第8話 〜オデ〜
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【キャラクター 容姿】
プレイ・ぼさぼさな黒髪に、黒色の目。身長は180センチで、細マッチョ。年齢は37歳
リーフ・青髪の短髪、紫色の目、小柄の身長、白服可愛らしい女の子。身長は153センチ。年齢は15歳
ゴン・茶髪の短髪に黒色の目の若い男。身長は165センチ。年齢は18歳
オデ・小太りな緑色のモンスター。体型は普通のゴブリンと似ているが、顔が丸く、目がクリクリしている。頭のてっぺんから出ているアホ毛が可愛らしい。
大事な所だけを布で隠し、ほぼ全裸だが可愛いから許せる。
ヤマ・緑色の髪の毛に、黒の目、目の下は大きなクマができて、黒い服装に身を包んだ大分小柄な少年。年齢は14歳
ヌアザ・燃えるような赤い髪をポニーテールに、深紅の目に高身長。年齢は18歳
【注意事項】
後書きは意味の無い自分の意見を述べてます。適当に流してください
「デデデ! リーフに何かイタズラしたいど〜。ヌアザー! リーフのおべんとうニトウガラシ入れていいど?」
「私のお弁当にそんなものは入れはさせないぞ」
「オデ〜! ヌアザー、頼むド!」
ぴょんぴょんと小さく飛び、エプロン姿で料理を作っているヌアザにせがむオデ。ヌアザは橋を置き、腰に手を当てふぅ〜と息を吐く。
「オデと言ったな? なら、卵を買ってきてくれるか? そしたら、入れるのも考えてやろう」
「マジド!? オデ嬉しいド! ありがとうヌアザー!」
朝の7時、おじさんとリーフはぐっすり寝ていて、ソファーに座り本を読んでいたゴンはニコニコと出ていくオデを見て、本を閉じ、キッチンに行く。
ゴンは給湯室みたいに区切られているキッチンにいる、ヌアザに、
「お前にもやさしさってもんがあるんだな」
「オデは貴様のようにヤバイやつじゃない。私は良い奴には優しんだぞ」
オデは右手に卵が買える分だけのお金を握り、歌を歌いながら歩いていく。通りかかる人に大きく挨拶をして、プレイヤーや自然人達はおはようと笑いながら迎えてくれる。
養鶏場は西の城壁近くにあり、おじさん宅からの距離は1キロぐらいだろう。
「オデ〜? 養鶏場ってこんなに変な匂いしたど?」
養鶏場の隣接している販売所に入り、鼻をピクピクと動かし匂いを嗅ぐ。何か、何かを紛らわせている匂い——
「おや? オデじゃないか? どうしたんだい?」
「オバチャンー、卵が欲しいド! 1パック? っていうど?」
「あら、お使いに来たんだねぇ〜。偉いね〜じゃあ、1パックの卵と……ほらこれ、オデだけにあげるよ」
おばあちゃんが卵のパックを出し、ペットボトルに入った黒い液体を渡す。オデは「なんだこれ?」と言いながら貰う。おばあちゃんは優しい顔で、「オデちゃんには元気貰ってるから皆に内緒でジュースを飲むんだよ」と言った。
オデはおばちゃんありがとう! っと元気な声でいい——
「それでおばちゃん”だれド”?」
「…………おやおや、気づかれちゃったかい? おばちゃん、いつものおばちゃんの妹なんだよ」
「オデ!? そうなんド!? 瓜二つど! 凄いど!」
おばちゃんは優しい顔で「そうだね」と喋り、オデはおばちゃんの顔をまじまじと見て本当に似てるド〜っと、思ってしまう。
「じゃあ、ありがとうド!」
「うん、またね」
オデはまた歌いながら容器に、卵のパックを大事に抱えながら歩いていく。おばちゃんはオデを見送り、ニコリと悪い笑みを浮かべる。
「けひひひ、俺の変装がバレたのって何年ぶりだよ。馬鹿でよかったな」
ヤマは店の奥に行き、養鶏場の中に入る。ある一角に血だらけな場所がある。骨、肉だけが散乱していて”皮”だけがない。ヤマは顔の皮を引きちぎり、着ていた服脱ぐ。
そして、大声で笑い——
「さあ、地獄の始まり始まり〜」
