表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/36

27.堪らなく不味い

 エルフの住む村といえば、人間が寄り付かないように不思議な力で守られている。何人たりとも無断で侵入することは不可能。かつての僕は、そんなイメージを持っていた。


 ただ、実際のところ……全然そんなことない。僕が入っちゃってる時点でお察し。そもそも、こんなに広い村を隠し通せる訳がないよね。いや、仮に可能だったとしても、現実的ではないだろう。


 不思議な力で守るためには、何らかのエネルギー源が必要になるから。例え魔法が存在する世界でも、無尽蔵のエネルギーなんて有り得ない。


 じゃあ、どうやって村を外部から守っているか。簡単な話。「ここから先はエルフの住む場所だから、勝手に入っちゃダメだよ」と、お隣の人間の村では言い伝えられているそうだ。クリムの話を信じるなら。


 平たく言えば、このメシマズの村は外縁がグルリと森で囲われている。森を抜けたら、エルフの村。だから入っちゃダメ。森が国境みたいな役割を果たしているとみた。


「グルメさーん? ちゃんと聞いてますかぁ~?」

「聞いてる、聞いてる。少し考えごとをしてただけ。それで、何の話?」

「うえっ!? 聞いてないじゃないですかぁ!」


 クリムの家を出発して、既に20分くらい歩いただろうか。


 相も変わらずピョンピョンと進む彼女を、ただひたすらに追い掛け続け――早くも疲れてしまった。


 まだ仕事が始まってすらいないのに! はぁ……先行きが不安でならない。


「だーかーらー、お仕事のお話ですよぉ~」

「あぁ、何だっけ。植物が、どうとかこうとか……」

「植生調査ですっ! 重要なお仕事なんですからぁ! 気合いを入れてっ!」

「その、()()()調べるの? あの広大な()を……」


 都会育ちの僕には信じ難いが。クリムの話では、村を取り囲んでいる森を()()()調べるというのだ。樹木を一本一本。なんて気の遠くなる作業。


「もちろん、一人で全部は無理ですよ? ちゃーんとエリアを分担しています。ざっくり説明すると……決められた範囲の植生を、決められた期間ごとに定期的に確認して、監督の先生に報告する。これが私のお仕事の一つ目ですっ!」

「えっ、一つ目? 他にも兼業してるの?」

「兼業というか、同じ職業というかぁ……つまり、色々とやるお仕事だと思ってください。でもでもっ! 一番重要なお仕事がこれですからねっ!」

「ふぅん。何でも屋さんみたいな感じか」

「ミキサちゃんのお仕事よりも、自由に休めるのが良いですよねぇ」


 概要は何となく分かった。メインのルーチンワークが植生調査で、その他の業務は別途依頼される。いつ働いて、いつ休むかも、自分の裁量次第。ただし、監督者がいるからサボってはいけないと。


 同時に、クリムが住宅地から離れた場所に住んでいる理由も判明した。


 通勤が大変だから――!!


 実に人間らしい理由。僕も共感できる。そりゃあ、通勤は短い方が嬉しい。じゃないと、いつも今日みたいに死ぬほど早起きする羽目になる。


 多分、そのエリアの仕事を担当する者の住まいとして、代々受け継がれているのだろう。


「なかなか興味深いなぁ。クリムみたいな職業のエルフが、村の端っこに点在してるってことか。ちなみに、どうして植生を調べてるの?」

「もぉー! 聞いてなかったんですかぁ! そういうお仕事だって!」

「違う違うっ! どういう()()で、植生を調べる必要があるの? しかも、定期的に。重要な仕事なんでしょ?」

「それはですねぇ……あっ、到着でーす! どうですかっ! ここが私の担当エリアですよ!」

「うーん……森。どうかと聞かれても、森。以上」


 自慢げに紹介されても、森は森。良い森なのか、悪い森なのか、僕には区別が付かない。だって、森初心者だから。


「ありゃあ。グルメさんには早かったですかねぇ。でも、大丈夫ですっ! これから私が、森の良さを存分に教えてあげちゃいますからぁ!」

「森の良さ。クリムは森オタクだったのか。エルフの間では『森』っていうジャンルがメジャーなのか? うーん、不思議」

「へっへーん! グルメさんを森の沼に引きずり込んでやりますよぉ~!」

「森の沼!?」


 初めて聞いたよ! 森の沼に引きずり込むって! 物騒だな!!


