第二十二話 メデューサの第二試合 VSメイヴ
「・・・そのことをあの子達に話しますか?」
「いや、話さないほうが良いだろう、俺の推測だしな」
「貴方がそういうなら、そうしましょう」
―――そして、闘技祭2日目が始まる
『さぁ!、始まりました!、ケルト大闘技祭2日目、Cブロック第1試合のカードは、オリンポスの怪物メデューサ、ケルトの《自称》女王 メイヴだ!』
「おっ、ちょうど始まったみたいだな」
エンは、第2試合を終えて、メデューサのCブロックに来た、前の観客席に座ると、隣にはアルテミスがいた。
「貴方も終えたみたいね、エン」
「アルテミスか、お前も結構早く終わったんだな」
「相手がまた弱くてね、もう少し張り合いがあるやつと戦いたいものよ」
「ははは、おっ、メデューサが来たみたいだな」
メデューサとメイヴがコロシアムに入場してくると、メイヴのほうを応援する歓声があがる。
『うぉぉぉぉ!、メイヴ様!、早いとこそこの怪物を倒しちゃってください!』
『メイヴ様!、今日も美しいです!』
と、そんな声がエンの耳に入ってくる
(そういうのは、聞きたくなかったなぁ)
その歓声を聞き、笑みを浮かべてるメイヴはメデューサに近づき、睨み付ける。
「貴方、棄権してくださらない?、私余計に体力を消費してくないの」
「ふふ、ブスが何を言ってるの?、それに棄権するなら、貴方ですよ?」
「うふふ、生意気な娘ね、目を隠した状態で私に勝てると思って?」
「その辺は大丈夫よ、さぁ、始めましょう?、審判さん」
『では、メデューサVSメイヴ、レディ・・ファイト!」
合図と共に、メイヴは後ろに跳んで、指を鳴らすとどこからともなく、巨大な牛車と2体のミノタウロスが現れる。
「わぁ、これは凄い」
「さぁ、エドワード、マーティン、やっておしまいなさい」
メイヴは2体のミノタウロスの名を呼ぶと、2体は咆哮して、牛車を引きながら、メデューサに突っ込んでいく。
「うわぁっと!」
メデューサはそれを横に跳んで避ける、が、それに反応して、エドワードらしきミノタウロスが、メデューサを掴んだ、そして、それを地面に叩きつけた、メデューサは口から少し血を吐く。
「痛いなぁ、何を――」
今度は2体で、メデューサに拳を食らわせ、それを連続で繰り出し、砂ぼこりがまう―――それが3分ほど続いた
「メデューサ!」
アルテミスが叫ぶ。
「あー、大丈夫でしょアイツなら」
「そうなの!?」
「そうだよ、ほら」
最後に一発、2体が拳を振り下ろそうとした時、砂ぼこりから、青銅色の拳がつき出され、2体の拳にぶつかり、メキッという音がミノタウロスから鳴り、うめき声をあげた。
「なっ!?、何よその手!」
「ふぅ、この程度?、もう少し凄いの期待していたんだけどなぁ
砂ぼこりが無くなると、そこには服はボロボロだが無傷のメデューサが立っていた
「それじゃあ、早く終わらせましょ、エンが見ていることだしね!」
メデューサの背から黄金の翼が生え、2体の顔の前に飛ぶと、おもいっきり、2体のミノタウロスの顔を殴る、ミノタウロスは、
飛んでコロシアムの壁にぶつかると、そのままに地に伏した。
「なっ、何よその翼!?」
「質問多いわね、ただの呪いよ、これもそれも」
『おぉ・・天使だ』
『天使だ、天使様だ』
そのような声が辺りから聞こえだした。
「まぁ、翼だけなら、そう見えるよね、顔もまぁ目が隠れているが綺麗なものだし」
「アイツ、あんなんだったんだ・・」
『おぉっと、メデューサ選手、2体の巨大なミノタウロスを倒して、まるで天使のような羽を生やして、メイヴ選手を見上げてます」
「・・・さて」
メデューサはメイヴのほうに急降下して、その青銅の拳をつき出す
「ちょ、ちょっと待って、まてまてまて!ギブアップ!ギブアップするからぁ!!」
メイヴは涙を流しながら、そう言うと、鼻にちょっと当たったが
そこで止まった。
「あぁ・・あぁ―――」
牛車が消えて、メイヴも地面に倒れて気絶した。
『試合終了!、勝者は、メデューサ選手だ!』
明日から二話投稿だけど・・・投稿できるかわかりません(´・ω・`)




