第7話 〜嫌な夢〜
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【キャラクター 容姿】
プレイ・ぼさぼさな黒髪に、黒色の目。身長は180センチで、細マッチョ。年齢は37歳
リーフ・青髪の短髪、紫色の目、小柄の身長、白服可愛らしい女の子。身長は153センチ。年齢は15歳
ゴン・茶髪の短髪に黒色の目の若い男。身長は165センチ。年齢は18歳
オデ・小太りな緑色のモンスター。体型は普通のゴブリンと似ているが、顔が丸く、目がクリクリしている。頭のてっぺんから出ているアホ毛が可愛らしい。
大事な所だけを布で隠し、ほぼ全裸だが可愛いから許せる。
ヤマ・緑色の髪の毛に、黒の目、目の下は大きなクマができて、黒い服装に身を包んだ大分小柄な少年。年齢は14歳
ヌアザ・燃えるような赤い髪をポニーテールに、深紅の目に高身長。年齢は18歳
【注意事項】
後書きは意味の無い自分の意見を述べてます。適当に流してください
「ってことがあったんだよ。あの女の人誰だったんだろうな」
「え? おじさんびっくりだよ、そこは置いていっちゃダメでしょ。驚きすぎておじさん震え止まらないよ、大丈夫? ゴンくんこの1週間ツッコミに回りすぎて頭おかしくなった? そうだよね、おじさんとリーフちゃんボケって結構荒いからね」
「いや、その自覚はあるんかい! だったらもっと荒くないボケをしろよ!」
「うんうん、違う違う。沸点そこじゃない、観点そこじゃないから。その前だから、置いていったところを言ってるから」
その日の夜、ゴンはあの後、親方に遅れたことを謝り黙々と大工仕事をして帰ってきた。ご飯を作り、オデ、おじさん、リーフとご飯を食べている時に言った言葉。おじさんは驚愕すぎて笑えなく、リーフは「ゴンさんめちゃくちゃ酷いじゃないですかー」といい、オデは「おデオデ」と笑いご飯を食べながら喋る。
そんな時——
————コンコンッッッ
っと扉が叩く音がした。おじさんは、久々の来客だな〜っと思いながらご飯を飲み込み扉を開ける。扉を開けるとそこには美しい女性がいた。
燃えるような赤い髪をポニーテールに、深紅の目に高身長でボロボロな鎧。外は夜だが雨が降っていてびちょ濡れ、雨も滴るいい女。だが、おじさんとしては年下すぎる。年齢は21歳ぐらいだろうか?
おじさんは、年下は対象外なため顔を赤らめず、そしてプレイヤーだけが使えるステータス画面を見て、彼女が自然人だと理解する。
ステータス画面には、性別、種族、プレイヤーか自然人かを見れ、プレイヤーと自然人はこれを設定や任意で隠すことが出来るが、おじさんはステータス全開にしている。
おじさんは「なんのよ———」と声をかけようとした時、おじさんの顔スレスレに細剣が突き出され、その波動は”ゴン”を狙う。
————パリンッッッ
っと割れた茶碗。茶碗に入っていた白米は天井、壁に飛び散る。おじさんは目を点にしながら、ギギギと首を背後に動かし、3人の驚いた顔を見て、また女性に視点を移す。
「何でも屋だろ? 今のは私が依頼を出す、前払いってことで、ちゃらにしろ」
「……何でも屋にも客を選ぶ権利はあるのでお、お引取りを」
「それは無理だが? 私はあの男に置いていかれて、イラついてるんだ。そこをどけ」
ガシャガシャと鎧の音をたてながら、鎧をドシッドシッと床に下ろす。
「片付けろ何でも屋。そして、貴様! 私をあんな所に置いていって、馬鹿ではない!? 起きた時に誰もいないなんて思ってもなかったぞ!」
「お前! なんちゅー奴だ! なんで俺の茶碗壊しやがった!?」
「黙れ! 大体、貴様が———!?」
「…………ツンツンキャラと衝突するゴンくん。おじさんを振り回す気まんまんじゃん」
◇◇◇◇◇
「けひひひひ。ヌアザ……変な所に行きやがって。元最強パーティーの奴がこの街にいるとか聞いてねぇぞ」
右手を双眼鏡のように使い、街中にある、おじさんの家を見る。普通なら簡単に殺して終わりだが、ヌアザもあの男も、元最強パーティーのおじさんも強い。
幾らこの少年、ヤマが強くても倒せるはずがない。だから、懐からある液体が入ったビーカーを出す。
「使っちゃおうかな〜、使わないどこうかな〜。あ〜、平和なこの最初の街を……”壊すか”」
4人は嫌な夢を見た。
1人はギャンブルで大負けすること
1人は大好きなお肉を取られること
1人はまた具合が悪くなること
1人は大好きな人を殺されること
1人は———
「なんだ……今の夢」
朝の5時、汗をダバダバと流し呼吸が荒くなりそうだが、周りが寝てるから息を整え、静かに歩き外に出る。
おじさん宅の土地は広く、庭がありそこには倉庫がある。その庭にはかかしがあり、かかしに剣を振ってる女がいた。
「こんな朝から剣を振ってるのか」
「剣を振ってないと嫌なことを思い出すからな」
「……ふーん、そうか」
ゴンはヌアザの剣の振り方を見て、下手な剣の使い方だなと思った。振ってる型がまるで幼稚、夜に聞いた剣神の愛弟子とは思えない。
剣を少し嗜んだことがあるゴンでも分かるほど、その振り方は大雑把。
同じ国で育って、剣神……世界に何人もいる神の中でも最強の強さを誇るという、剣神に剣を習っておいて自分より下手なんて。
「お前、何歳なんだ?」
「18」
「俺と一緒か」
「貴様も18か? はっ! 私の方が生きてる濃度は絶対高いがな」
ヌアザは汗をかき、呼吸を置いて剣をしまう。朝日が出てきた。急にポカボカとなる気温にゴンは——
「お前、今日から住むんだったら家事手伝えよ。どうせやったことないだろ」
「あ? 私は金を払ってるんだ。それぐらい貴様らでやれ」
「いや、まてまてまて。お前現時点で無一文じゃん」
「………………国を取り戻したらお金を払う」
「口だけ女かよ。どうせお前は家事程度のこと出来ねーよな」
「あ? 私を誰だと思っている? 私を舐めてるとこの剣で切り落とすぞ」
2人の争いを二日酔いのおじさんが窓から見ていた。青春だな〜っと感じながら、不穏な空気を感じる。
長年の感、この幸せな空気をこの世界は壊してくる。そういうゲームだ。不自然なように集まってくる自然人3人と、友好的なモンスター。
まるで何かをこの3人と1体がやり出しそうな。そして、何かが動き出しそうな。
「まっ、おじさんは生涯この街を守るからいいんだけどね」
あーーーー! ムズい! ムズすぎる!? 昔は展開移行が馬鹿みたいに浮かんでたのに、何も浮かばず……会話も何かパッとしない。やばいなっとか思いつつどうだったでしょうか今回は?
パッとしないですね、絶対にこれ序盤での盛り上がりってか、展開とかが指摘されるやつだ。戦闘シーンばっかり書いてきたから、こういうのが苦手になってしまった。
精進します、多分次辺りに物語急展開します。
次の投稿は多分明日の1時です!