現在のエースと未来のエース!
天界最高議会運営事務局には、各天界中央省庁から2名ずつ人材を派遣されている。
事務局長と補佐、3人の連絡調整係長は、各省の現在のエースが、そして、ポップやベルを含む5人の事務局員には各省の未来のエース候補が送り出されている。
ここで、各省の具体的な仕事を簡単に紹介しておこう。
生命管理省は、地上界の生命体について種別の年間生命数を管理している。6600万年前の恐竜滅亡を実現したのも当時の生命管理大臣のムーシャの手腕であった。さらにその後に、地上界の主導者となる人類という生命種を発明したのも生命管理省である。その後、生命管理省は人類繁栄政策を推進し、地上界の繁栄とともに天界での権力を増していった。名実ともに天界でトップの省である。
破壊省は、地上界に有害な生物や物質を破壊することが主な職務である。破壊省は、時に増えすぎた人類の個体数を減らすこともある。ウイルスによる人口削減や大規模な天災を起こすこともあるが、時に天地管理省の協力のもとで破壊省職員を地上界へ送り出し、国家の主導者に据え置き戦争を勃発させるなどして、人口削減したりもした。なお、生物を破壊するときは、生命管理省に許可をとる必要があるため、生命管理省と表立って争うことはできない。一方で、生命管理省も増えすぎた生命体を減らす際には、破壊省に依頼しなければならない関係にある。
自然環境省は、地上界の水、大気、森林、海洋、大地を管理する事が仕事である。破壊省が自然災害による破壊工作をとる際には協力することもあるが、基本的には地上界の環境維持を第一に考えている。
芸術文化省は、人類繁栄後に新たに設置された省である。時に地上界に職員を送り、人類に芸術文化を根付かせたり、時に人類の赤ん坊に芸術のタネを与え、その才能を開花させるなどして、地上界の芸術文化を促進させてきた。地上界での芸術文化が水準を上げるに連れて、徐々に天界での地位も向上してきた省庁である。天地調整省と協力して、地上界のテレビや映画、音楽や美術を天界に届けている。
天地調整省は、天界と地上界を調整することが仕事である。天界と地上界の間の通行路を管理しており、天界から地上界へ行くものへパスポートを発行している。また、地上界に天界警察を組織しており、天界人が地上界の秩序を乱した場合に逮捕、強制送還したりしている。一方で、天界と地上界の間の電波を接続しており、地上界の各種電波が天界に届くように調整もしている。
このような5つの省庁から集まったのが、天界最高議会運営事務局の10名のエース級人材なのである。