第十一話 決戦 クーフーリン 中編
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アルテミスは・・いやヒュリア・フォン・エーゲンワイドは生前は病弱であった、が、しかし・・・
「お前はエーゲンワイド家を継ぐ女なのだぞ!、少し弱いくらいで甘やかすことなどできん!」
「ヒュリア、ベッドで寝てないで早く起きなさい、これから数時間は休み暇はないと思いなさい、貴方はこの家に生まれたからには強くあらねばないのですから。」
ヒュリアは父と母の言葉を思い出す、自分は強くあらねば、誰の力を借りず、弱くあってはいけなかった、そう誰の力を借りずに・・・なのに。
「何故だ?・・なぜ助けにきたのだ!エン!」
助けられるのは自分が弱いから、エンが行った行為はヒュリアにとっては許せないことであった。
(・・・なるほどね、お前はそういうやつだったわけか)
「貴様・・私は・・私は1人でやらねばならなかったんだ、私は、私は1人・・ぐっ」
クーフーリンの貫かれた腕が痛む、血もいつの間にか小さな池が出来るくらい流れた。
「・・とりあえず、応急措置かな・・シルニアごめん」
エンは服の右の袖を左手をナイフの形にして、裂いて、その布をアルテミスの血が流れる腕に強めに縛った。
「これで少しは止血できるかな?、とりあえずこの場から・・」
「・・いや、まだよ」
「えっ?」
エンは先程蹴り飛ばしたクーフーリンのほうを向くと、そこには
何事も無かったように立ち上がっているクーフーリンの姿があった。
「・・ふははは!、流石だな!エンよ、俺に一撃入れるとは、
さすがはといっておこう!」
「そいつはどうも、流石はケルト神話で一番有名な英雄様だな、どうせならこのまま帰らせてくれると助かるけどね、てかお前も俺の名前知ってるのね、どこから聞いた」
「それは機密なルート的な?ものでね、そうはいかないわけよ、それに、こちらも依頼でね、それとエン、お前を連れて帰るのは何も、五体満足でなくてもいいわけでね!」
クーフーリンはゲイ・ボルグを上に投げ、それを蹴った
(・・おいまさか、蹴るってことは・・)
そう、ゲイ・ボルグを蹴って投擲すると、威力が上がることをエンは知っていた
「降り注ぎ!、敵を穿て!ゲイ・ボルグ!」
それは、エンに向かって飛んでいき、槍の先端は1つから2つに、2つから4つに増えていき、最終的には30はある槍の雨が降り注ぐ。
「うおっ!!」
エンは咄嗟にアルテミスをお米を抱えるように担いで、槍の雨から逃げる
「あっ!お前、何私を抱えてる!」
「あれを避けれる自信があるなら、降ろしたやるよ!」
「ぐっ・・」
アルテミスは不服ではあるが、死にたくはないので、黙って担がれることにした
「ぬおぉぉぉぉ!!」
一本一本が、地面を大きく穿つ槍を避け、最後の30本目をエンは避けきった。
「ふぅ、ようやく避けきっ――」
「俊足のルーン」
そうクーフーリンが呟くと、足が光と、一瞬にして、エンの目の前まで移動した。
「早い!?」
クーフーリンは正拳を繰り出しエンは咄嗟にアルテミスを投げ飛ばし、エンはその正拳を胸にくらい、大きな風穴があく
「いたっ!、くわないないが、コイツは・・」
「エン!」
クーフーリンはそれを今度は連続で繰り出し、エンの身体を粉砕して、頭だけを残し、それを拾う。
「ふぅ、これだけ砕かれたら、新しい身体は造れないねぇ」
「お前・・俺の能力を知ってるのか?」
「それは、依頼主のところで話すとするさ」
「エン!・・なぜだ、なぜ私を助けた・・私が弱いからか?」
「うん・・俺を殺しかけた女が弱いはずが無いだろ・・あえて言うなら・・ほっとくことができなかったからかね。」
「!!・・そうか、そうなのか・・お前は・・」
「会話はそれだけかい、それじゃあな・・アルテミスさんよ」
「飛脚のルーン」とクーフーリンは言うと、足裏が光だし穴を開けた天井まで、エンの頭を抱えて飛び上がる。
「・・・・・エン!!」
アルテミスがエンを名を叫んだ、その直後
「ん?、なんだ?」
クーフーリンの足に、植物の蔦が絡まり、クーフーリンをアルテミスのいる、地面に叩きつける。
「痛ってぇな・・何者だ!」
「ギリギリ・・間に合いましたか」
そう声が聞こえると、壁から蔦が飛び出し、そこから黒い軍服の
少女・・挟み撃ちにする予定であった、メイが姿を現した。
「まるで迷路みたいでしたよ、本当に・・」
「また女か・・なんだ?、お前1人で俺を倒せるのか?」
「そうですね、私では倒せません・・がそこのお方なら、倒せますかね。」
メイはアルテミスを指さした。
「そろそろ月が出ます・・あの方の時間ですね」
「・・・そういうことね」
「なんの話だ?」
アルテミスは少し考え、1回ため息をすると、目をつぶる、すると・・アルテミスを中心に辺りの空気が変わる
「なんだ?、いったい何が・・」
クーフーリンが困惑してると、アルテミスの髪が伸びていき、身体も、どんどんと成長をしていく
「なんだ!?、何が起きている!?」
アルテミスが目を開けると、額に半月が浮き上がった、20代後半の女性の姿に変わっていた。
今回も見てくれてありがとうございます
誤字とかあったら教えてとしか、言うことない(´・ω・`)




