第三十三話 決戦エン・ギガント 後編
まず攻撃を仕掛けたのは、ペルセウスだった。
「はぁぁ!」
「アース・ニードル!」
エン・ギガントは胴体から、無数の土の針を伸ばしてくる、それをペルセウスは、剣で切り裂いていき、一閃、胴体に傷をつけるが、数秒でそれは修復されていく。
「ぬぅ、やっぱり剣では駄目なのか」
『おっと!、ペルセウス選手!、最初に攻撃をいれたのはペルセウス選手です!』
「お前、逃げないのかよ」
『一応司会ですので、腰は抜けましたが、這ってなんとか、席につけました』
「どうてな!、ペルセウス!」
ヴァハは、いくつもの火球を作り出すと、エン・ギガントにぶつける。
「火球雨!」
それはエン・ギガントの身体にぶつかり、爆発して抉っていく。
「ガァァァァ!、巨人の盾!」
エン・ギガントは話してる間に治していた治っていた左手を大きな盾の形にすると、火球を防いでみせる。
「そういう知恵はあるのか、獣みたいな顔していて、よくわからんやつだな!」
「ガルァァ!」
続いて、右の拳で、地面を砕いて、それを天高く投げる。
「なに?、一体・・」
それが降ってくると、その形は1つ1つが剣の形をしていた。
「土剣雨!」
「さすがにこれは、防げ・・」
「ここは私が防ぎます」
ミントは、拳ほどの種をローブから取り出すと、それを投げる、すると、それは急速に芽をだして、根を伸ばして一瞬でコロシアムの半分ほどの他の戦士達を守る盾となった。
「大盾花、品種改良で一応持ってきたけど、役に立ったみたいね」
土剣の雨を盾は見事に防いでみせた、しかしまだエン・ギガントは止まっていない、エン・ギガントは跳躍して、盾ごと、潰さんとしてくる。
「まぁ、そう来るわね、後は私に任せなさい」
メデューサは黄金の羽を生やして、眼を覆う布を取って、石化の眼を開眼した。
「出し惜しむ場面では無いからね、これで動け・・なくはならないけど、脆くはなれ!」
「全部は駄目よ!、それだと私が触れる前に壊れちゃう」
「わかってるわよ!」
メデューサはエン・ギガントの脚を見る、すると段々と石になっていき、盾とぶつかり、両足が砕けた。
「よし!」
「いやまだよ!メデューサ!」
「えっ!」
エン・ギガントは、そんな状態で腕を振り、それがメデューサにぶつかり、コロシアムから飛んでいってしまう。
「ちょ!、うわぁぁぁ――!」
どこかで、大きな破砕音が聞こえた。
「腕もしてほしかったけどまぁ良い、他の人にやってもらうわ」
「とりあえず、俺達、盾の下にいるわけで・・」
「あっ」
大盾花の茎がエン・ギガントを支えきれず、折れて、盾が落ちてくる。
「急速劣化!」
ミントは杖を盾に向けると、盾は茶色に枯れていき、崩れていく
エン・ギガントめ落ちてくるが、腕で支えて、仰向けに倒れるのうなことに無かった。
「勿体無いけど、まぁいいかな、で早いこと、腕壊さんといけないんだけど」
「そこは、某にお任せを!」
牛若丸が跳躍して、再び左腕を切り落とそうとするが土の盾によって防がれる。
「思ったより、硬いな、同じ土の素材なのに」
「それは、私が何とかしよう」
ヴァハは右手に身体の半分ほどの大きさの光る球体を作り、それが光線となって、土の盾に飛んでいく。
「これで、コイツはこれを抑えるために動かせないわ、その間に腕を切り落として!」
「承知した!」
牛若丸は、土の盾の上まで跳躍して、「成敗!」という声と共にエン・ギガントの左腕を切り落として、そのままの勢いで、牛若丸は右腕のほうに切り落とした左腕を飛び台して飛んでいき、右腕を切り落とした、後は貴方の出番です、アルテミス!。
「ありがとう、みんな・・」
アルテミスは、エン・ギガントの胴体に近づいていくが、エン・ギガントは胴体を再び土の針を伸ばして、阻んでいく。
「これじゃあ近づけ・・」
「そのまま跳びなさい!、アルテミス!」
「えっ・・わかったわ、ヴァハ!」
アルテミスはエン・ギガントの胸まで、跳躍して、その手を心臓辺りに伸ばす、そして土の針は結界に展開されて、折れていく。
「これくらいの結界なら、すぐに張れるわ!」
「はぁぁぁ!」
アルテミスのその手はついに・・エンに触れた、瞬間、エン・ギガントの動きも停止して、アルテミスの身体は力を無くして、落ちていく、それをペルセウスは走り、なんとか間に合い、キャッチした。
「ふぅ・・無事入れたのか?牛若丸」
「わからない・・けど、彼女を信じるしかない」
次は記憶編、エンのキャラ掘り下げです・・ちゃんと描写できるか心配です(´・ω・`)




