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蒼き飛翔のイクシロン -ex-Y  作者: 赤羽ころろ
第1章 蒼い飛翼
3/5

[Depth]03 始まりの方舟

こんにちは。半年ぶりの更新となりました。本当はもっと早くに投稿するはずだったんですがね(´º∀º`)まあとにかく今回もよろしくお願いします

『隊長、カナトが蒼い奴と交戦を始めました』

「よしカナトを援護する。行くぞ」

『了解!』

コーゴン達は沖へ向かった。


「この・・・・・・墜ちろよ!!」

アオイは操縦桿を左右に倒す。前回の戦いでこの機体での空中戦は自由ではないと知った。だから今回は水上で正面から戦うことにした。

レールガンの残弾はそう多くない。

「接近できれば・・・・・・」

あちらはマシンガン、弾数だけでいえば向こうの方が有利。恐らく旧世紀の遺産であるこの機体がどれだけ向こうの機体のスペックを上回っているかが鍵なのだが、むしろ劣っていれば勝ち目はない。が、前の戦闘で見せたあのシステム「D.Cシステム」が発動すれば勝ちは見えてくる。

「なら、やってみるさ!」

ペダルを踏み込む。背部のスラスターが勢いよく吹く。Gがアオイをシートに締め付ける。

「ぐっ・・・・・・」

敵との距離は約500m。レールガン自体の射程は500mはあるがその特性上、確実な距離で撃たないと威力が減衰してしまう。確実にダメージを与えるならばあと200mは近づかなければいけない。

(やるなら一瞬で間合いを・・・)

そしてアオイがとった行動は

「これでぇぇぇ!」


「なっ!?」

カナトの目の前で巨大な水しぶきが上がる。

「まずい、見失った!?」

そして、その瞬間鈍い音と共にコックピットを衝撃が襲う。

オーディの装甲に使われている超硬化カーボンが蒼い機体との接触で軋んでいるのがわかる。

「くそ・・・・・・弾を1発使って巨大な水しぶきを作ったのか!」

『ご明察だよ!意外とやるじゃないか!』

接触回線で相手のパイロットの声が聞こえた。カナトはそのパイロットの名を叫んだ。

「カンナギアオイいいい!!」

『カナト熱くなるな!』

接触回線とは別の通信回線が開いた。コーゴンだった。

『あと90秒でそちらに到達する。それまで持たせろ』

「・・・・・・了解です!」

今、カナトのオーディと蒼い機体は互いに肩をつかみ合っていた。

カナトはペダルを踏んで上昇する。無理やり抜け出そうとしたが蒼い機体の出力には勝てなかった。


「行かせないからな!」

近接戦闘に持ち込めばこちらの有利。アオイは両肩のフィッシャーダガーを引き抜く。

あちらのオーディも近接武器のプラズマダガーを抜いた。

互いにホバーで水上を駆ける。時に交わり切り結ぶ。

フィッシャーダガーには何か特別なコーティングがしてあるのかプラズマダガーに切断されずむしろ押していた。

オーディはマシンガンを撃ちつつ牽制してくる。

やがてアオイは敵の動きに違和感を覚える。

「このかんじ・・・時間稼ぎか!?・・・・・・そうかまだ3機居た。増援が来たら余計不利になる。なら今ここでこいつを戦闘不能にするしかないな!」

全身のスラスターを最大まで吹かし肉薄する。


「こいつ、僕の動きに気づいたのか!?」

蒼い機体は今全速力で正面から突撃してくる。

マシンガンで牽制するがこの距離だと威力が減衰して敵のシールドにすべて弾かれてしまう。

「なら逃げる!」

だがカナトはその判断が自分の立場を危うくするのにすぐ気づく。

(しまった!軸があった!?)

