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未定  作者: 叶華@twitterやってます
3/3

異界の地

次に目覚めたころにはもう夜だった。


周りは真っ暗で周りに何があるかなんてわからない。


ただ、一つ言えるのは


何かがある。


周りからは、腐乱臭がする。


その臭いに僕は嘔吐いたが、ぐっと堪えた。


そして、時間が過ぎ周りが明るくなった頃


僕は周りを見た。


そこには・・・




腐りきった木々、焼け落ちた家々


そして・・・


死んでいった人々の死体があった。


昨晩の腐乱臭の原因はきっとこれだった。


一体、誰が何のために殺したのか。


きっと、殺すことしか能にない能力者だろう。


そう思っていると


『おにいちゃん』


と、聞こえ振り返ってみると


小さい女の子が、僕の服の裾をくいっと引っ張りこう言った


『おにいちゃんはわたしをころさないの?』


と、その少女はか細い声でそう言った。


『大丈夫、君のことは殺さないよ』


僕は、少女にそう言った。


少女は『ありがとう』


そう一言いい遠いとこまで走って行った。


僕はその後ろ姿を見ながら


『・・・ちゃんと・・・強く生きるんだよ』


そう言い、此処の地を後にした。

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