第七十七話 迷宮探索 エン編
そろそろ夏休みも終わりますね・・投稿ペースは守っていきたいなと思う(´・ω・`)
「アレス・・本当にアレスっていう名か?」
「えぇはい・・僕のこと知ってるのですか?」
「いや知ってるけど・・お前オリンポス12神であってるよな?」
「はい・・」
(マジか・・まさかこんなオドオドしたやつが戦を司る神アレスってかぁ・・いやアルテミスの例があるからな、もしや・・)
「なぁ、ひと――」
『ぬぉぉ!!』
エンが言い終わる前に倒れていた冒険者の1人がアレスに襲いかかる、
『死ねぇ!』
冒険者はその剣を振り下ろす。
「危ない!」
それをアレスは・・指2本で挟んで止めた。
「やめてくださいよぉ・・戦闘になったら、僕自身でも止めれないんですから・・」
『ひっ・・』
冒険者は剣を手放し、
『ひぇぇぇぇ!!』
そのまま、走って逃げていった。
「・・・はぁ、それで何か言おうとしてましたよね」
「いや、いい・・そういうタイプってのはわかったからな」
「そうですか、それで貴方のお名前はなんですか?」
「俺はエン、オリンポスにいたんだが、今は日本神話の国にいる身だ」
「エンですか、それで1つ提案なんですが・・一緒に行っても良いですか?、僕あまり戦闘はしたくないので、代わりに戦ってくれる人を探していたんです・・」
「ふぅん・・良いよ」
「良いんですか!、良かったぁ・・よろしくお願いいたしますね!」
「あぁ、よろしく」
『ギャァァァ!』
先ほど逃げていった冒険者の方角から悲鳴が聞こえた、『助け――』という声を最後にその声は途絶えた。
「な・・なんですかね」
「・・・一応行ってみるか」
「えっ!?、わざわざ危険に飛び込んでいくんですか!?」
「この先、危険がないと言えないからな、どんな危険があるのか体験しておくといいと思うぞ、で、どうする?お前だけ逃げても咎めんが」
「行きますよぉ・・そこまで言うなら・・」
「よし、それなら行くか」
エンとアレスは先ほど聞こえた声のほうに歩いていく、そこで待ち構えていたのは・・、
『グルルル・・』
フィンリルほどではないが、巨狼が人を喰ってる姿を見た。
「うわぁ、凄い大きさの狼ですね・・エンさん、それは?」
「ん?、相手の能力を測る板・・おっ?でたでた」
名前 メガ・ウルフ
攻撃力 10000
防御力 8000
素早さ 5000
魔力 0
合計23000
「うわぁ・・並の冒険者にとっては無理ゲーの相手ですねぇ」
「そうだな・・とりあえず」
エンは指を巨狼に向けると、土の槍が一本伸びていき、巨狼の頭を貫いた。
『ガァ!?・・ガ――』
そのまま、巨狼は力無く倒れた。
「はー、凄いですね、強いとは思ってはいたのですがこれほどとは・・」
「安心はしてられない、シルニアも同じ状況なら、危険だ、早いとこ見つけないと・・」
「シルニア?、大事な人なんですか?」
「まぁ大事かって言われると大事な人かな、シグラントや狐理と合流しているなら、良いんだがな」
「ふむ・・その人の能力は?」
「ん?・・そうだな、低いほうとは思うが・・」
「そうですか・・では探ってみます」
「ほう?」
アレスは目をつぶる・・数秒後目を開き、口を開く。
「多分無事ですね、1つだけかなり小さな闘気を発見しました、その近くに他と比べてかなり高い闘気を――」
「待て、いきなり闘気ってなんだ?」
「強さのオーラみたいなものですよ、とりあえず、真ん中にはまだ誰も辿り着いていないですね、かなり高い闘気が・・2つ並んでいるのが見えましたから」
「2つ・・ヨルムンガンドともう1人誰かいるのか」
「警戒はしておきましょうか・・とりあえず先に行きましょうか、闘気についても話ながらね」
「助かる・・」
(シルニア・・無事でいてくれよ)
エンはシルニアの無事を願いながら、先に進んだ。