そう思い方向転換しようとした瞬間、衝撃が襲い右腕が爆ぜた。

「くそ・・・・・・やっぱり」

この距離のレールガンの威力は絶大で「超電磁砲」の名に恥じない威力を誇った。右腕は跡形も無く消え去り持っていたマシンガンも消失したため今のカナトのオーディに残された武装は左手のプラズマダガーと背中のマルチランチャーだけであった。

ランチャーの弾を二つ魚雷に切り替える。残りの二つは通常のミサイル。

射線を合わせトリガーを引く。二種類の弾を同時に発車する。水中と上空、上と下を抑えられた蒼い機体は前後左右しか動けない。三次元的な動きを封じてしまうほど簡単な方法はない。

「これなら回避も遅れるはず・・・・・・!」

そこを急接近してトドメをさす。

そして蒼い機体はカナトの思惑通りに動いた。

「いまだっ!!」

蒼い機体まであと数mの所でカナトは手を止めた。

(今、僕は人を殺そうとした・・・・・・?しかもまだ僕と同じ位の歳の子を・・・・・・)

カナトは家族を養うために軍人になった。けして人を殺すためではない。あくまで養うために首席で卒業もした。学校で戦場では一瞬の迷いが命取りと教えられた。が、今のカナトはそれを完全に忘れていた。その刹那にアオイはイクシロンを跳躍させた。

(貰った・・・・・・!)

狙うはオーディの頭頂部。串焼きに串を通す要領で倒そうとしたがアオイも気づく。

(俺は・・・・・・人を殺めようとした・・・・・・?)

その迷いは照準にブレを生じさせオーディのコックピットを掠め機体の左肩から下を抉った。

『カナト!』

そこへコーゴン達が駆けつける。

「隊長・・・・・・」

『今は1度退くぞ。ここにターゲットが居ることは分かった。母艦に帰投して作戦を練るぞ』

「はい・・・・・・」

この人は他人を殺める覚悟があるんだなとカナトは思いつつ返事をした。蒼い機体は追撃してこなかった。あちらも迷ったということだろうか。あの時、もし神薙アオイが迷っていなければ自分は間違いなく死んでいた。そう思った瞬間急に恐怖が襲ってきた。リデットは初陣の時とても緊張していた。それはこういう事だったのか。人を殺す覚悟、それが無ければ家族を養うどころか自分が死ぬ。戦場の常識は少年を恐怖へ誘った。


「で、おやっさん例のものは?」

「ああ、これな」

強引にロックを解除されたケースの中には多数の書類が入っていた。恐らくイクシロンの資料だと思われた。

あれからアオイは自分の力でコロニーまで戻り数分前にこうして落ち着きを取り戻した。

死という現実はアオイを震え上がらせた。先程からアオイの手はゆうことを聞かない。ずっと震えている。

震える手で書類を1枚1枚確認する。

「おい無理するなよ。もう少し休んでもいいんだぞ」

「そんなことしてられない。ミズキのために見なくちゃ行けない気がするんだ」

手にした資料、表紙にはこう記されていた。

「第57回超高深度海洋探索概要?」

入っていたケースにはこれと同じような者が57冊あった。

「つまり57回でこの調査が終わったってことだ」

レンが資料を数えて言った。

「いや違うな。これだけ概要だ。他のやつは概要じゃなくて報告書だった。つまり57回目は実行せずに中止された」

概要の日付はA.D2055 12/25となっていた。

「西暦2055年のクリスマス・・・・・・」

「その年って西暦が終わった年よね?」

ミハネが口を開く。

「正確には2056年1月1日が西暦が終わった日。この資料はその一週間前に作られたものだな」

「西暦が終わる一週間前・・・・・・」

その日その時代の人たちは何を思っていたのだろうか。来年のクリスマスか友人、恋人との約束や家族との外出や学校など色々考えていたのだろう。そんな時は来なくなると知らずに。

