月夜に浮かぶ舟~紅玉髄と蒼玉を守る巫女と鬼の棲む島
パン屋を営む田坂日向子は運命的な出会いで天涯孤独の灯を引き取った。灯は日向子や従業員の新治と時夫と共に穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日とある島の神事「島渡り」に参加したことで忘れていた記憶を取り戻し始めた。灯は日向子と新治と時夫の力を借りて自分の過去を探してある村に行くことにする。そこで灯は自分がしなくてはならないこと、自分と新治と時夫の間にある深くて悲しい因縁を知るのだった。時夫は自分の全てを奪った災害の事実を知り復讐のため灯を利用し全てを壊そうとする。だが、自分が封印の巫女の末裔で有ることを知った灯は鬼と呼ばれた一族の末裔の新治と共に禍を封印し時夫を暗闇から救おうとするのだ。
これまでの平穏な日々を取り戻すために…
「どんなに辛いことがあっても、お腹はすくし明日は笑えるようになる」
という日向子の言葉を胸に。
これまでの平穏な日々を取り戻すために…
「どんなに辛いことがあっても、お腹はすくし明日は笑えるようになる」
という日向子の言葉を胸に。