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機械仕掛けの少女と異能力者  作者: 篝火悠子
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第2話

不定期投稿です。

下手なので許してください。

第2話 少女

何となく気だるい朝。いつものように通学路を歩いていると、後ろから声をかけられた。ふと後ろをむくと、そこには幼稚園からの親友の幸司がいた。急いできたのか髪がぐしゃぐしゃの幸司に対し僕は「いつもは遅刻ギリギリなのに早いな。明日は槍でも降るんじゃないか?」と、含み笑いをしながらいった。すると、幸司はムスッとしながら、「今日は早く起きれたんだよ。」と、いった。そんな会話をしながら、学校へ向かっていると、幸司は「そういえば、先生は何も言ってなかったけど、今日転校生来るぞ。」といった。「なんだよいきなりお得意の能力でも使ったのか?」幸司の能力は未来予知。あまり先の未来は読めないが、軽く2時間後の未来は読めると、前に幸司から聞いていた。「そうなんだよ!しかもその子は女の子で結構可愛いんだぜ!」と言った。「へー」興味がない訳では無い。でも僕はそんな呑気な返事をしていると、いつの間にか学校へ着いていた。しばらくすると担任も来て、ホームルーム。担任は「えー唐突ですまない。今日このクラスに転校生が来ます。入ってくれ。」と、言った。朝幸司が言った通り。転校生が入ってきて、一気に教室がざわついた。茶髪のロング。少し細めの二重。身長はそれほど高くないが、細い体。幸司が言った通りの可愛いというか美しい女の子だ。その女の子は落ち着いた声で、自己紹介を始めた。「雛瀬 夜瑠です。」声も人間かと思えないくらいに美しい。そんな声に聞き惚れていると先生が、「雛瀬の席はそうだなぁ。一之瀬の隣にするか!」と、言った。(え…えぇぇえ!!)僕は驚きを超えて呆気にとられた。そんな僕を置いていって先生は話を進める。雛瀬さんは、席に座ると笑顔で「よろしくね。」と言ってきた。僕は、「よ、よろしく…。」と、めちゃくちゃ緊張してもはやコミュ障なの?と、疑われても不思議じゃない言動だった。その後は、不思議と普通で、授業についていけてるのか不安になって何度もチラ見したけど、特に問題ないというか、そんな簡単に……と思うほど完璧な解答だった。僕がわからなかったら、優しく教えてくれるしで、完璧な女子。いわば高嶺の花とか言うやつだ。(まさかこんな子が転校してくるなんて…アニメとかでもよくあるやつじゃん……。)とか思っていると、雛瀬さんが話しかけてきた。「今日はありがとう。あの、これから良ければ街の紹介してくれないかな。」と、言ってきた。(は、はいぃぃぃい!!)僕、今日殺される……そんなことを思いながら、雛瀬さんに街紹介をしていくことにした。

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