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大学を卒業すると同時に、私は地元のとある会社に就職しました。
卒業前もちょこちょこバイトしていた会社だったので、入社という感じもあまりしなかったのですが…(笑)
そこで朝から晩までみっちり働いて、家に帰ったら寝るだけな日々を過ごしていました。
休みの日は妹と出かけたりもしましたが、そんな毎日の中で、いろんなことが崩れていきました。
高校・大学時代よりはるかに家に居る時間が短い。
今までの母の私への風当たりは父から妹たちにまで流れ、夜遅く帰ってきてほっと一息ついた私に、父は「お前は楽でいいな」「今いちばん楽してるのはお前だぞ」と連呼します。
会社でも、他部署の女性のかたに書類を受け取ってもらえない、あからさまな陰口などがありましたが、学生時代の集団いじめほどではないし、自分の部署にいる限りあまり差し障りはない…
だから黙ってやり過ごしていましたが、つらくないわけでもなくて。
父のこの言葉は、呪縛のように、毎日私を削っていきました。
私はどう在ればいい?
自問自答しながら、勤め続けて家から距離を置くことを選んでいたある日。
その一日は、忘れられない日になりました。




