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語るべき夢

ナレーターってのも面白い仕事だ、特に生まれつきナレーター2という名前を持っていて、一人の人間の人生を天国カメラから見ながらその周りのことを声に出して綴るのだ。


平太の担当者になったのもラッキーかもしれない、平凡な男の人生の実況のナレーションは語ることが少ない、しかしその分ノルマも少ないため休めることも多いのだ。


しかし俺はナレーションの仕事を軽く見たことなど一度もない、転生する前も後も、クオリティの高いナレーションを提供するためにも常に全力だった。


一挙手一投足観察し、その中で選べるアクションを解説する。一呼吸一呼吸丁寧に解説してしまってはいけないから必要な情報だけを抽出する。


そのアクションを面白おかしく、多彩な表現にして語る。少しばかりオーバーにしてもかまわない。


しかし正確性ってのも重要だ、しかしそれだけでは盛り上がりに欠けてしまう。バランスをとってしまってはまた味気ないのだ。


要するに良きナレーションするときには何かがなくてはならない。私を私たるものにする特別な何かが…


その何かを持ち合わせているからこそ、俺は今までガチの平太のナレーターを務めることができたと思う。しかし思い切って自殺し、転生してからその特別感が薄れていく気がする。


俺の力は上がり続けている、現実世界に干渉することだって少しはできるし、技術だって確実に上がっている、


しかしアダムスミスや大塩平八郎、ブルーミスティカルホースヘッドを見ると自分の持つ存在としての特別感がどうしても薄れてしまう。


俺の持つ何かなんて大したことがないのではないかとその何かがあまりにもちっぽけな感じがし、


俺はナレーターとして十分な仕事を果たしているのか自信がなくなってきてしまった。


いつも俺の相棒を務めてくれたオハイオマンだって夜の星になってしまった。オハイオ出身だけあってかなりクールに消えてしまったがそんなことはどうでもいい


俺はどこにでもいるそう、たかがナレーターにすぎない。どこにでもいる一般的な、ナレーターにすぎないのだ。


私の実力が伸びているからこそこんなことを考えれるのかもしれない。いや、今までよりも強くなったからこそ俺はこの現実に気づくことができたのかもしれない。


しかしその事実は私の持つ無力感を楽にしたりはしないのだ。俺の頭の中で何かが足りないという感情が渦巻いている。


俺はナレーションを極めた気になっていた井の中の蛙にすぎなかったのかもしれない。


アダムスミス「僕もそう思います」


アダムスミスもそう思っているらしい、さすがは経済学の父だ、説得力がある。


そんな俺でも職務放棄はできない、いままでのナレーションで本気で取り組まなぁったことは一度としてない。


だから、いや、だからこそ俺はここで倒れるわけにはいかないのだ。




アダムスミス「早く本編始めた方がいいと思うよ」




確かにそうだ、唾をのみ込んだ。


どうでもいいことを考えている場合ではなかった平太はどうしてるのだろう


確かめんどくさいストーカーの右腕を奪って逃げているところだっけ、そうだった気がする




平太はまだトラベルしていた


まだトラベルしている


あれ?


まだしてるの?


語ることないじゃん早く次の世界つけよ


バカじゃねぇの早くつけよ俺も仕事したいんだが…




アダムスミス「イライラは健康に悪いよ」




確かにそうだがそういう問題ではない気がする


新しい世界がロードされないのだ


リロードはしたよなさっき。


もう一度リロードトラベルをするには少なくとも今やってるトラベルを終わらなきゃいけないってイマジナリーおじいちゃんがいってたからな


今回はカブトムシもいないしどうすりゃいいんだよ


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


もうそれはやったんだが…


いや暇だしもう一回転生してみてもいいかもしれない


拳銃を手に持って弾倉の中を確認し、セーフティを外し自分の頭に向けた


手が震えている、緊張しているのかもしれないがそれよりやはり死ぬのは痛い。


できれば何度も味わいたいものではないからな


イマジナリーおじいちゃん「何を躊躇しているのよ!早く死になさい」


よし、死ぬか


引き金を引こうとしたその時




アダムスミス「そんな無駄なことより今まで登場したキャラ紹介でもしたら?」




忘れていた、そうだ私はナレーターだ今はナレーター2だけどナレーションの仕事があるのだ


それにナレーター3になってもそんなに強くならないかもしれない、よく考えると業務放棄してまでやることじゃないよな


死ぬのは暇な時間にやるべきことだ、みんなも仕事中に自殺しないようにな!死ぬときは一人で死のうぜ!!


もしくはこころの健康相談統一ダイヤルに電話しようぜ!


0570-064-556(時間は都道府県によって異なります)


大塩平八郎「ちゃんと心療内科とかに行くんだぞ、助けがないと思ってもあきらめちゃいけない!」


アダムスミス「どうでもいいんでキャラ紹介まだ?」




というわけで、本日連載開始1000周年というわけで今まで書いた4話で出てきたキャラを紹介するぜ!




