詩織の激変のきっかけ
このエピソードは、学生時代前髪しかとかなかった詩織を変えた男の話である。
そのとある人間とは詩織が今から4年前にマッチングアプリで出会った男である。
主人公の詩織は1995年生まれ29歳。いつからか。。。詩織に初めて彼氏ができたのは、高校1年の16歳。当時詩織の通っていた高校の通勤帰りに、今ではあまりみかけないが真っ赤な深紅の”夜露死苦”、”俺たちに明日はない”端からみるとあきれかえるような暴走族にからまれて、そこで詩織の持っていたカバンを奪われて、どうしよう。
このカバンを奪われたら、予備の教科書、体操服なんてないし、親に暴走族にカバンを取られていたなんて、親が知ったら親がカンカンに怒る。焦った詩織は、体中から冷汗をかき、これではまずいと思い返してくださいと一言言おうとしたところ、なんと赤い深紅の暴走族の後ろから百合のような真っ白な特攻服をきた180センチの金髪の男が現れた。
いきなりドンと真っ白な特攻服をきた金髪の男が、深紅の特攻服を着た暴走族4人組に一人で立ち向かっていく。主人公の詩織はとにかく、焦りと恐怖で冷汗がとまらず、頭の中はパニック。なすすべもなかった詩織は、親に買ってもらった2万9000円の自転車
で暴走族めがけて自転車でつっこむことを一瞬頭の中で計画したが、それを実行する前に金髪の男が間一髪一人で男組4人を倒し、詩織の持っていたカバン、カバンの中身の教科書、体操服は無事であった。
それから時は過ぎ、そのときに助けてもらった金髪の男は、深紅の特攻服を着た暴走族集団の組長であることが後から分かった。その男に話を聞くと、金髪の男が暴走族の組長であるため、カバンを取り返せたと笑顔で詩織に説明する。詩織は、金髪の男に夢中であった。まあ、人を好きになる理由は人それぞれだが、とにかくイケメンで芸能人で例えるとEXILETAKAHIRO似である。詩織が惚れないわけがない。詩織がカバンを取り返してもらった翌日、詩織がいつも通り下校途中に帰ると、金髪の男は、特攻服を着て詩織を待っていた。その金髪の男は通称山之内。主人公の詩織は、超絶イケメンの山之内といつか一緒になれるとおもっていた。