概要を読み進めていくと一つの項目が目に止まった。

「超高深度探索用機動兵器?ex-Y 03・・・・・・これイクシロンの事か?」

「多分な。そしてパイロットは・・・・・・」

大方予想はしていた。だがいざ目にすると嫌になる。

「やっぱりミズキか・・・・・・」

パイロット 東雲ミズキと確かに記されていた。

「じゃあ名前は覚えてるってことは間違いじゃないな」

「疑ってたの?」

「いや、もしかしたら自分の名前じゃなく他人の名前を覚えていたのかもしれないって思ってただけさ」

レンらしい見解だ。確かにそうだ。名前とイクシロンの起動方法のみしか覚えていない。

「えーと規格は・・・・・・おやっさんこの規格まだ存在してる?」

「ああ、あるぞ」

先程装備していたレールガンもそうなのだろう。

「よし、今日はここまで。それより行かなきゃ行けないとこがあるな」

アオイは資料をケースにいれ立ち上がった。

「行くってどこに?」

「お前の親父のとこ」

「親父って・・・・・・何するんだよ?」

戸惑うレンをよそにアオイは工房を出た。


「やあアオイ、大丈夫か?疲れているだろう」

「いえ、大丈夫です。それより話が」

ソファに腰を降ろしてアオイは言った。

「このコロニーを出ようと思います。これ以上俺とミズキがここに入ればみんなに迷惑もかかりますし」

「ふむ、そうか。それが君の決意だね?」

アオイは少し間を開けて「はい」と一言で答えた。

「ちょっとアオイどういう事なの?」

「そうだよなにもお前まで出ていかなくても」

「さっきの戦闘見てただろ?やつらはもうイクシロンがここにいることを知っててパイロットが俺であることも知ってた。第一ミズキを守ると言ったのは俺だ。自分の言ったことには責任を持たなくちゃ」

