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第十四章 覚悟
彼女の覚悟は
至って当たり前にも見えてしまう
だが彼女にとっては
転生した自分と向き合う
新たな自分の目覚めとなる
でも、この世界はどうなんだろう・・・??
私が彼を助けようとしている行為は、馬鹿馬鹿しいのか、それとも真っ当な行動なのか。
誰かに聞こうにも、この場で彼を助けられるのは、私しかいない。
深傷を負ってる男性も、自らの手で傷口を塞ぐ気力もなさそうだ。もし私が治療道具を投げ捨てても、今の彼は手にするだけで精一杯だ。
・・・私・・・結局何をしたいの??
「・・・・・
・・・・・そうか・・・
この世界いるのは、節三 紺ではない。この世界に、節三 紺はいない。
今この場にいるのは、今この場で彼を救えるのは・・・
私、『コン・シルフォ』ただ一人のみ!!!
だったら『私』は、『私』にできる事をやる!!!
『私』にできる事だけでも精一杯やってやる!!!
それが私の、本当にやりたい事!!!」




