表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
千集院創作芸術学院  作者: 綾高 礼
第一章「千集院創作芸術学院」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/18

1-5「前期必修試験」


「前期必修試験?」


 勝俣が聞く。


「まあ聞け。千集院創作芸術学院では、年に三回の必修試験が行われることになっている。一学期に行われる前期試験。二学期が中期試験。三学期が後期試験。そしてそれら全てを乗り越えた生徒だけが進級出来る。そして今回の前期必修試験は多人数制創作・クラス内対抗試験だ」


 多人数制創作対抗試験という、謎の言葉の羅列に、生徒たちの誰もが首を傾げる。


「ノベルポイント管理画面の端にある一年六組の掲示板に試験の概要を貼り付けておいた。レンズで確認してくれ」


 生徒たちはさっそく指を動かして、概要をチェックする。

 嵐は慌てて眼鏡を外してレンズを装着しようとしていた。なおスマホでも確認は出来る。


「とりあえず先生が読んでいくから目で追うように」


 坂上先生は、項目をなぞるように読み出した。


「多人数制創作・クラス内対抗試験(前期必修試験)ルール」


 ・5人×8つの班(ABCDEFGH)に振り分けられる。


 ・5人で一つの小説を制作。(制作期間は4月三週目〜7月1日終日まで受付ける)


 ・小説は4万文字〜12万文字以内(中編〜長編)に収める。ジャンルや内容は班内で話し合って決めること。文字数規定外だった場合は即座に失格、最下位とする。


 ・製作途中の小説は班員以外に見せる、内容を話すことなどを一切禁ずる。禁止行為が発覚した時点でそのチームは即刻失格、最下位となる。


 ・各班は必ず班長と副班長を決めること。この二人以外に執筆権はない。


 ・完成した小説は期間内であれば、先に提出することが可能。但し一度受け付けた小説を後から編集することは不可。


 ・生徒は他班の全作品を読み、感想を書き、各々が一番良かったチームに一票投票する。感想が規定作品数分足りなかったり、一作でも明らかに読んでいない内容だと判断された時点で、その者の投票権は失効する。※なお自チームに票は入れられない。


 ・投票に関しては、専用ページで期日までに投票をすること。


 ・投票期間は(7月一日から7月25日終日まで)。その数日後に結果発表。


 ・執筆に関して。二階建てプレハブ塔にあるPCが備え付けられた専用部屋が各階に8部屋存在するので、その専用部屋で執筆すること。


 ・執筆者(班長と副班長)は最初に、ノベルレンズ(学籍番号)を専用PCでマスター登録する。でないとPCは機能しない。


 ・「プレハブ塔が使える各クラスの時間帯と曜日(時間は午前6時〜午後22時まで)」


【一組・四組(月、木)】

【二組・五組(火、金)】

【三組・六組(水、土)】


 日曜日だけは、試験期間12週分、抽選順で二組三週分をローテーションで使える。


「今から言うこともしっかり頭に入れておけ」と坂上先生が念を押す。


 ・ランキングボーナスについて


 ランキングの上位四組には、Nptが贈られることになっている。


【一位:30万Npt】

【二位:20万Npt】

【三位:10万Npt】

【四位:5万Npt】


 ・ランキングペナルティーについて


 また下位三組はNptが損失する。


【五位:マイナス5万Npt】

【六位:マイナス10万Npt】

【七位:マイナス20万Npt】


 なおNptについては試験結果後に、班員五人分で割った数字を自動的に配布、強制的に回収する。


 ・班長、副班長ボーナスについて。ランキング上位四組の班長と副班長には、一律にNptが贈られることになっている。【班長・副班長20万Npt(一人につき)】


 一瞬クラス内が浮き上がるような高揚感に包まれた。坂上先生は上目遣いで生徒たちを見渡した。


 ・最下位になった班にのみ、別ペナルティーが用意されている。最下位の班の班長と副班長を代表し、この二名を【退学処分】とする。



【最下位:班長と副班長を退学処分とする】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