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小説家

作者: 小さな小説

 私はなかなか作家に慣れない、駄目小説家三島ちほり一人で書いている。

 小さな頃からの憧れだった仕事、作家になるべく専門学校にも通い沢山勉強してきた。

 なのに、卒業してからもう五年が経つ……のに売れもしない、雑誌の端っこすら乗らない人生を毎日送っていた。

 そんなある日、(ピーンポーン)チャイムが鳴った。

 外へ出ると「初めまして! 私YK出版の飯島と申します。」

 説明を聞くと私の出した最新号『春はまた来た』がネット上で話題になったらしく、それを本にしてみないかと言う話だった。

 私は思わず「是非! 」といってしまった。


 それから数日後、百万部もの売れそれがきっかけで私は人気ベストセラー作家になった。

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