第五十八話 アルテミスの日常 前編
遅くなり、申し訳ない・・(´・ω・`)
「――はぁ・・」
アルテミスは自分が管理する国で、職務に勤しんでいた。
「こちらで今回の職務は以上です」
「ん・・」
アルテミスは、傷だらけの鎧を纏った男から紙を貰うとそれに印鑑を押して、大きく伸びをした。
「んんんん!・・これで終わりかぁ・・オリオン」
「あぁ、終わりだ」
「そっか・・今思うとさぁ、貴方って私と恋に落ちる相手なわけだったじゃん」
「そうだな・・でも今じゃ、騎士と女王 部下と上司のような関係になったな・・本当にあっちとこっちとかなり違うなぁ、大筋は同じなのにな」
「本当にねぇ・・」
「・・・もしや恋を?」
「うーん・・わかる?」
「以外とすぐに認めるんですね」
「うん、気づいてしまってるからねぇ、下手に誤魔化す気もないよ」
「それはまた・・・そういえば、アルテミス、こんなのを拾ったんだが」
オリオンは部屋の端に置いてあった箱を開けると、そこから出て来たのは、
『わん!』
絵の具で所々汚れた犬だった。
「これは・・」
「いや、アフロディテの管轄の所の絵を描くやつらが飼っていたらしいんだが、事情があって、俺らのところで飼うことなったんだ」
「へー・・・絵の具、それか絵にでもに突っ込んだの?」
「やっぱりわかりますか、まぁそのせいで飼えなくなったわけでな・・、何故うちなのかはわからんが」
「・・・とりあえず・・」
アルテミスは犬を抱っこする、汚れてるが、ふわふわで顔も愛らしい。
「・・なかなか良いわね」
「そうだろ・・ん?」
「どうした?オリオン」
「―――なるほど、アルテミス、アポロンからだ、どうやらあっちも終わったから、雑談したいだそうだ」
「むぅ・・エンの所に行こうとしたところを・・」
「でも、行かないと色々と・・」
「そうなのよねぇ・・はぁ、ちょっとこの犬と遊んでからで良い?」
「はは、まぁ良いだろうさ」
アルテミスはアポロンのいる、部屋に入る、そこにいたのは、何時も通り半裸でポーズを色々と決めている、アポロンだった。
「―――いやぁ!、すまないねぇ!、アルテミス、わが妹よ!」
「妹なのは神話ではでしょう、私達自身は、生前は血の繋がりはない、幼なじみな関係よ」
「まぁそういうな、アルテミス、昔は兄ちゃんと言って後ろをついてきただろう?」
アポロンはひとしきり、ポーズを決めた後、テーブルを挟んで2つ用意されたうちの1つの椅子に座る。
「それは子供の頃のでしょう・・で、今回はなぁ・・2番目に愛してるものについてだ、それでアルテミスは座らないのか?」
「立ったままで良いわ・・で、2番目に・・ね」
(そうね・・あの犬かな?)
(ふふふ、今日はあのエンとやらについて聞いてやる、1番はもちろんこのアポロンだろうからな!)
謎の自信である、そして2人の雑談が始まる
「・・それで?、最初は?」
「そうだなぁ・・そいつのことはどう思ってる?」
「そうね・・愛らしいと思うわよ」
「なっ!?・・」
「・・どうしたの?」
(ま・・まさか表情を変えず、耳も赤くせずそんなことを言うとは・・)
「それで?、アポロン、あんたは?」
「嫌いだ」
「そんな、明らかに嫌そうな顔で・・どんだけ嫌なのよ」
(まさか、アポロンがそこまでとは・・新発見ね)
(・・・待てよ、本当に、エンなのか?、一応質問してみるか)
「・・それで、それは絵の具がついてるか?」
「・・そうね、ついてるわね」
(やはり、エンの話か!)
何かおかしくなってきましたね。
最後の行がくっついているのは、行数を120ぴったりにするためです、125とか130とか数が揃っているようにしています(´・ω・`)すまない。




