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バスで30分以内に海に行ける町  作者: 桜上水ひばり
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2/2

焦燥感と時間

悪夢で目が覚めた


汗だくだ


心臓の音がドクンドクンと異様に脈打つ



数分だけ寝てしまったみたい



バイトの時間が迫ってきてる



バイトでの人との関わりを思うと本当に憂鬱だ



喋って動いて頭使って気もつかって…



あー、またこの感覚だ


我慢できないんだろうか、この体は…


詰め込みたい


詰め込みたい



消したい



消えたい…




どうにでもなれ




家中の食べ物、有りっ丈の下剤




口にいれて、何度も何度も咀嚼を繰り返す




何をやっているんだろう



なんでこうなったんだろう



涙が流れる



味がわからない



美味しくない



バイトに行きたくない



人と関わりたくない



食べ終えると、罪悪感と絶望感が濁流の様に一気に湧き出て流れ込んでくる


悲しい


悲しい



本当に虚しい



水を一気に流し込む



下剤を口に放り込む




大丈夫だと言い聞かせる



バイトに行かなきゃ…











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