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第5話 〜闇の世界〜

ブックマーク、評価、感想などを頂けたらめちゃ喜びます。

ぜひ、楽しんでいってください。


【キャラクター 容姿】


プレイ・ぼさぼさな黒髪に、黒色の目。身長は180センチで、細マッチョ。年齢は37歳


リーフ・青髪の短髪、紫色の目、小柄の身長、白服可愛らしい女の子。身長は153センチ。年齢は15歳


ゴン・茶髪の短髪に黒色の目の若い男。身長は165センチ。年齢は18歳


オデ・小太りな緑色のモンスター。体型は普通のゴブリンと似ているが、顔が丸く、目がクリクリしている。頭のてっぺんから出ているアホ毛が可愛らしい。

大事な所だけを布で隠し、ほぼ全裸だが可愛いから許せる。


【注意事項】

後書きは意味の無い自分の意見を述べてます。適当に流してください

 

 ◇◇◇◇◇


「え? 起きたらおじさんのベットがゲロまみれって本当? 夢だよね? 夢って言ってくれよ……夢であってくれよ」


「ごめんなさい、おじさん。力使いすぎると私、2日は体調不良になる———うぶっっっっ!?」


「あ、今度はおじさんの顔にゲロですか。こりゃあ

 避けきれぇねわ」


 ゲロまみれ夕方。あの後、2人を連れておじさんの家へ招き入れ、床に敷く形の布団が3つあったため2人を寝かし、プレイは自分がいつも寝ているソファで寝ていた。

 プレイが起きたのは夕方、ゴンは若いせいか朝に起きていて、ゴンは食事の買い出しに行き、リーフは寝込んでいた。

 プレイはリーフのゲロの音で起きて、布団の惨状に目も当てられず、自分の顔にも目を当てられない。


 買い物から帰ってきたゴンは


 ————あ、なんか慣れたな


 の一言を喋り、片付けに入った。


「美味すぎだよこれ!?」


 おじさんはリーフが作ったすき焼きを、涙を流しながら食べる。最近はお金が無くて街の人からおすそ分けしてもらっていたが、今回の依頼でお金がたんまりと入った。これで生きていける。


「ゴンさんのご飯はめちゃくちゃ美味しんですよ。私のお嫁さんにもなってもいいんですよ」


「リーフの嫁になるくらいなら、この街の人達の靴舐めた方が1億倍いいな」


「じゃあ、早く舐めてきてくださいよ」


「急にマジになるの止めてくれる!? 俺も悪いけど、リーフが言ったら圧力やばすぎて本当にやらないと死ぬと思っちゃうから!?」


「ゴンくんは女の子の扱いが知らないのか。女の子が不機嫌になったら、土下座したら許してくれるよ」


「いや、それはお前だからいけるからね!?」


「あ、私、今ゴンさんが土下座しないと殺しちゃうかも」


「本当にすみませんでした」


 ソファーから下りて土下座をかまし、その風景を”緑色のモンスター”が笑いながら見ている。


「でも、不思議な街ですねここは。モンスターって絶命対象じゃないんですか?」


「あ〜…………まあ、色々あってな。ってか、あの巨人が子供サイズに小さくなって可愛いマスコットになれるなんて、初めて聞いたぞ」


「デデデで! 当たり前ど! オラは最強だからな! このマチをマモル最強の魔物ド!」


「この街を守る、そんな奴がいたのか……だからこの街は安全なのか。……だから、おじさんの仕事が少ないんのか。ゴンくんおじさんにモンスター汁早く作ってくれない?」


「お前の道徳心どこいったんだよ!?」


 4人で囲う久々の食事、楽しくもあり、喧嘩もあり、まるで5年前を思い出すような。


 ————カタカタカタッッ


 そして、世界は動き出す。様々な人の絶望から、救う1人の勇者が誕生しようとしていた。10年間も現れなかった、本物の勇者が。

 倉庫にしまっていた、白色の剣が動いていた。まるでご主人を探しているように。


「そろそろ僕の世界にしよう」


 勇者が現れるということは悪も目立っていく。様々な悪がまるで輪をかけるようにおじさんへと降りかかる。


「はっはっはっ!?」


 最初の街へとやってきた1人の女性。門番がちょうどトイレへ行っていた時に入れた運がいい女性。

 彼女は3人の旅の行方を大きく変えるであろう。


 動き出したこの世界に、おじさんは最高の決断をする。真実の旅(トゥルートラベル)はここから始まる。


 プロローグ ~完~



 ◇◇◇◇◇



「はむはむはむ! 今日もゴンさんの料理は美味いですね!」


「褒められるのは、嬉しいけど……お前、野菜しか食わんのなに?」


「世の中はヴィーガン? ってやつが流行ってるんでそれに便乗しようかと」


「ああ? ヴィーガン? リーフちゃん、ヴィーガンってえ? おじさん驚いちゃったよ。ヴィーガン知ってるの、今の自然人って?」


「知ってますよ。まだこの街にはそういう文化はないですけど、他の街でやってる人がいっぱいいますよ」


「いや〜、そうなんだ。おじさんもヴィーガン始めようかな? ヴィーガンって短期間に野菜ばっか食べて、その後に肉を食べると馬鹿みたいに美味しくなるからね。肉の有難みを分かるためにやるやつだよね。昔会った女の子がやってたよ。やっぱり、肉に勝るものはないって」


「オデ? 絶対に肉の方が美味いダ!」


「オデは本当にいい子だな。ってかツッコむけど、ステーキが目の前にあるのに急に野菜ばっか食うよ止めてくれる? 砂利道ヘッドスライディングさせるぞ」


 3人がおじさん宅に居候してから約1週間が過ぎた。仲良くなり始めた3人と1匹。リーフは森へ魔物を狩りに、ゴンは木大工という職業を活かし大工をし、ゴンは街のマスコットになりつつ、おじさんはギャンブルへと打ち込んでいた。

 昼に皆で集まり、おじさん宅でゴンとリーフが稼いだお金でご飯を食べ、そのお金でギャンブルをしているおじさん。

 家賃代だと思えばいいのだが、そろそろゴンは頭がはち切れそうになっていた。


 食事が終わり、全員が後片付けもせずお皿を洗い、仕事にいこうとゴンが外に出るとと近所の人とが声をかけてきた。


「あら、ゴンくんゴンくん。ちょっと聞いてよ、西大陸の剣神国の首都が技の魔王によって陥落したみたいよ〜! 近いから怖いわよね〜」


 ゴンは剣神国と聞いて笑いそうになる表情を右手で隠す。


「剣神国が……陥落。技の魔王って最近、猛威を奮ってるっていう?」


「そうそう。強い人を片っ端から倒す魔王よ〜。討伐隊は全部返り討ち、でも大丈夫よ。最強パーティー闇の世界(ブラック)が技の魔王を倒しに行ったらしいから」


 その後、ゴンはおばさんの長話に聞き、適当に相槌をして、おばさんが去っていったあとよしっ! とガッツポーズをする。


「借金返さずに済んだ! ってかおばさんの話を聞く限り、城壁が壊れてたから簡単に侵入出来たって……。俺は何も知らない、俺は何も知らない」


 借金をどうやって返そうと考え、借金取りが来てもおじさんを盾しようと非道的なことを考えていたが、全てが解決した。

 だが、聞いてはいけないことも聞きゴンは目を虚ろにしながら仕事に行くという時に——


「誰か……助けられる人がいるなら…………助けて!」


ここは後で書きます、

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