New School
この小説は、僕の高校生時代の恋愛を小説として残しておきたいという思いで書いたものです。
出てくる名前は架空ですが、起きた事は全て事実です。
文章下手ですが、読んでいただけると嬉しいです。
高校の入学式当日。
新しい学校、新しいクラスにわくわくして騒がしいクラスの中に先生が入ってきた。
「みんな席についてー!担任の白井と言います。よろしくね。」
先生は若かった。
すこしからかってやろうと思った俺は、
「はいっ!先生若いですね。いくつですか?」
「そういう話は後でしてね。えーっと君は、佐藤くんだね?」
「はーい。そーです。」
めちゃくちゃ恥ずかしかった。周りのみんなからも笑われてる。
「翔平くんはホントばかだよね!」
そう笑いながら言って来たのは、優子 。
保育園からの幼馴染みで高校まで同じ。
「ばかでいいし!別に。」
優子はモテた。すごく可愛かったから。
俺は幼馴染みだからかな?全然気にならなかった。
でもかなり仲がよかった。
「お前ってさ…倉田さんと付き合ってるの?」
倉田ってのは、優子のこと。クラスの男子からはこの質問ばっかり。
モテるっていいな。
すごく羨ましかった。
キーンコーンカーンコーン
「いぇーい!終わったー!」
「あの!」
学校が終わった喜びでいっぱいだった俺に話して来た女の子。
「私、千尋 !よろしくね!」
「あ、よろしく。」
すごく気が強そうな女の子だった。電話番号を交換して、
「ばいばーい」
すぐ帰っていった。
あの子が何をしたかったのかも分からないまま、家に帰った。
「ただいまー。」
父親は単身赴任で海外に居て、母親も仕事。妹がいるけど、帰りはいつも遅い。
誰も居ない家。
疲れたのかな?
その日はすぐに寝た。
ピコン
メールの音で起きた。
[こんばんわ
同じクラスよろしく
仲良くしよう]
返信はしなかった。
時間を見たら23:00
また寝た。