4.初!ボス討伐!
4.初!ボス討伐!
重い扉を開けた先は広い部屋になっていた。
「おー!広いな」1キロあっただろうか。
見渡す限り広い平面な部屋だった。
「どこにボスがいるんだ?」そこら中見渡してもボスは見当たらない。
「おかしいなー、たぶんここがボス部屋なんだけどなー」
「ボッ」一つの燭台に火がついた。
「なんだ?」その瞬間「ボッ、ボッ…」
一気に周りの燭台に火がついた。
その直後、上からなにか、重たいものが落ちてきた。
「ドンッ」物凄く大きな音が部屋中に響いた。
「ワッ!」振動のせいか、尻もちをついてしまった。「いって〜」「何が落ちてきたんだ?」落ちてきたところをよく見てみると、なにか大きな物がある。
見たところ、5メートルはある。体型は太っていて、ゴブリンのような容姿だった。
「あれがこの部屋のボスか」
俺が剣を構えると、ボスがこちらに反応し、ボスが叫んだ。その叫びは凄まじく、吹き飛ばされそうになる。
「さて、いっちょやりますか!」
俺は、ボスの元へ飛び込んでいった。
どうやら、俺の攻撃は先制攻撃だったらしく、俺の剣がボスの足を捉えた。
「はぁぁあ!」思い切り剣を振り下ろした。だが、あちらもこちらの攻撃に反応し、剣でガードした。
「そんなガードで俺の攻撃が防げると思うなよ!」俺の攻撃は相手の剣を弾き、思い切り足に剣を当てた。
「ウォー!」相当なダメージが入り、ボスは、たまらず声をあげた。
「いっけぇぇぇー!」俺は、そのままボスの体を切り刻んでいった。ボスのHPがどんどん減っていき、最後の一撃でボスは消滅した。
「はぁ、はぁ」「ボス討伐は流石にきついな」俺は今の戦闘で相当な体力を消費してしまった。だが、HPゲージは一つも減っていない。
「流石レベル100だけはあるぜ」このエリアのボスはレベル30前後。今の俺のレベルはさっき上がり20になったが、それでも普通は一人では倒せない。だが、ステータスだけは違う。今のステータスは平均15500ぐらい。レベル120くらいだ。
「こんなの誰かに見られたら大変だな」
そう思い、この場をさっさと離れようと出口を目指した。
その時、とっさに、入り口の方をみた。
気配がしたからだ。剣を構え、相手の顔を見た瞬間、剣を落としてしまった。
そこにはマリアが立っていた。