♂のロマン笑
第13章 「僕。覗きなんてしてません」
お風呂シーン。読者様はどう思うのだろうか。生憎作者は女なので覗きの良さは分からない。否、解せない。
静寂。いや、多分脱衣所にきて服を脱いだ私の胸に皆絶句している。
凍てつく静寂を破ったのは花見だった。花見は自分の胸を抱える様にして(胸はまな板)幻想の中にある自分の胸を撫でた。
「あれ?胸は何処にあるのですか?」
こいつ、、、目が死んでる。ずっと花見は自分の胸を(空気)撫でている。
「早くお風呂入ろうよ。冷えちゃうよ?」
内心胸は自由に操作できるので問題ないし、実を云うと皆のまな板を富士山みたいなことにもできるのだが。
脱衣所は十畳くらいしかなかったけど風呂は広いかな?
カラカラカラカラ、、、
檜の引き戸を引くと、、、
「うわぁ!凄く広いよ!朝日もよゆーで見れるよ!」
「広いですね、」
「すごいよ!」
嬉しい歓声が上がった。皆は朝日が見られる所を探して水面に浮かべた盆のお猪口から酒をちびちび呑み始めた。
露天風呂は4つあって、一番大きいのが朝日風呂。右に蒼桜風呂。左に竹風呂。右脇の階段を登って行ったところが天宮風呂。まずはもう少しで朝日が昇る朝日風呂へ身を沈めた。
いざ露天風呂をみると風呂だけで十五畳位はあった。解放感は抜群で回りの蒼桜の花弁が風呂にポトンと落ち、水面は蒼く染まっていた。竹藪や花や、、石の庭園もあった。
しかし物語には憑き物のあのこと。つまり
「覗きいないよねぇ?」
なんだかさっきからいやらしい視線をかんじるのだが、、、。




