カナシミノハジマリ
ー次の日ー
ホタルは朝学校に来ると由美が来ていないことに気がついた。
時刻は7時45分
普段の由美ならばもう来ている筈だが・・・。
「ねぇ、由美は?」
近くにいた友達に聞いてみたが
今気がついたかのように周りをきょろきょろしてから答えた
「あれ・・・・?来てないね。
休みか遅刻じゃない?」
「え―?昨日元気だったじゃんか~
由美のことだしさ、遅刻だよ~」
その友達の近くにいた子が笑いながら言った
その子たちの周りにみんな集まってきて
アレこれ推測し始めたが
ホタルは何故か以上に不安になってきた
「どうしたんだろ・・・。」
自分の席に戻り、バックから水色の最新型ケータイを取り出し
由美にメールした。
「由美・・・・」
その後時間が立ち8時10分に担任がはいってきた
その眼は悲しみと疲労にみちていた。
流石にその様子に皆戸惑いざわざわと騒ぎ出した。
「皆、落ち着いて聞いてくれ。」
重いその口調に皆口を閉じ、言葉の続きを待つ
「遠藤由美が亡くなった。」
その衝撃の告白に皆驚愕をかくせないでいた
「どういう・・・ことだよ・・・・」
ホタルが呟いた
その質問が聞こえた担任は事情を説明する。
「・・・・最近、性質の悪い殺人事件が起こっているだろう・・。
遠藤は、昨日の放課後、その殺人魔に・・・・。」
「嘘・・・だろ・・・・?」
ポロッ
瞬きした瞬間に一筋の涙がこぼれた
「あたしが・・・・あたしが昨日、由美と帰ってれば、こんな事には・・・・」
「イヤッ白花!お前が悪いんじゃない!自分を責めるなッッ!」
ホタルの涙と言葉を皮切りに皆涙した。
「何で?何で由美が!?」
「何であんないいやつが死んじまうんだよ!?」
「由美ィ・・・・。」
「由美・・・・・・・・・・・。」
ぼやけた視界の中に満面の笑みをして手を振っていた由美の姿が映り
ホタルの心をさらに傷つけた。
駄文ですね、やっぱ。
これからどうなるのかは検討中です←