 いやいや、沼は沼でもそっちの沼じゃない。クリムが言うのは、森というジャンルの沼だろう。全く、恐ろしいワードが飛び出した。


「物理的に引きずり込まないでね? もし沼にハマったら、助けてよね?」

「ふふっ。分かってますってぇ~。よーしっ! お仕事の準備はいいですね? グルメさんとの初めての共同作業、開始ですっ!」

「初めての共同作業――!?」

「うえっ? 何かおかしかったですかぁ?」

「いや、間違ってないけど!! でも違うんだよなぁ~!!」

「はいはーい。訳の分からないこと言わないで。まずは、あの木からっ!」


 クリムが指差したのは、既視感のある赤い果実が生った木。


「あっ、あれは……ドロベチャの木!!」

「おぉー。グルメさん、よく覚えていますねぇ。優秀です」

「違うんだ! 忘れたくても、忘れられない――!!」


 あのインパクトは! 不味さとのファースト・コンタクトは! 一朝一夕で忘れられる代物ではない!


 今でも鮮明に思い出す! お前は二度と! 果物を名乗るな!!


「ではでは、さくさく行っちゃいましょう!」

「待って。まだ具体的に何するかも聞いてないし、そういえば質問にも答えてもらってないような……?」

「そんなの、やって覚えればいいんですよぉ! 見て学べばいいんです! 何度も繰り返して、体で覚えるっ! 失敗しても、挫けず何度でも挑戦するっ!」

「あっ、クリムが珍しく良いこと言ってる」

「えへへー。という訳で、グルメさん登ってください」

「……えっ? 木に?」

「木に」


 実のところ、一度も登ったことはない。これが人生初の木登り体験。


 クリムはニコニコ顔で僕の腕を引っ張っている。そんなに登らせたいのか……?


「……無理じゃない?」

「無理じゃないっ!」

「だって、落ちたら怪我しちゃうよ? 高いところも、得意じゃないし……」

「またまた我がままですねぇ~。言ったじゃないですかぁ。とにかく挑戦あるのみっ! 落ちても骨が折れるだけっ!」

「なおさら嫌!」

「いいから、行ーくーよぉー! のーぼーるーのー!」

「オゴオオオォ!? 首輪を引っ張らないで! 嫌だァ……!! あっ、これは! 動物病院を嫌がるペットだ! っていうか、スパルタ! クリムって思ったよりもスパルタ! 待って、せめて練習させてえええええええぇ!!」



   ☠



 ダメだった。登れなかった。


 練習とか、そういう次元の話ではない。根本的に才能がないと思う。木登りの才能が。まぁ、森で遊んだこともない人間に登れというのが無理な話だ。


「いいですかぁ? この木は、ここを持って、そこに足を掛けて、こうっ! ほらぁ! この高さまで来たら、あとは簡単でしょう? とっても登り易い木ですよぉ~」

「うわぁ。するする登ってるよ。人間技じゃない。いや、人間じゃなかった。さすがはエルフ。大自然の申し子。これがホントの森ガール」

「森がある? ここは森ですからねぇ。森があるのは当たり前っ!」

「もう、それでいいよ……」


 身体の作りが違うのだろうか。そもそも僕の筋力が足りないような。異世界に来てから、死ぬほど痛感している。


 仕方ない……筋トレするか。


「ただ、仕事を見て分かったんだけど、木に登る必要ないじゃん!」

「おやぁ? 気付いちゃいました?」

「ええぇ……なんで登らせたのさ」

「お仕事は飽くまで植生の調査ですからねぇ。記録するデータは、どの場所に、何の植物が、どんな状態で、どれだけ分布してるか。登らなくても、私はこの木なんの木か分かりますっ! でも、いざという時ために登れた方がいいですよぉ?」

「いざという時?」

「例えば、怖ーいモンスターさんに遭遇しちゃったとか」

「……出るの?」

「逆に聞きますけれど、絶対に出ないって言い切れます?」

「言い切れない」


 森で仕事をするならば、木に登れて損はない。習得すべきスキル。筋は通っているし、納得もできる。唯一の問題は、登りたいと、登れるとは、天と地ほども隔たっていること。


 ……やはり、筋トレしかあるまい。筋肉は全てを解決する。


「ただ、安心してください。私でもまだ見たことないので。基本的に、この辺には凶暴なモンスターが生息していないですからねぇ。出てきたら村中で大騒ぎですよ!」

「だよね。だって、野生のモンスターは村へ自由に出入りしてるもんね」

「まぁ、登れた方がいい一番の理由はもっと別なんですけれど」

「そうなの?」

「木に登るとですねぇ、スッゴイ良い景色が見れるんですよぉ! それも、超オススメスポットがあるんですっ! あーあ。見せてあげたかったなぁ……」


 そんな目論見があったなんて。


 僕に絶景を見せたいがために。一緒に景色を眺めたいがために。今まで木登りの練習をさせていたのか。ちょっと胸が熱くなる。


 そうまで言われたら! 登らざるを得ないだろうが!!


