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転生人類神話 元人間のゴーレムの異世界巡り  作者: 赤コーラ
序章 十二神都 オリンポス編
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第一話 貴方の初戦闘 前編

まず入ってくるのは、生い茂る木々、地面一帯に雑草が生え、広々とした空間に、さらに太陽の光、サンサンと輝く光に貴方は無いはずの目に眩しいと感じることでしょう。


「眩しっ!・・眩しい?、おいちょっとまて、俺は今までどう見ていたんだ、あんな太陽の光が入らない場所で、それになんでこの身体(ゴーレム)にはっきりと五感が感じれるんだ! 」


あぁ、言い忘れていました、貴方の身体はゴーレムですが、魂にはちゃんと五感があるようにしたのでご安心を。一応言っておきますと、痛覚はゴーレムの身体なのでありませんから


「えぇ・・ここに来て、異世界要素?、いやこんな身体の時点で中々に異世界だが・・」


それでは、外に出たら、まずは新しい身体の作り方をお説明します、貴方は――


「あー、とりあえず俺の名前を言って貰えるか?、これから不便だし、色々と。」


そうですね、では・・・1グラント 2ゴクウダ 3キリトンからお選びください


「やっぱり自分で考えるわ・・エン・・エンでお願いする。」


エンですね、では記憶から浮かんだワードだけ言った安直な名前エン 貴方に新しい身体の作り方を言います。

簡単です、まず手を地面に・・もうついてますね、その後、そこに自分を流すようなイメージをすれば良いのです。


「また難しいことを・・・・後地味に貶すなお前」


貴方・・これからはエンと呼称しますが、エンはそのようにイメージしますと、地面に溶けていくような、そんな感じをエンは感じ取ります。


「で・・次は?」

また人間の形をイメージすれば、地上にエン、貴方の身体が出来上がることでしょう。


「おっし・・・うぅぅん――」


言われた通りまた同じようにイメージすると、自分の魂と一緒に土が地面から隆起し始め、しばらくすると、それは人の形を成し

た。おめでとうございます、新しい身体が出来ました、エンは少しばかり、跳躍、手を動かしたりとして、自分の身体を実感すると、喜びの声をあげた


「おぉぉぉ・・おーー!ちょっと人間がどんなだったのか記憶が朧気だから不安ではあったが中々のものじゃないか」


少し不恰好ではあるがそれは先程のよりは人間ではあり、目と鼻、髪などがオミットされてはいるが、これを見て人ではあると、他の人はそう思える形にはなっている。


「さてと、ちょっと歩くか――」

「キャーーー!!」


瞬間、女であろう高い声が響く


「なっ・・なんだ!?、とりあえずそっち向かってみるか・・・うん試しにかやってみよう。」


エンは少しばかり、準備運動し、そして―――少し助走を付けてその声がしたであろう場所まで、跳躍した。




―――時は少し遡り、声のあったほうにて


「グヘヘ、その荷物を置いてくなら、殺さないでおいてやるぜ」


そこには10人程の盗賊のような格好の男達が、そこそこ広い場所にて女の子1人を囲んでいた、男達の手には木の棒からナイフなど格好らしい武器を、リーダーらしいバンダナを着けた男の手にはその格好にそぐわない警察が持ってる拳銃などの武器を持っており、10代後半辺りの古い洋風の服を着た女の持っている、布に巻かれた棒状の物を狙っている。


「これは、この先にある都に届けるものです、あなた方には渡せません。」


「そうかい・・なら死ぬしかないなぁ!殺せてめぇら!殺した後は好きしなぁ!」


「「アイアイサー、ボス!」」


「キャーーー!!」


その声と共に男達が一斉に襲いかかり、その武器が当たろうかという次の瞬間、空から人くらいの大きさの物体が女を守るように降ってきた、その反動で、周りの近づいてきた男達を吹っ飛ばし

女の子は尻餅をついてしまった。


「あ・・貴方は」


「ふーー、何とか無事五体満足で着地成功、大丈夫か?お前」


「ひっ!」


女は小さな悲鳴をあげた、当然ではある、なんせ目無し鼻無しの

土の人形が突然現れたからだ。


「まぁ怖がるのは当然か、おっ?人いっぱいいるな、これなら出来るかもな・・・」


エンは男達を顔を見渡すが、どれもこれも、髭面 傷顔 年30後半などの顔で、とても自分の顔には出来ないと落胆した。


「ちっ、どいつもこいつも不細工な面じゃないか、んっ?」


エンはこれから助ける女の子の顔を見る、この顔を少し年を取った顔をイメージすれば、何とかなると思ったエンは、その顔をイメージ・・・すると、のっぺらぼうだった顔が段々と形を変え、

整った中性的な顔が出来上がる、色は土色だが、これで完璧な人間の形が完成した・・・性器などは除いて。


「よっしゃぁぁ!!これで完璧だ・・・さて、この顔のお礼に人助け兼山賊退治といきますか」


男達は立ち上がり、貴方に敵意を向けてくる。


「ちぃ・・この魔物め、お前ら!まずはコイツから始末しろ!」


「「アイアイサー」」


再びその声と共に今度は自分に向かって男達が襲いかかる。







短くはありますが、ここで区切ります、もう長いと良いという意見は・・・出来る限り答えたい

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