するとアズマはすっと立ち上がった。

「ついてき給え」

アオイたちは黙ってついていくことにした。


港がある最下層よりさらに下の階層、暗証キーを入力してゲートを開く。

「このコロニーにこんな場所があったなんて・・・・・・」

「セキュリティレベルSだからな。一般はおろか行政府でも知っているのは俺を含めてごく一部だ」

アズマは扉を開けて中に入る。

「アオイ、君にはこれを与えよう」

「これって・・・・・・」

アオイたちの目の前には全長300mほどの戦艦が格納されていた。

「我々の先祖がこのエリアに来る時に使ったと思われる潜水艦だ。これだけで小規模のコロニーのようなものになる。始まりの方舟 ビギンズ・ノアだ」

「ヒギンズ・ノア・・・・・・」

「ちょっと待って!まさかアオイ、ミズキと2人だけでこれに乗っていくつもり?」

「ああ、みんなに迷惑はかけたくないしな。なんのかなるだろ」

ミハネはまだ納得してないようだった。

「まあ、心配すんな親友。俺が一緒に行ってやるよ。お前はパイロットだ。優秀な艦長様が必要だろ?なあ親父、俺も行っていいよな」

「ああ、お前の自由だ」

「ちょっと父さん!?」

まさか父まで賛成するとは思っていなかったようだ。

「レン、アンタどういうつもり?」

「どういうつもりってこういう事だよ。俺は世界が見たいんだ」

「だからそれがどういう事か分かってるの!?戦争に巻き込まれるかもしれないのよ!?とにかく私は行かないから」

そう言ってミハネは行ってしまった。

「いいのか?」

「だって姉貴だぜ?大丈夫だろ。それより他のメンバーも探してくるぜ」

「他?他って・・・・・・?」

レンはあっと嘆息して

「潜水艦1隻動かすんだ。他にもいるだろ」

「それって・・・・・・」

「まあそういうこと」

そして数時間後、格納庫にはコウキ、ジュン、ツバキが集められた。

「つーわけで君達には試験航海ってワケで付いてきてもらうよ」

「は、はい?あのレンくんそれどういう意味かしらね?」

「そのまんまの意味。こいつを動かすには腕のいい操舵担当と火器管制、それに副長がいるだろ?」

つまりジュンが操舵、コウキが火器管制、ツバキが副長ということ。なのだが、

「ちょっとなんで私が副長なのですか!?」

「だって俺の方が成績上じゃん」

「ですが!戦術的な組み立ては私の方が上のはずです!」

また一つため息をついてレンは

「だからそういう事が出来るから副長なの!俺を支えるために」

そう言われたツバキは少し頬を赤く染めて

「そう、それなら良いですよ・・・・・・」

それをみて後ろの方でコウキ達がニヤついていた。

「ちょっと?なぜ笑っているのですかね?」

「いいや別に??何でもないですからね?うん、なんでもないです」

無論ごまかせる訳もなく。コウキとジュンは追いかけ回され始めた。そしてそこへ

「何コレ・・・・・・潜水艦・・・・・・!?」

「!?ヨーコどうしてここに・・・・・・」

「そりゃ・・・・・・気になったから着いてきたんだよ。お兄達こそこそしてたから。それよりコロニーを出るって本当なの?」

「・・・・・・ああ本当だ」

妹相手に嘘をつく必要も無い。長年一緒に生活していればどうせ後でバレる。

ヨーコは少し考えて

「私も行く」

とつぶやくように言った。

「いや、お前は残れ。お前がついてくる理由がないだろ。それに・・・・・・」

「いつまでも子供扱いしないで!」

ヨーコのその声がアオイの言葉を止めた。

「もう私だって15だし。兄妹だし分かってるでしょ?私を止めても無駄だって。それにソナーが居なきゃ潜水艦は機能しなくてよ?」

ヨーコのソナーなどの情報解析の成績は適性S。上位中の上位。中等部3年で高等部3年と並ぶ、いやそれよりも良い成績。

「分かったよ・・・・・・」

アオイははあっとため息を吐きつつそれを承諾した。

「じゃあみんな荷物を運び込んでくれ。明日にはコロニーを出よう」

「でもよアオイどうするんだ?仮にここから出たとしてどこに行くんだ?」

「ああ仙道、それなんだがな。世界を回ろうと思って」

「世界を回る?世界旅行って事か?」

アオイは首を横に振った。

「それもそうかな。でも世界を回ることでミズキの記憶が戻るかもしれない。リヴェイアからずっと身を隠せるとも思えないから。常に動きつつ巡ろうかなって」

「そういう事か。納得」

「じゃあみんな今が午後6時だ。とりあえず一度家に戻ろう。食事を取って12時までには荷物の搬入して起動シークエンス始めるよ」

「了解」

「分かった」

そしてみんな各々の家へ戻って行った。

「ヨーコ、ミズキは?」

「疲れて寝ちゃったみたい。あの後・・・・・・多分お兄があのロボットで出撃した後家まで戻ってきて。今私の部屋で寝てるよ」

「そっか・・・・・・。ごめんな巻き込んじゃって」

するとヨーコはふふっと笑って

「さっきも言ったでしょ?兄妹だって。やっとお兄達と肩を並べられるんだから。頑張らなきゃね。さて、今日の夕飯は頑張っちゃうよ!」

「ああ。頼むよ」

アオイは微笑みを返した。そして、家に戻りヨーコは食事を、アオイは自分の荷物をまとめ始めた。

とりあえず一週間分の服があれば問題ないだろう。家電一式は揃ってるみたいだ。食料もアズマさんが「特別教導連隊」として資金を出してくれるそうだ。コロニーは全て同じ通過が用いられているためそのまま使えるそうだ。大昔でいうEUの様なものか。

