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異世界ホワイト活動記  作者: 真野 昭
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2 初戦闘

無双しますが本人は冒険するつもりはないです。

2 初戦闘


(さて、準備も整ったし行くか、いやまてよ確かこの世界には魔物がいるんだったよな)

そう思った俺はスキルの気配察知と魔力感知で魔物を探した。両方ともMAXなのですぐに方向を感知できた。千里眼を使用するとあら不思議、森の中で木々にさえぎられてるのにはっきりと姿をとらえることができた。

緑色の子供くらいの背丈で醜い顔、そうです定番のゴブリン君が5匹うろうろしてました。

走って近くまで移動する、驚いたことに飛ぶように景色が流れ木々は軽々としたステップですり抜ける。前世での15歳からの高校時代は身体能力の絶頂期だった。一度だけ測定した50m走では軽く6秒ジャストだった。本気で走れば5秒台だったろう。それが、スキルを使わずとも平地を走れば余裕でボ〇トをぶっちぎるであろう速さに進化していた。

すぐ近くまで来てどうやって倒そうかと考えていたら、ふと補助系のスキル一覧でチラ見したあるスキルが気になった。経験値増加はMAXで10倍の経験値が得られ、レベルアップ必要経験値軽減ではMAXで10分の1になる。両方で通常の100倍の早さでレベルアップすることになる。

さっそく両方のスキルをMAXで取得すると成長促進にまとまった。レベルは無いようだ。

これでレベルが一つも上がらなければ泣けてくる。カンストのようなステータスの数値が気になって仕方がない。


一つ深呼吸して一番近くにいたゴブリンに棒で殴りかかる。

(うげえ)

一瞬で潰れてスプラッタ状態になりやがった。手にしていた棒も砕け散った。他のゴブリンが俺に気づいてぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる。

少し間合いを取るため若干離れると魔法を試すことにした。

スキル火魔法のサブスキル、最も威力のなさそうなファイアーボールで行こうと決めたがどうやって発動するんだろう。

「ファイヤーボール」

やけくそ気味に叫んだら目の前に拳大の火の玉が出現した。手近のゴブリンに向けて、

「行けえ」

と言うと火の玉は弾丸のような速さでゴブリンにぶつかり、跡形もなく消し飛ばしてしまった。

何これ凄すぎるんですけど、それと魔法を打つたびにこれは恥ずかしいんですけど・・・。

残りの3匹は手ごろな木の枝を拾い、順番に軽く首筋に当てていったらすぱすぱと首が飛んでいった。

これってただの木の枝だよね。業物の刀剣じゃないよねとしばらく呆然とする。

倒したゴブリンは売れるのかなと思い、

「収納」と口ずさむ。

元ゴブリンのスプラッタ君たちは消えてなくなった。



(ステータス)と念じてみるとステータス画面が展開した。念じるだけでいいようだ。


-----------------------------------------

名前:ダイチ・アオヤマ

年齢:15

種族:ヒューマン

職業:冒険者

レベル:5

HP:1050000

MP:1050000

筋力:105000

体力:105000

知力:105000

精神力:105000

敏捷:105000

器用:105000

運:1050

(以下略)

-----------------------------------------

レベルが上がってほっとしたが、相変わらず揃った数値で上がり方もおかしい。いちいち突っ込むのも疲れるのであきらめた。

スキル欄に見慣れないスキルが生えていた。

忍び足(1)・気配遮断(1)・魔力遮断(1)・瞬動(1)である。

こそこそ近づき不意打ちしたからだろうか、戦闘でもスキルが増えるらしい。せっかくなのでスキルポイントを使ってMAXにすると暗殺者レベルなしに合体した。何それ恐ろしいスキルなんですけど。


続いてアイテムボックスを覗いてみると<収納物>タグの中に以下のものが収納されていた。

ゴブリンの右耳4(討伐証明部位)

ゴブリンの残骸4(ゴミw)

魔法で燃やし尽くしたほかが解体されているきがする。素材になるようなものがないのだろう。ゴブリンの肉とか皮とかはかなり引く。

スプラッタを解体しなくてもいいのは助かる。前世では経験などあるわけがなく、精神的ダメージは計り知れない。

とりあえず<討伐証明部位>・<素材>・<ゴミ箱>のタグを作ると自動的に仕分けされた。AI機能が備わってるのだろうか。神様使用半端ねえな。

ちなみに<ゴミ箱>を覗いて見ると。「これらを削除しますか?(Yes/No)」と表示されたので「はい」と念じたら中身が空になった。素敵な便利機能だ。容量無制限で時間停止と言っても、汚物が溜まっていくのは気分的に良くない。汚物は削除だ。


気を取り直してゆっくり歩き始めるが、あえて索敵はしない。MAPを見て、目的地までの最短距離を進んでいくがちょろちょろと魔物に遭遇するので、サクッと倒し収納しながら1時間ほど歩くと森を抜けることができた。結局森の中で遭遇した魔物はゴブリンとイノシシのような魔物であるフォレスト・ボアであった。


森を抜けるとあたり一面は草原で、道らしきものは見当たらない。あと3キロ余り東に進めば目的地のルースの町に到着するようだ。

急ぐ必要もないので散歩のペースでゆっくりと歩いていく。

途中で索敵に引っかかった魔物、ネズミとウサギがいたがネズミは利用価値がなさそうなので、グラス・ラビットと言うウサギの魔物だけ狩っていく。角のあるウサギと必死に戦う初心者冒険者の気分は味わえなかった。棒で軽くたたいただけで討伐できるので何となく味気ない。

そうこうしているうちに防壁に囲まれた町が見えてきて、町へと続く道もみつけた。

30分ほどで町にたどり着いたが門の脇に熊のような兵士が立っていた。何気なくその男を鑑定してみると、

-----------------------------------------

名前:ゴンゾ

年齢:29

種族:ヒューマン

職業:ルース辺境伯領兵士

レベル:12

HP:182

MP:35

筋力:41

体力:38

知力:28

精神力:19

敏捷:26

器用:21

運:12

-----------------------------------------


兵士だから普通の人よりは強いのだろうが、これがこの世界の常識的ステータスだとしたらヤバイ。鑑定スキル持ちに自分を見られたら人外認定待ったなしじゃないか。あわててスキルを確認し、補助スキルの中から隠匿をMAXで取得した。これで鑑定レベルの高いものからステータスを隠すか、偽造した数値でごまかせる。

そうこうしていると門に近づいてきた。

兵士は一人きりで、身分証の確認とか積み荷の検査で行列を作るなんてイベントはなかった。

熊さん兵士に軽く会釈して門をくぐろうとすると呼び止められた。

「ちょっと待て見かけない顔だな、念のため身分証明書を見せてくれるか」

スルーできなかったようだ。ズボンのポケットに手を突っ込み、アイテムボックスから冒険者ギルドカードを取り出す。アイテムボックスを持っていることを知られるのはまずいと思ったからだ。

カードを手渡すと、

「ほー、この年でDランクかすごいじゃないか」

熊さんが驚いてるw

「賞罰なしなら問題ないな。この町に何で来たんだ」

「しばらくここを拠点にしようかと思って」

間髪入れずに答えると、

「ここは辺境だから冒険者は歓迎する。しっかり稼ぎな」

熊さんが笑いながら言う。顔は怖いがいい人のようだ。

熊さんに会釈して町に入っていく。MAPで宿の位置を確かめて良さそうなところに入る。とりあえずの拠点確保だ。





読むのに適度な長さがわからないw

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