祭りの後。
毎度、お馴染みの後始末回です。引き続き特別出演多数で本当に頭が上がりません。本当に皆様には感謝し通しです。
2015年スノウフェル初日<スノウフェル死ね死ね団>vs伊庭八郎&ヘルメスによる各本拠地の被害。
ススキノ:被害0
シブヤ:被害0
アキバ:流れ弾(雪玉)が当たる数人。伊庭八郎に盾にされる数人。
ミナミ:戦闘禁止区域での戦闘により衛兵の大量投入、牢屋送り及び、大神殿送り多数。
ナカス:3名戦闘禁止区域での戦闘行為により牢屋送り。
何故か、実害は西に集中していたりする。
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<D.D.D>の3人はシンジュク駅ビル廃墟での戦闘後、ロカの施療院に居る義盛達と合流し更に小一時間、説教という名の非リアの恨み節を主に八郎にぶつける。(なお、高山三佐はその間にサツキとスウィーツ談義で盛り上がっていた。)
アキバの件に関しては目撃者や被害者はそれなりに居たが、逃げていた八郎の暴挙の方が目に付き、追っていた<スノウフェル死ね死ね団>メンバーについては誰も気にも留めていなかったので、大騒ぎになる事もなかった。(ギルドタグが違うことも幸いして誰も<D.D.D>の大幹部が居た事に気付いていない。)
翌22日のエルダーテイル共通掲示板に『伊庭八郎』個人の名義にて謝罪文と『朝右衛門=Y』名義での謝罪文が掲示された、しかしその謝罪文も今期のスノウマンペットやインスタントダンジョン「カマクラ」、その他海外サーバーの情報で持ちきりとなり、ほぼ誰も見る事無く流れてしまったというのが実情である。
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今回、もっとも被害の大きかったミナミでは後にこの日を『血のスノウフェル』、『トランスポートゲート前がハンバーガーヒルになった日』、『ミナミに赤い雪が降った日』、『悪魔が来たりて法螺を吹く』、・・・etcと呼ばれたとか呼ばれてないとか・・・。
元凶であるヘルメスもこの日を境に一部ミナミのプレイヤー間で有名人になり、誰が最初に言い出したかは謎だが“災厄をもたらす死霊使い殺し《カラミティ・エクソシスト》”という二つ名で恐れられるのであった(当の本人は後々にこの事を知り1人恥ずか死ぬ・・・、周りからは生暖かい目で見られ更に恥ずか死ぬ羽目になる。)
スノウフェル後半にエンクルマに連れられて謝罪には行ったがトランスポート前がモーゼの十戒状態になったり、ヒソヒソよく判らない陰口を叩かれたり・・・そして今回最大の被害者である、西武蔵坊レオ丸に謝罪したが『きにせんでええよ』と棒読みで返事が返って来る始末。(なお、この時、ヘルメス以上にエンクルマが謝罪していたのは云うまでも無い・・・。)
・・・余談ではあるがこの年のスノウフェル以来ヘルメスの中の人“沙代子”は思い出したように3日に一度は寝違えたり、デートの日時を間違えて公衆の面前で彼氏に大泣きされたり、駅のホームで豪快にすっ転び公衆の面前でモロパンしたり、地味な災厄に見舞われるのであった。
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ナカスで、誤解?から八郎と言い争いになった、ユウとレディ・イースタルはクニヒコから『“羅刹女”の二つ名に纏わる事実』を知らされ、後日謝罪に訪れたのだが・・・。
双方が『自分が悪かったのだから謝罪される覚えはない。寧ろ謝罪させろ!』の一点張りで全く話が進まず、最終的にレディ・イースタルの提案でレディ・イースタルとクニヒコが見届け人となりユウ対八郎のPVPで決着を着ける事となった。丁度スノウフェルでプレイヤーの大半が一部地域に密集している事もあり、このPVPの勝敗を知るのはその場に居た4人だけ、当人たちも隠す積もりは無いが、結局誰もこの勝負の結果を他の者に語るものは無く、半ば4人だけが知る秘密の出来事となった。
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そして<スノウフェル死ね死ね団>ギルドマスター朝右衛門=Yはその後、どうなったか・・・。
“黒剣の残念職3人組”の推薦と八郎とヴィシャスの計らいで<黒剣騎士団>に入団する運びとなった。
入団直後、エッゾのスノウフェル限定<大規模戦闘>に強制的参加させられ、馬車馬の如くこき使われたのは云うまでも無い・・・。
その後も色んな場所で珍事があったり、色々な伝説が生まれたりしながら冬の一大イベントスノウフェルは幕を閉じた。
その年のクリスマス、彼氏さんと些細な事で喧嘩をし不貞腐れてスノウフェル期間中、必ず数時間はログインしていた誰かさんについては敢えて触れないでおこう・・・。
取敢えず、リア充は爆発四散です。
ヘルメスさんと八姐は因果応報という事で・・・、こんなもんで如何でしょうレオ丸法師??




