第二十四話 闇夜の襲撃者
アルテミスとエンは、夜、誰もいないAブロックコロシアムで、戦っていた。
「はぁ!」
アルテミスは、矢を放ち、エンを攻撃し、それをエンは地面を隆起させて、盾にして、それを防いでいる。
「これで・・どう!三日月刃!」
アルテミスは三日月型の刃を5つ放ち、盾の地面を避けてエンに向かって飛んでいく、それを腰の剣を抜いて、エンは全てを切ってみせた。
「ふぅ・・この辺で、休憩にしないか?」
「はぁはぁ、そうね」
エンは地面を元に戻した後、観客席で、2人は休んだ。
「それにしても、それヘパイストスが作ってくれた武器なんでしょ?」
「あぁ、これな」
エンは、腰に着けた剣を見せた、剣の柄にはENと彫られており、それ以外は普通の剣だが、その丈夫さと切れ味は試合でわかったことだろう
「俺の土を使用してるから、いくらか自由がきくんだよな」
エンは剣を蛇のようにくねらせてみせた。
「うわっ、キモい」
「俺もそう思う・・・ん?」
エンの耳に遠くから金属がぶつかる音が聞こえてくる。
「どうした?、エン」
「・・・どこからか戦ってる音がする」
エンはなんなのか調べるために立ち上がると、音が段々と近くなり、その音の主がコロシアムに落ちてくる。
「なっ!?、なに?」
「・・お前は・・」
コロシアムに落ちてきたのは、今日試合で棄権した日本の英雄、牛若丸であった
「牛若丸!?、なんでこんな真夜中に・・」
「エンとアルテミスだったか、某は今忙しくてな、話は――ちぃ、少しは待たんかっ!」
牛若丸の頭上から、針が降り注き、牛若丸はそれを刀で、全て弾いてみせた。
「なんだ!?、上に何が――」
エンは上を見ると、そこには、黒いローブを纏った者がそこに浮いていた。
「これはまた怪しいヤツがいるな」
「・・・ナンダキサマ」
その者は、合成音声のような片言の声を発すると、今度はエンとアルテミスに、向かって針を投擲してくる。
「危ない!」
エンはアルテミスを庇って、針を受け、それらは全て異常な硬さの土の身体に弾かれる。
「エン!、まぁ、大丈夫なのはわかっていたけど、あのやろう・・はぁ!」
アルテミスはローブの者に矢を放つ、その者は矢を脳天を受けて、地面に落下し、地面に衝突する前にその者はローブを残して霧散した。
「消えた!?・・けどこれで安し―――」
ローブの者が倒れた、その直後、コロシアムにまわりになん十体の先程と同じローブの者が囲むように現れる。
「おい、一体だけじゃないのかよ」
エンとアルテミスは牛若丸のほうに跳び、お互いの背中を守るように陣形を組む
「誰も一体とは言ってない、別にお前らは逃げていいんですよ?、某が奴らのターゲットのようですし」
「逃がしてくれると思うか?」
「・・・いや、ああいう奴らが逃がしてくれるとはとても思わん」
「だよなー、さて、20人くらいはいるコイツらをどうする?」
「一人7体は覚悟しないとね、これは」
しばしの間の後、ローブ達は一斉に襲いかかる・・その直後、空から日本の矛槍が降り、ローブ2体の胴体を貫き、その身体がまた霧散する。
「我らの国の夜に、これはどういう状況だ!」
浮いていたのは、今日アルテミスに勝った女性モリガンだった。
ギリギリ間に合いました(^_^;)、いや本当に・・