ブルーミスティカルホースヘッド:ブルーミスティカルホースヘッド




ドラッグフリーク:この小説最大の問題児、そもそも私はドラッグフリークのことを「平太の最大のライバルで最強の闇の剣士」だと思い込んでいたが、実際にこの小説を読んだら完全に変わってしまった。


もうコイツは平太の尻を執拗に狙うホモです。そもそも「とにかく平太の尻を執拗に狙っている」ということ以外何もわからない。ただその「とにかく平太の尻を執拗に狙っている」という一点だけは最後まで揺るがなかった


片足のホモがよ。僕サイもかしこいゴーレムくんさんちゃんもあの手この手で平太にアプローチを仕掛けてくるのだが、この男だけは突然目の前に現れて「どうした、平太♡」「平太、運命に逆らうな…♡」と異常な湿度で平太に迫ってくる


正直気持ち悪い




破壊神:ゴミを民家にテレポートする能力を持つ。自分自身の脳みそを燃やすことで人肉サラダを食べることを必要としないことがわかり頭を回転させることを極めることを決意。腕は取り外し可能でお茶漬けのいいダシになる。


男性器が勃起時に分解されるという性病にかかっている。生き別れの兄弟とアマギフカード口にいくら詰め込めるか選手権で敗北したため幸せな時に手をたたく権利を失っている




ぺすてぃれんす:コサックダンスウォッカ拳を極めしもの。過去に千葉国の麻薬カルテルに弟の全自動靴下が盗難され、それを復讐を胸に誓い千葉国に信仰を開始した。戦闘時にコサックダンスを踊り続けることで


常に変化し続ける体の重心を利用して共振現象を起こすことで無限にためたエネルギーを用いて触れた相手を瞬時に別次元に送ることができる。






ファファファファーファファファファファーファーベタ:ごく普通の高校生(1295123421歳)特異体質として地球上の人間の誰かが小指にタンスをぶつけると、クリティカルダメージが12秒間5%上がる(25回までスタックする)能力を持っている。


レイドボス攻略のために自宅に50億人ほど監禁しているのはここだけの話。ちなみに話したら次はお前が監禁される。ここだけの話ってそういうことだからな、この事実を大っぴらにして生きて帰れると思うなよ。わかってんのか?


口を滑らしたらお前の家族も監禁して永遠にタンスを小指に向かってぶつける拷問器具で苦しんでもらうからな。警察に話したらどうなるかわかってるよな?警察なんてクリティカルダメージ上昇で頭触るだけで消滅するからな。俺のビルドなめんじゃねーぞ


レイドボスバグ技で瞬殺だかんなわかってんのかゴミが、てめぇなんかクリティカルダメージ狙わなくてもいつでも殺せるってことを肝に銘じておけこの人間ごときが




町医者の男:モブキャラ、生きている間に1567人もの人間を拉致監禁し、数年間もの拷問にかけた後自ら安楽死を選ばせ、人肉家具に麻酔もかけずに改造し、販売するという誇るべき仕事をもっている。なんて立派なんだろう。


しかし裏の顔としては電車でドア付近のポジションを死守し、乗り降りを大きな荷物で妨害するという今すぐにでも死んだほうがいい人間の屑である。マジでくたばれ。




ブルーミスティカルホースヘッド:ブルーミスティカルホースヘッド




佐藤 洋子:新新新新新新新新NEOウルトラギガメガ都市埼玉出身のニート(54)2217年のクリスマスの時冷凍睡眠中の両親がマカロニサラダの解凍死んだあとしねしねこのクズ野郎パンチによって暗殺されてしまう。


正月までにお年玉がもらえなければ、板チョコ銀紙インフィニットビリビリシミュレーターが買えないためタイムマシンで過去に戻り、ポテトサラダの概念を地球上から消し去る野望を持つ。




ブルーミスティカルホースヘッド:ブルーミスティカルホースヘッド




ブルーミスティカルホースヘッド:ブルーミスティカルホースヘッド




オニーゲイン:新新新新新新新新NEOウルトラギガメガ都市埼玉設立の原因を作った時空犯罪者。幼少期に頭を打ち、自分のことを洗濯機だと思い込んでいたが、そこで恋人ができ、実は自分はやっぱり換気扇なのではないかという矛盾に耐えられなくなり


恋人を殺害してしまう。そのまま追われる中、非常に高いサイボーグ適性を見出してしまう。そもそもこれが間違いだった…


各地で改造を繰り返し、ついに肉体の機械化率101%を達成してしまう。ついに割合の概念をも超越するほど強力な存在になってしまったのだ。より完璧な肉体を求め続ける彼は当時の埼玉国の総人口の7933124%の埼玉国人を殺害したのち、タイムマシンで別の時代に逃亡してしまう。


現在はそのまま行方不明、すべてを超越するブルーミスティカルホースヘッドを除いた現時点作中最強の存在である。ちなみに趣味は赤ちゃんプレイである。




アダムスミス「いい感じにまとめたね、これで1000年以上続くこのシリーズにも新規が入りやすいんじゃないかな?」




そうかこれでよかったのだ


俺はナレーターとしての仕事をちゃんと果たしたのだ。


ナレーター「今日は大事なことを学んだな、ありがとうアダムスミス得意分野は経済学だけじゃないようだな」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


アダムスミス「私は君に期待している、こちらこそ大事なことに気づいてくれてよかった」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


平太のトラベルはまだ続いている、それでもできることはある。


ナレーターとして特別な何かにまた少し触れた気がする




~地球はあああ 僕らのおおお~


~ゆううううとおおぴあああああああああああああ~




今日はとりあえずおしまい




イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおばあちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」




こんにちは作者のHPPマインクラフトです


この度連載1000周年ってことでアニメ化決定しました


下記のURLから第一話のパイロット版を見れるので興味があれば見てください


https://youtu.be/W6YO_FyAhyU


芥川賞めざしてるので頑張ります




イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」


イマジナリーおじいちゃん「自殺しろ!」



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