第9話
さてと、この女ボスをどうするか。男だったらあんなことやこんなことをするんだろうけど、あいにく私は女だ。連行するかな。
「なめるんじゃないよ!」
「おっとぉ!」
いきなり投げナイフを投げてきたからさくっと避ける。地上にいた雑魚よりは強そう。
ダァン!ダァン!
「あぁぁぁぁぁぁ!足がぁぁぁぁ!」
足に二発お見舞いして動きを止める。どうしようかな、ほんとに。てかうるさい。ちょっと黙ってくんないかな。さくっと猿ぐつわをかませて黙らせる。
「どうしようかな…連行したくても暴れまくってるし、なにするかわかったもんじゃないからな…」
とりあえず、情報を聞き出すことにした。両手両足をしばって動けなくしてから猿ぐつわを外す。
「な、なんてことするんだい!こ、こんなことしたら組織が黙ってn がっ!」
「そういうのいらないから。で、色々と情報が欲しいんだよね…ちょっと教えてほしいんだけど。」
「ふ、普通人に頼むときには礼儀ってもんg ぎゃっ!」
「立場考えよっか~。いま、あなたは捕虜で、私はあなたを拘束してるの。意味わかるよね。」
「くっ…辱めるならいっそのこと殺しな!」
「私にくっ殺はきかないから。」
めんどいなぁ…ほんと。




