30/53
第三節 カワルセカイ。-⑩
「足手まといかどうかを判断するのは君じゃない。少なくとも高島くんは君が戦力になると思って誘ったわけだ。チームの足手まといになるような人を誘うことはしないだろ?じゃあ、なんで君が誘われたのか。もう、わかるだろ?」
今日もミーシャはまたパジャマ姿で僕の家にやってきてそう言った。
でも、バスケは選手同士の接触が多いスポーツだ。僕を怖がってしまって試合にならなかったらどうする?迷惑じゃないの?もしかして、僕をそうやって利用するつもりで誘ったのかな?
「それは考え過ぎだ」
そうかな…?
「不安になるのは君が周りとの関係を絶っていた反動だ。大丈夫さ。君が思っているほど、人と関わることはそんなに難しくないよ」