「さて、問題は・・・・・・」

弾薬類。あの潜水艦の武装は魚雷発射管が8基。レーザー機銃8基だそうだ。

「弾薬の備蓄も確認しなきゃだな」

戦いに行く訳では無い。だが戦わなければ行けない時もある。むしろそちらの方がこれからは確実に多くなる。

「覚悟を決めないとだな」

服を旅行用のバッグに詰め込む。あとは・・・・・・ゲームや本とかの暇つぶしができるもの。

「さてこんなものか。多くなったけど」

ざっと旅行バッグ2つ。

(男の俺でこれだからヨーコはもっと多いんだろうなぁ)

そんな事を考えていたら「ご飯できたよー」とヨーコが呼んだ。

「はーい今行くよ」

リビングに行き椅子に座る。

「しばらくはこの家ともおさらばだね」

「そうだな・・・・・・次にいつ帰ってこれるかは分からないからな」

両親の仏壇もある。花を添えておこう。そんな事を話す。

「写真だけでも持っていくか」

「そうだね。流石に家に置いていくわけに行かないもんね」

そして「ごちそうさま」といつも通り手を合わせ食器を片付ける。

「ヨーコ俺が洗い物しておくからお前は準備してこい」

「あ、分かった。その前にシャワー浴びてくるね」

食器をシンクに置いてヨーコはダッシュで脱衣所に駆け込んで行った。

「・・・・・・待てよ食器類も持っていった方がいいのか?」

キャンプに行くわけでもないが流石に200年以上前に使った食器を使うのは少し気が引けた。

また荷物が増えた。

ふと仏壇に向かう。呼ばれた気がした。

仏壇の前に正座で座る。

「・・・・・・分かってるよ。ヨーコの事は任せて。兄としてしっかり面倒みるからさ。じゃあ行ってくるね。写真だけは持っていくよ」

立ち上がり仏壇においてあった父と母の写真を手に取りカバンに入れた。


「よーしお前ら忘れもんないか?しばらくは帰ってこれねぇからな」

「大丈夫よ。レンくんみたいに忘れんぼでは無いですからね」

「はいはいそうですね。さて副長シークエンス始めてくれ」

「あのあくまで支える立場であって貴方の下僕ではないのですけど」

レンは面倒くさそうに「はいはい」と返事をして

「よし、シークエンス始める。とりあえずメインシステム起動してくれ」

「了解しました。メインシステム起動」

ツバキはモニターを操作してシステムを起動する。

「で、おやっさんいいの?着いてきて」

「ガキだけで行かせられるわけねぇだろう?それにメカニックいなきゃ話になんないだろ」

「そうだな。ありがとう。じゃあおやっさんメインシステムが起動したら機関の方を頼むよ」

「おうよ。じゃ先に機関室に行ってるよ」

そして機関室へ向かっていった。

「艦長、メインシステム復旧しました」

「了解だ。とりあえず最初のプロセスからよろしく頼む」

「了解です。って何!?」

突然ツバキは何かに驚いた。

「えーと貴方達はこのフネの人かな??」

メインモニターにはオレンジ色の髪をした少女が映っていた。肩までにかかるくらいの長さをしたレンたちと同じくらいの年の子。

「まあそうだけど君は?」

「私はこの艦の中枢システムRAVE。レヴって呼んでねえ〜。ところで今何年だい??私かーなーり寝てた気がするのだ」

「今は海洋歴2304だけど?」

「えーと・・・・・・ざっと250年近く経った?随分と久しぶりの起動だねぇ」

「あのレヴ、艦内のシステム全部起動してくれ」

「了解了解〜!ビギンズ・ノア起動っ!!」

約250年、海洋暦2304年始まりの方舟は起動する。

……To be continued


次回予告

起動シーケンス中のビギンズ・ノアをカナト達リヴェイアが襲撃する。アオイは時間稼ぎの為に出撃する・・・・・・そして一人コロニーに残るミハネは・・・・・・

次回蒼き翼のイクシロン

「旅立ちの日」

どうでしたか??今回は恐らく今までと比べてもかなり多めな文量だったと思います。次回はできる限り早めに更新したいと思いますかま東方神隠録もあるのでなんとも言えず・・・

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