第七十四話 ゼウスと天照
世界樹クロス買ったけど、他のゲームに忙しいのだ・・(´・ω・`)
「―――何を言ってるの?」
時は遡り、場所は高天ヶ原の天照の城の天守閣、そこで、一枚の壁ごしに、ゼウスと天照は二人の自国の最強戦力を座らせて話をしている。
「同盟というものをさ、やりたいなって」
「何故、私がそんなことをしないといかんのだ、別に戦争などが起こるでも・・」
「起きる」
「なに?」
「近いうちに・・戦争が起きる・・俺はそう予測している」
「・・何時起きる?」
「そうだな、一年以内・・かな」
「ほう?、では来なかったらどうする?」
「その時は、そうだな・・うちの領地の半分をやろう」
「大きく出たな、良いだろう、同盟を受けてやろうではないか」
「ありがとうな・・天魅ちゃん」
「・・お前、何故私の生前の名を・・」
「わからんか?・・」
「・・はは」
天照は、壁を開いて、ゼウスにその姿を見せる、十二単を纏い、足元まで伸びる黒い髪、幼く、整った容姿を見せた。
「「天照様!?」」
後ろに控えていた、鎧を纏った二人の戦士も思わず立ち上がってしまう。
「大和、須佐之男、下がれ、こやつは・・生前の旧友だ、なぁ、五十海 源十郎よ」
「やはりお前なのか、十紋院 天魅、十紋院グループの若きトップだった女、声と、この高天ヶ原での政治が似ていたからと思ったが本人だったか・・ヘラクレス、アキレウス、お前らも下がれ、こいつとは一対一で話したい」
「・・・御意」
4名の戦士はこの部屋から出ていき、残ったのはゼウスと天照、そして、
「―――お兄ちゃぁぁぁん!!」
天照、もとい天魅は、十二単を脱ぎ捨て、ワンピース一枚になってゼウスのほうに飛び、、ゼウスはそれを最小限の動作で避け、天照は顔から畳に突っ込んで、5メートルほど滑ると、起き上がり、再び、飛んで、ゼウスに飛びつく、これを5回ほど繰り返した。
「・・・満足か?」
「はい!」
ゼウスと天照は、向かい合って座り、話を始める。
「こっちに来ても変わらないなぁ、おい、我慢できるようになったかと思ったが、生前とまるで変わらないんだな、天魅」
「えへへ、ちょっとは我慢したよ?、でもまさかこんな奇跡があるなんて・・源十郎お兄ちゃんが死んだって言われて、財力を使って、ロケットで、盛大に太陽に突っ込んで死んだけど、死んだかいはあったのね!」
「お前そんな死にかたしたのか・・まぁ良い、同盟の件は?」
「うん!、いいよいいよ!、同盟になったわけだし、こづ――」
「言わせんぞ」
「え~!」
(・・本当に容姿は俺好みだけど、性格がなぁ・・、十家の交流で、子供の頃から一緒ではあったが、こんなに拗らせるとは思わんかったわ)
ゼウスは立ち上がり、落ちた十二単を天照に差し出す。
「そろそろ帰るから、早く着ろ、こんな姿を他のやつに見せるな」
「つまり私とお兄ちゃんだけの秘密ね!」
「アーウンソレデイイヤ」
天照は十二単を貰うと、数秒で十二単を着た。
(こいつ、本当にハイスペックだよな、性格に難なければ、本当に完璧美少女だよなぁ)
「ねぇ!、次会えるの何時になる!」
「そうだな・・とりあえず、近いうちに、うちの者が危険になったら匿って欲しいな、その時にだけこれを使え、もしも使ったら二度と、会わんぞ」
ゼウスは、イヤホンのような形の石を天照に渡す。
「お安いごようよ!、これの使い方は?」
「耳につければ、それだけで俺に繋がる、4~5分ほどしか話せないから、その時は手短に話せよ」
「あはは、わかってるよ、それくらい」
「さて・・そろそろ俺は帰るぞ、それじゃあな♪」
「―――うん!、またね!」
天照は手をブンブンと振り、ゼウスを見送った。
「―――はぁ、源十郎兄ちゃんがいうなら近いうちに・・か、現代でも、先読みというか予測というより未来を見たように、流行るものをわかって売り出したりと凄い人だったからなぁ・・これから大変になりそ」
「―――天照様、もう入っても・・」
「ん?、はい、いいですよ」
天照は二人の戦士を入れて、これからのことを話す。
(さぁ・・大変になるぞぉ)




