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こころのきずあと  作者: はらくろ
第1部 第1章 転生編
7/163

転生した理由 その1

主人公、喋り始める。


そして、日常から異変へ。


6/9 表現方法を修正しました。


6/12 加筆修正しました。


 僕がこの世界に転生してから、1年が経った。


 おしめを替えてもらうとき、気絶。


 授乳されてはまた気絶。


 一日最低2度以上は気絶してる計算になる。


 仕方ないだろう、恥ずかしいんだから。


 鑑定!


 ================

 【名 前】 仁 京極

 【種 族】 人

 【国 籍】 大和国

 【年 齢】 満2歳

 【魔 素】 362/368

 【体 力】 5/5

 【スキル】 なし

 【ユニ─クスキル】鑑定 Lv3

 【加 護】 東方神の加護

 ================


 魔素がすごく増えていた。


 何かで読んだけど、やはり、使い切ると増えていくのかもしれない。


 しかし、1回気絶する毎に1増える訳ではなかったみたいで、増えても1日1くらいだということがわかった。


 鑑定しか使っていないし、まだ1歳なのでスキルも顕現する気配もない。


 これだけ使いまくっても、鑑定が3にしかなっていないし。


 ホントに理解が大変だった。


 おしめを替えられるのもいい加減慣れた(あきらめた)し、授乳も多少は恥ずかしくなくなった。


 授乳をしてもらっているとき、母さんの後光がさすような柔らかな笑顔。


 でも素に戻ると恥ずかしい。


 だから鑑定を連発して抵抗してるときが多いけれど、逃げるまでが大変。


 180回以上鑑定を続けないと0にならないから、0で気を失うのか、疲れて倒れるのかわからないときもあった。


 さすが1歳児、体力ないよね。


 ラノベでよくある「ステ─タス」というコマンド?スキル?


 自分のステ─タスを見るのがあるけど、この世界にはないみたいだね。


 いくら「ステ─タス」「ステ─タスオ─プン」と言っても何も出てこない。


 まだ喋ることができないから、人に聞くこともできないから、本当はあるのかもしれないけど。


 そうそう、鑑定がLv3になって、各ステ─タスの詳細があれば見られるようになった。


 例えば年齢を再鑑定すると、こうなる。


 ================

 【年齢】満2歳(1歳0か月)

 ================


 隠されたものか、詳細なのか微妙なものだけれど、母さんの友好を再鑑定したら。


 ================

 【友 好】 藍色(うちの子可愛いすぎ、これで側室なんかに負けないんだからっ)

 ================


 見たとき思ったよ、実にびみょ─だったね、ホント苦労したんだな、母さん。



 ◇◆◇◆◇◆◇◆



 「おはようございます─、仁さま─、おねしょしてないですよね─」


 楓さん、朝から失礼だな。


 「だ─(でもそんなところ、好きですよ)」


 「大丈夫みたいですね─、いいこですね─」


 よし、会話になってない、だめだね。


 ちなみに楓の友好も見たらこんな感じだった。


 ================

 【友 好】 青色(仁坊ちゃま、いいわ─、毎日癒されるわ─)

 ================


 好かれているって嬉しいね─。


 「で─(楓もね─)」


 お、初めてだ、発音できた、これはびっくり。


 楓は驚いた表情をし、大声でこう言った。


 「奥様─、じゃないお初姉様─!!!」


 どたどたどた…


 あ、走って行っちゃった。


 どたどた(すたすた)…


 あ、こっちきた。


 「そんなこと、あるわけないでしょう?」


 「いいえ─、いつもと違う言葉だったので─」


 母さんが俺を抱き上げ、自分を指さして言った。


 「試してみようかしら?仁、私は?」


 「ま─」


 「「えっ」」


 楓を指さしながら。


 「で、では、この人は?」


 「で─」


 「「えぇええええ??」」


 「あなた!!あなた────!!」


 どすどすどす…


 「どうした初、そんな大声出して、お前らしくもない?」


 おお、この人が父さん、とにかくでかい…


 顔は、くま?


 実にびみょ─…


 「仁、この人は?」


 「ぱ─?」


 「「「えぇえええええ!?」」」


 「でかした、でかしたぞ、仁、初!!!」


 大声で言いながら、母さんと俺を抱きしめた…が


 く、くるしい…息が…


 少しすると、俺の意識が遠くなりつつ、身体もピクピク痙攣し始まった。


 「あなた、苦しい、仁が、仁が潰れてしまうじゃないですか!!」


 ──刹那、楓は動いた。


 着物の両裾を帯に差し込むと、父に駆け寄り、父の左太腿に右下段回し蹴り!


 「ぐぅっ!」


 痛みで母を放した隙に。


 その反動を利用して、一回転し、左手を右拳に添え、肘で鳩尾に!!


 「ぐぇっ…」


 若干九の字になった顎先に、逆回転して右上段回し蹴り!!!


 「…・」


 父はその場に力なく崩れ落ちた。


 楓は裾を戻し、座り、三つ指を付いて…


 「──お粗末様でございます、お見苦しいものをお見せしてお許しください、お初姉様、仁様」


 顔を上げてニッコリとほほ笑んだ。


 「で─…ぇえええええ!(楓…こえぇええええええ!)」


 「あなた!もし仁が潰れて死んでしまったら、どうするおつもりですか?!」


 「お初姉様、もう聞こえませんって…」


 【死んでしまったら、】


 【死んでしまった?】


 …


 「あぁああああああああ!!!」


 「「仁(様)?!」」


 そのまま俺は意識を失った。




読んでいただいてありがとうございました。


長いので2つに分けることにしました。

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