僕にそれを聴いてきた


「…褒美や。今日の夕食…何がいい?」


僕はそう言われると自分でも恥ずかしいほどに気分が晴れていくのに気がついた

僕は即答する


「オムライスでお願いします!!」


そう告げると圧気さんは笑みをこぼして、この場からさった

僕はその途端、大の字でその場に寝転んだ


「…ムカつくなぁ」


あぁ、本当にムカつく

全力でやったつもり…と言うの嘘だ

だって、彼は…五十嵐 圧木という人間は

僕との戦闘中…一切あの場から動いていなかったのだから…

こんにちは!レイジネスです!!

マモの能力の都合上設定を覚えるのがかなり大変だと思いますが…頑張って!!

また、今回出てきた不変の説明を理解するのはかなり手間取ったと思いますが、多分、マモくんが現在有している能力の中で一番難しいのがこの不変だと思うので安心してくださいな!!

まぁ、いまんとこ動けない代わりに無敵って感じですね!!

あとは圧気の強さにまだまだそこが見えなくって…ふぅ…怖いね!!

圧縮にはまだまだ他の能力効果もあるとかないとか…

そんなこんなで是非!!次回も楽しみにしてくださいな!!

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