◇◇◇◇◇
「オデ〜、一緒に城壁に上に行かない?」
「オで? いいド! オデが森の良いところを教えでやるど!」
ヌアザの朝食を食べ終え、ゴンが泣きながら出て行った。満場一致でヌアザの料理の方が美味しい、ゴンのご飯などゴミに感じるように。
しかも、洗濯、洗い物、部屋の掃除を1時間で完了、埃など一切ない。ヌアザが誇らしげに笑い、ゴンに「下等生物がしゃしゃりでるな?」と言い、ゴンは逃げた。
ごめん、ゴンくん。おじさんもヌアザの方が凄いと思った。
「おじさーん、行ってきていいですか?」
「うん、行ってきていいよ。おじさん昨日のやけ酒で二日酔いだけど、ヌアザに看病してもらうから気をつけてね」
「誰に物申してるんだ? 加齢臭が凄いおじさんの看病なんかしないが?」
「加齢臭って、え? おじさん臭い? おじさんそんなに臭い? リーフ、オ——」
「めっちゃ臭いですよ」
「鼻よじれルど」
「ごめん、もうおじさん立ち直れないや。おじさん、臭いって言われるのが1番辛いんだけど。ギャンブル中毒で、アル中で、加齢臭って三大ダメなやつじゃん。2つならいいも思ってたけど、3つは流石にダメだわ」
オデとリーフは落ち込むおじさんを無視して、ヌアザからお弁当を貰い城壁上へと来た。
「うっわ〜高いな〜! オデー凄いよ! 空がこんなに近いよ!」
「オデが本気で巨人化したら空よりも大きくなるど!」
「そうなの? オデやばいじゃん!」
ヌアザが来て早1日、とけ混み具合がすごいよね〜とか、オデはなんでそんなに可愛いのとか。
オデと特段仲がいいリーフはオデと何時間も話していた。
「オデってなんで街を守ろうとしたの?」
「デデデ……恥ずかしいけど、5年前、ある奴に助けてモラたっど。ここじゃないケド、看病してもらいながら安全なこの街まで連れてもらったド。この花はその人からモラッタど!」
オデはニッコリと笑いながら、ゴンに作ってもらったフラワープレート。透明な板に花を挟み、綺麗な花の栞みたいなものになっている。
おじさんがのおしっこが当たってるとも知らずに。
「オデ、その人みたいにカッコいい強いやつにナルド! その為にはおじさんとリーフを超えるド! あの時は負けたけ次はか——ウブッッッッッッ!」
「———オデ? え? どうしたの?」
オデの口から大量の血が吐き出される。それがリーフの顔にかかり、オデは倒れ、柵がなかった城壁の上から——
落ちる。
「オデ!? オデ!」
————瞬間
化け物が現れる
最初の街に大きな影が現れるほどの巨体が、化け物が現れる。
「え? オデ?」
咆哮———
その咆哮は全長3キロ渡るこの街の窓を割り、脆い家の屋根を吹き飛ばす。オデだったはず、前見たオデの巨人バージョンと打って変わって、肌が白く、緑の斑点が体中にある。
展開移行……ムズい。なんだこの展開移行は、いいのかな。地の文が少ないのか、展開がやや強引なのか。マジで何かに向かっていくための展開がダルすぎて、ムズすぎる。
これ前話でも言ったな……
まあそんなことはどうでもいい
どうだったでしょうか今回は? オデが少しでも可愛いと思ったら嬉しいですね。私なりの可愛いをぶつけました。そして、次からは戦闘描写ばっかりです。今現時点ではストックが1万あって、展開が丁度半分ぐらいかなって思ってるんで、2万文字以上になりますかね。そして、それが終わったら…………って感じで。
本当に10万で第1章終わるか心配だな。終わるように努力します。そして、オデ!? って感じですね。この書き方、自分が良く使うやり方なんですが、もっとパターンを増やしたいけど、これが1番読者を置いていかせる。
え? どゆことっと思ったら嬉しいですね。
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