「……分かった。今日は、無理だと思うけど。いつか必ず! 登れるようになってみせるから! ちゃんと筋トレするから! だから、その日を楽しみに待ってて」

「うえっ? 筋トレする日をですかぁ……?」

「登れるようになる日を!!」

「ふふっ。分かりました。待ってまーす。ちゃんと練習するんですよぉ」


 優しく微笑んで、クリムは仕事に戻った。


 彼女が手に持っているのは、マス目状の記録用紙。チェックシートに近いかもしれない。


 担当エリアがさらに細かく分けられていて、該当地域にどんな植物が自生しているか、何の木が何本生えているか、特に異常はないか。一つ一つ数えて、確認して、記入していく。なかなか大変な作業。


 断言しよう。僕だけじゃ、この仕事は絶対に無理っ!!


 まず、植物が分からない。大体全部、同じ木に見えてしまう。しかも、生えてる植物がどのエリアに該当するかも、自分がどこにいるかさえ判断できない。「グルメさんには無理ですよぉ」と言っちゃう訳だ。


 しかし、クリムの仕事振りを見ていると、目印や測量器具もなくそれらが完全に分かっているらしい。つまり、感覚的に。マジで体で覚えてる。エルフってスゴイや。生まれし頃より自然に囲まれているだけはある。


 そう! 今の僕は! クリムの仕事を()()()()()――!!


 完全にお荷物! 何も手伝えてないよ!


 なんてこった。仕事を舐めてた。異世界でも、世の中そんなに甘くないっ!


「あっ! グルメさん、こっちこっち! 来て来てぇ~」

「はい、何でしょうか! クリム先生!」

「へっ? クリム先生? 私が、()()!? ええええぇ! 一体どうしちゃったんですかぁ~!? 変なキノコでも食べちゃいましたかぁ!? 拾い食いはダメって言ったでしょう!?」

「食べてない食べてない! 今の僕にできるのは学ぶこと! だから、クリム先生っ! どうぞ、ご指導よろしくお願いします!」

「うええぇ……何だか、背中がむずかゆいですぅ……」


 そうは言いつつも満更でもない表情。加えて、耳がピーンと立っている。僕の持論だけど、先生と呼ばれて嬉しくない人はいないっ!


 仕事中は、クリム先生と呼ばせてもらおう。


「先生って呼ばれるなんて、初めてですよぉ~! クリム先生……ふふふっ。仕方ありませんねぇ。じゃあ、生徒のグルメさんに手取り足取り教えちゃいましょう! いや、グルメ君! いいですか、生徒のグルメ君!」

「グルメ君……!? また新しいワードが飛び出した」

「ふっふーん。そういえば、前に質問していましたねぇ。どうして定期的に植生を調査しているのか。周辺環境や生態系の把握、新種や外来種の発見、悪い侵入者の痕跡を察知。理由は多々ありますが、一番はこれなんですっ!」

「これは……」


 クリムが示した先には、一本の古樹。


 その幹には、ドス黒い斑点模様が浮かび上がっていた。


 明らかな異常。植物に詳しくなくても一目瞭然。


「木の病気、ですかね……」

「おおっ! 正解ですっ! さすがはグルメ君! この地域では、こういう事例がよくあるんですよぉ。植物の風土病が。ホントに困りものですよねぇ。人には害を与えませんが、長く放っておくと一帯の植物がぜーんぶダメになっちゃいます」

「なるほど。だから、定期的に見回る必要があるのか」

「私が病気を早期発見・報告して、駆除担当の部隊が出動する。こうして、私は森の平和を守っているのです! ねっ! とっても重要なお仕事でしょう?」

「めっちゃ大切だぁ……! ちなみに、病名は?」

「ダメダメ病です」

「ダメダメ病」


 間違ってはいないけど! そのネーミングセンスでいいのか!?


 まぁ、とにかく。メシマズの村の周囲を全て巡回するのは、とても大変な作業になるだろう。それを人海戦術とエルフの特性で解決したのが、この職業ってことか。


 病気の感染を、村の外縁で食い止めるため。内部への侵入を未然に防止するため。そう、全ては神聖な巨大樹を守ることに繋がるから。飽くまで僕の推測だけど。


「ではグルメ君も、発見したら私へ教えるように! ふふんっ!」

「はい、クリム先生っ!」


 先生と呼ばれて気を良くしたクリムは、普段よりも堂々とした態度で受け答える。これは新鮮で楽しいかもしれない。


 すると、彼女は大樹の陰に消えていった。次の調査エリアへ向かったのだろう。僕もクリムを追い掛けて――


()()()


 それは唐突に訪れた。


 突然の低い声に、僕は全身が凍り付いた――!!


