「つるぺったん」
第12章 宿屋と言えば?
『さーてさてさて、モンスターハウスwでお金もたまったし、今日はいっちょ散財するか!』
『だめですよ!もう夜更けなんだしお店はやってませんよ!もう、、早く今晩の宿を探さなきゃ野宿になっちゃいますよ』
『ちぇ!ケチ!今日は少しグレードの高い宿屋に泊まりますか。ご飯楽しみだなぁ』
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少しずつだが酒場も盛り上がりをなくし始め、町の人々は酔っ払いを占める割合が多くなった。
宿屋街は街の北側にあり冒険者が建ち並ぶ宿を目にしてアーダコーダ言っている。
しかーし!もう宿は決めていたのだ。そこは北東にあり少し寂れてはいるが中はとってもきれいな宿だ。その名は!君の名は!
、、、
『えー!ここなのー?』
『、、、センスが悪いよ泣』
『宿屋嘶鳥の巣』
嘶鳥の巣はこぢんまりした二階建ての宿でご飯は無料!布団はフッかふか!だけど外観が残念だとして宿屋ランキングから外されているのだ。
どちらかといえば和風な旅館だが名前が名前なのですこし悲しい。
入ると若い女将さんがいらっしゃいと声をあげると周りのスタッフもおうむ返しのようにいらっしゃいませ、と声を張り上げた。
「いらっしゃい!大部屋かい?君たちのパーティーは五人いるね。じゃあ三階の梅の部屋に決まりだ!」
なんか勝手に決められたけど梅の部屋は襖に梅の絵が描いてあったり、障子を開けて庭をみると春の花が庭一面に咲き誇りまるで桃源郷のようだった。もう夜だし布団をひいて寝ようとしたとき、
「二人で寝たいです、、寒いから」
花見が側に寄ってきて耳に甘い吐息でそう語りかけた。
月明かりに照らされる花見の顔は元々白磁のような肌を一層蒼く照らしている。髪は蒼い光を反射し瑠璃色に光っている。
「いいけど」
「嬉しい」
「ほら、こっちにスペースあるから来な」
「おやすみ」
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「皆?起きてる?朝風呂行くよぅ」
朝6時。私はここは温泉旅館なので醍醐味の露天風呂に朝日を観ながら入ることにした。
ジャージにもんぺをはおり五階の蒼桜温泉に足を運んだ。
蒼桜温泉はゲルマニウムや疲労回復やいろんなご利益があるらしいが朝っぱらからお風呂に浸かっている人は居なかった。安心し、脱衣所に行き服を脱ぐ。
自分の胸の大きさには目を見張るものがあるが残りのメンバーは難しくいうと絶壁。まな板だった。
「ぺったんぺったんつるぺったん」
「まな板なのよ」
「ルナシュ、、、、」




