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転生人類神話 元人間のゴーレムの異世界巡り  作者: 赤コーラ
第一章 ルーン魔法国 ケルト編
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第二十三話 アルテミスの第二試合 VSモリガン


「ふぅ、ちょっと内蔵が傷ついたけど、すぐに回復したから、実質無事!」


牛車が消えると、ミノタウロスも消えていった。

メデューサは前のペルセウス同じく、エンのところまで跳んでいった。


「見てた?、アタシの勇姿」


「いや、結構瞬殺だったから、あんまり見れてない、」


「そっかー、もう少し長引かせたほうがよかったかなー」


「ナメプとかいかんでしょ」


そんな話をしていると、ペルセウスが試合を終えたのか、エンのところに来た、そこ表情はどこか不満そうであった。


「どうした?、確か牛若丸との試合だったはずだが」


「・・・棄権した、牛若丸が」


「えっ?」


「ただ一言「お前との勝負はまだ早い」とかなんとかぬかして、コロシアムで棄権を宣言して、どっかにいきやがった」


「それは御愁傷様だな」


「とりあえず、アルテミスの試合見に行かない?、アタシとしては気になる」


「うーん、そうだな、確かBブロックの第1試合だったはずだな、ちょっと見に行くか」


エン達はBブロックコロシアムに向かった・・そこには。


「着いたな・・これは」


「はぁ・・はぁ」


アルテミスと2本の矛槍を両手に持ち、背が高く膝まである灰色の長髪を備え、鎧と灰色のマントを羽織り、真っ赤なドレスを着た女性が戦っており、アルテミスは劣勢を強いられていた。


「コイツは・・まさかモリガンか」


「モリガン?、何者?、アタシ知らない」


「破壊、殺戳、戦いの勝利をもたらす戦争の女神で、予知や魔術を使う、バリバリの戦闘特化の神様と言えば分かりやすいか」


「本当によく神話のこと知ってるねエン」


「とりあえず、アルテミスが勝てるかと言えば・・今のところ、3と7だな、7がモリガン」


「勝てないと言いたいの?、アルテミスが、ぐぬぬ、おーい!アルテミス、頑張りなさいよ!そんなやつ早く倒してしまいなさい!」


メデューサがアルテミスを応援をすると気づいたのかアルテミスがこちらを向く。


「メデューサ、エンそれにペルセウスも来たのか・・無茶なことを言ってるわね・・」


アルテミスはモリガンを見る、そこにはいまだに傷1つ付けられず、余裕の表情のモリガンが立っていた。


「どうした?妾を倒してみせると意気込んでいたではないか?」


「あはは・・スターレイン(星の雨)!」


アルテミスは矢を顕現させて、弓でそれを天高くまで放つ、それは、無数の雨となってモリガンに降り注ぐ、それをモリガンは2本の矛槍を回転させて、全て弾いてみせた。


「・・先程から、ワンパターンね、そんなんでは私を倒せないわよ?」


「黙れ!、ムーンブラスト!」


アルテミスは全力の魔法を放つも、それをモリガンは少し横にそれて、紙一重でそれを避けた。


「ちっ・・・三日月刃!」


アルテミスは指を三日月の形に動かすと、まわりに5つほどの三日月の形の黄色の刃が現れ、人差し指をモリガンに向けると、それらは回転しながら飛んでいく。


「へぇ、これはまた珍妙な技を、だけどね」


モリガンはそれらを矛槍で全て切り裂いてみせた。


「はぁ・・はぁ。、まだ・・」


「もう眠りなさい・・」


モリガンはアルテミスの瞬きの間に目の前まで近づき、矛槍ではなく、拳を腹に叩き込み、小さなうめき声をあげて、アルテミスはそのまま、倒れる。


『試合終了!、勝者はモリガン様』


「・・・アイツ、強いな、確かBブロックにはミントもいたな・・勝てるか?」


「それは本人に聞かないとわからんと思うぞ、ペルセウス」



―――アルテミスは、休憩室のベッドで目を覚ます、そこにエンがベッドの横に立っていた。


「気がついたみたいだな、アルテミス、もう第2試合が終わって夜のなってしまったぞ」


「・・・エンか、はは、私負けたのか・・不甲斐ないな」


「そんなことはない、充分戦ったさ、それに相手は予知も使える戦の女神なんだ、相手が悪すぎる」


「・・・そういうものか」


アルテミスは起きてベッドに座り、弓を持つ。


「それって確か、月神弓ルナ・ディアーナだったか、セレーネのときとは違って地・・素朴な弓だが」


「当然よ、この状態は月弓ディアーナ、所有者の一定の魔力で真の姿を現す神器なのだから・・」


「それはまた、不思議な弓だことで」


「これを真の姿に覚醒させることが出来れば、私は・・」


「セレーネに頼らない強さが欲しいわけか、アルテミスは」


「そうよ、私にはもっと、強い力が必要なの・・もっと強い力が」


「・・・付き合いよ、特訓に、俺は弱いほうだからな、俺自身も強くなりたいからな」


アルテミスは少し驚いた後、笑みを浮かべて、立って、エンの手を掴む。


「なら、今から付き合ってもらうわよ、エン」


「ははは、こんな時間にか?まぁ良いが」


エンとアルテミスは休憩室から出て、外に飛び出していく・・・その様子を見ているものに気がつかず。


「・・・あれが、エンか」









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