 全く聞き覚えのない声。どこかに身を潜め、僕の背後から忍び寄ったのか。一切気付かなかった。


 間違いなく、男。エルフかどうかは、分からない。


 ドスを利かせて、()()()と言った。いや、動けない。動ける訳がない。


 視線を下げると――喉元には鋭利なナイフが。


 頸動脈を狙って、真っ直ぐに突き付けられていた。


「動くな。動いたら殺す。抵抗したら殺す。喋ったら殺す。妙な口答えしても殺す。そして、俺の質問に答えなかったら殺す」


 ……えっ? 詰んだ!


 喋ったら殺されるのに!! 質問に答えなくても殺される――!!


 どうすればいい!? どうすればいいんだァー!?


 間違いなく人生最大のピンチ。脳がパニックに陥る。圧倒的な死を目前にして、何もできない。動くなと言われる以前に、身体が硬直してピクリとも動かせぬ。冷や汗が玉になって零れ落ちる。恐怖に寒気を覚える。頭の中は真っ白。


「お前は、()()()?」


 ……えっ? ここで訳の分からない質問――!?


 正しい答えが分からない! 絶対に殺す気だろ! 最初から殺す気満々だったろ!? 助けて! クリム、助けて――!!


 が、届かない。心の声では届かない。


 どうして命を狙われているのか。心当たりは……色々とあり過ぎる。ただ、悪いことはしてないんだって。信じてください。お願いします。


「ちっ、だんまりか。仕方ない。場所を変えよう」


 よく分からないけど、質問に答えなくても殺さないでくれた。


 でも、場所を変えるって……? つまり、誘拐されるの? そうなったら、絶対にクリムには助けてもらえない! どうする、どうする!?


 両手が紐で固く縛られる。さらに、叫べないように猿ぐつわを――


――ギュッ





………





……









「おえええええええええええええええええええぇ!! ぶはっ! ベエッ! ごぼぁ……!! マッッッズ! 堪らなく不味いッ!! さっ、猿ぐつわァ――!! 噛ませられた布がっ! クッソ不味いぞおおおぉ! ペエッ! ねぇ、ちゃんと洗った!? カビとホコリの味がするんだけどォ! まさか、そういう手口で殺しにくるとはぁ! 吐き気を催す不味さッ! 年末の大掃除で使った雑巾――!! 零した牛乳とか拭いたでしょ!? 猿ぐつわに使っちゃダメェー!! 誘拐した人質が! 輸送中に死んじゃう! 不味すぎて! メーデー! メーデー! メーデー! 舌が救難信号を発してるぅ~! 許さんぞ! 貴様はタダじゃおかねえかんな――!! ぼおぉ……」

「ひいっ!? おい、騒ぐな! 騒ぐんじゃねぇぞ!!」


 誘拐犯すら怯む地獄の叫び。それも当然。


 さっきまでビクビクしていた男が、猿ぐつわを噛ませた瞬間! 豹変したっ! 物凄い力で拘束を引きちぎった! 初見じゃ誰だってビビる!


「くそっ、大人しくしやがれ!」

「こんなに不味くて! 大人しくできるかあああああああああぁ! だったら貴様が噛んでみろッ!! おらぁ!」


――グワッ




………





……









「ゲボオオオオオオオオオオオオオオオオオォ!! あがっ……ぎえええぇ! 何じゃこりゃあああぁ!? マズゥ! とにかく不味いッ!! カビとホコリの味がする! 雑巾だ! 確かに雑巾だこれ! 不味い不味いっ! 何というか、あれだ! 凄く不味い! 不味くて吐きそう! 吐きそうな不味さ――!!」

「おいおい! 語彙力ねえなぁ! そんなんじゃ、不味さ伝わらないよ!?」

「どうしてお前が上から目線なんだよぉ!?」


 初対面の二人が不味さを叫び合う。傍から見れば、楽しそう。


 いや、僕は必死なんだけど! ここまで謎の男と渡り合えるなんて! 奇跡! 不味さが産んだ奇跡! 忘れてたけど、相手はナイフ持ってる!


 そして、真っ向勝負で敵うはずがない。筋トレしてないから。


「いいから! 大人しく! しろぉ!」

「ごふっ……」


 ナイフの柄でいい感じの一撃を貰い、僕は為す術なく気絶する。


 薄れゆく意識の中で、考える。こんなに叫んだのに、どうしてクリムは気付いてくれないのか……あっ、音声吸収されてたァ!!


 そのまま、僕はどこかへと連れ去られるのだった――


「……あれぇ? グルメさーん? じゃなくて、グルメ君っ! どこですかぁ~? むぅ、おかしいですねぇ……さては、かくれんぼですね! よーしっ! 負けませんよぉ~!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