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第一印象が最悪で出会った男性が今は私の彼氏です!

作者: 七瀬





”第一印象が最悪で出会った男性が今は私の彼氏です!”



私は第一印象が悪かった男性と今は付き合っています。

初めて彼と出会った時は、友達の紹介だったんですけど?

なんかその日は彼、イライラしてたのか?

私を見るなり、そのイライラがピークに達して急に怒りだして、

そのまま彼は家に帰ってしまった。

正直、なんで私が彼に怒られたのか全く分からなかったし、

私はこの男が物凄く大嫌いになった!

もう二度とこの男性ひととは会わないと思っていたのに、、、。

別の友達がこの男を連れてきたの!





『”なんだよ、またお前か?”』

『それはこっちのセリフよ! なんでこんな奴連れて来たの?』

『何? 二人とも知り合い?』

【知らないよ!】

『”何よ、めちゃめちゃ二人共気が合うじゃない!”』

『合わないわよ、こんな奴!』

『今日は最悪だ~』

『・・・もう帰るわ。』

『俺も帰る!』

『えぇ!? ちょ、ちょっと待ってよ! まだメンバー揃って

なんだけど?』

『そんなの知るかよ!』

『ごめん、この男が居るなら私! もう帰るわ!』

『・・・ううん、』

『俺も帰るからな!』

『・・・・・・』






・・・私はこの男のせいで一気に不機嫌になる!

そのまま家に帰ろうとしたら? 何故なのかこの男が私の後を

着けて来たの!



『”何? 気持ち悪いんだけど、”』

『違うんだって! あれ見ろよ!』

『そうやって私に近づいて来ないでよ。』

『あれあれ! アイツ、ずっとお前の事見てるぞ! 知り合いか?』

『・・・えぇ!? し、知らない男性ひとだけど?』

『お前の事、チラチラずっと見ててさ、何かあるかもしれないから、

俺が途中まで着いて行ってやるよ!』

『またそうやって私に付き纏う気?』

『アイツ見ろよ、今からお前の横を通り過ぎるぞ。』

『タッタラ~♪ タッタタ~♪ タッタラ~♪』

『・・・・・・』

『”チッ! 男、居たのかよ、”』

『えぇ!?』

『アイツ、なんか言ったか?』

『アンタが言った通りだった、ごめん。』

『えぇ!?』

『どうやら私! あの男に狙われてみたい! いつからかわかんないけど、』

『・・・そ、そっか、』

『でも? なんで分かったの?』

『アイツ! ずっとおかしかったんだよ、お前の方を見てニヤッと

笑ってたり、気持ちわりぃな~って思って見てたら? やっぱり

おかしいよなって、』

『”私のストーカー?”』

『そうじゃないのか? ずっとストーカー行為されてたと思うけど?

お前が全然、気付いてなかっただけだろう、恵まれてんな~』

『・・・ううん、』

『”鈍感な女で良かったよ。”』

『はぁ!?』

『これは褒め言葉だよ、本当に繊細な子だったら? 鬱とかなる

子も居るからな~』

『・・・・・・』

『でも、もう大丈夫じゃないのか? 俺の存在が分かったみたいだし!』

『・・・全く何でもないのにね。』

『でもあの男からしたら? お前に彼氏ができたと思ったんじゃないのか?』

『・・・うん? そうかも!』

『もうあの男はお前の前に現れないよ。』

『そうかな?』

『絶対にそうだよ。』






・・・”この男とは、第一印象は最悪だったけど?”

ちゃんと話をしたら、案外まともな男性ひとだった。

しかも? 私の心配までしてくれて、そこから私とこの男は

仲良くなって付き合うまでになったの!

出会いが最悪でも、そういう男性と付き合う事もあるんだって思ったわ。

今は良きパートナーって感じ。

何でも話せる友達のような私の彼氏です。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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