表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/241

第十五章 神に捧げる言之葉

「あぁ、あれは〈ノリト〉だ。」


「・・・〈ノリト〉??」


父の話によると、〈ノリト〉とは、神や精霊に捧げる言葉であり、武器に神秘なる力を宿らせる為、神や精霊にお願いしている文言なんだとか。

でも何故、シルフォの一族だけが〈ノリト〉を扱えるのか、それもちゃんと教えてくれた。


どうやらシルフォ一族の祖先は、かつて神様に使えていた『神聖なる種族』であったそう。

そして、人獣のルーツともなっているのが、シルフォ一族の祖先なんだとか。

転生する前、そんなセッティングした覚えはないけど、私がこの世界に介入しているわけだから、私でも知らない事情があるのは当然か。

何故神様がこの世界から消えたのかは、分からず終い。でもその血に宿る〈血族能力キンシャーアビリティ〉だけは、今でも引き継がれている。

〈血族能力〉とは、その一族にしか使えない能力。血族ではない他人が使う事は絶対的に不可能である能力。

口では簡単に伝えられるけど、能力を実現させる事ができるのは、一族の存在のみ。

だから私だけではなく、父も母も、兄も使える能力、それが〈ノリト〉

厳密に言えば、あの能力自体が〈ノリト〉という名前なんだとか。

ちなみに、フシミの里で暮らしている人獣の大半は、私の一族から派生した家々なんだとか。でも派生した人獣は、〈ノリト〉を使えない。

多分それは、人獣以外の血が混ざったからだと思う。

ハーフやクォーターなんてレベルじゃない、何十年・何百年と過ぎていく時間の中で、神聖な血が薄くなってしまうのも、仕方ない事だとは思う。

でも、シルフォの一族だけは、血が薄れない。それはシルフォの一族が最も神に貢献した一族なんだとか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