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メイドとオムライス

そして最初の一週間はあっという間に過ぎていった。まず驚いたのはこの世界では水道代ガス代電気代無料だということだ。水道はもちろんのこと、光熱費もすべて無料なのだ。しかもインターネット回線まで完備されている。まさに至れり尽くせりだ。


そして最初の一週間はあっという間に過ぎていった。まず驚いたのはこの世界では水道代ガス代電気代無料だということだ。水道はもちろんのこと、光熱費もすべて無料なのだ。しかもインターネット回線まで完備されている。まさに至れり尽くせりだ。

食事についても自炊するか外食すれば無料で食べられるようになっている。しかし俺は料理ができないので毎日のように外で食べていた。

「ご主人さま今日は何を食べたいですか?」

メイドのアイリスが聞いてくる。

「うーん何にしましょうかねえ」

俺は考えるふりをしながら彼女の胸に目をやっていた。大きいんだよなあと思いながら

「アイリスさんのオススメとかありますか?」

「はい!私特製オムライスなんかどうでしょう?」

「いいですねそれいただきます」

そう答えると彼女は嬉しそうに微笑んだ。

ああもうほんとかわいいなぁ異世界に来てよかったわこれ 。

これで日本で仕事をしながら異世界で暮らすという夢のスローライフの完成だ。しかも美人金髪メイド付き。移住して正解だった。

そんなこと考えている間にアイリスがオムライスを作ってくれた。

「なんで日本の料理がつくれるんだ?」

素朴な疑問をぶつけてみた

「実はご主人様が来る前に一度日本からの移民の方が来たことがありましてその方のお子さんが日本にいる時によく作っていたものだそうです」

「へぇそうなんですね」

俺は一口オムライスを口に運ぶ。

「おいしい!」

卵のふっくら感とチキンライスの絶妙なバランス、ケチャップの酸味もよく効いている。

「ありがとうございます」

アイリスは顔を赤くしながら笑った。

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