第九話 貴方達の盗賊退治 後編
何時もより早い投稿第2弾!
「はぁ・・結局行くことになったが・・」
エンとアルテミスは盗賊が潜伏してると言われる洞窟の前まで来ていた、メイは出口のほうに行き、挟み撃ちの形で盗賊を退治する算段になっている。
「さて、今盗賊達の住みかであろう場所に来てるわけだが・・ここに来るまで一切喋らなかったな、」
アルテミスはここに来るまで、一度も喋らず、ただエンを観察だけをしていた、度々来る魔物はなんと弓矢で相手を見ずに打ち落としていた。
(アイツの言い分だと「行動を共にして、盗賊を退治する間は殺すな、帰って来てエンがいない場合も殺したとみなして、貴様に罰を与える、だがもしも、スパイだと確信する証拠を見つけて帰って来た場合、貴様に罰は与えない代わりにそのエンを処刑してもよい」だと言っていたな、何様のつもりだよ、私だって一応1都市の王様なのに・・まぁ、良いわ、見極めてあげましょう、エン、あんたのことを)
そんなことを思いながらアルテミスはただ一言「行くわよ」と言い洞窟に足を運ぶ、それにエンも続いていく。
「あっ!おい、待てって」
「なっ!なんだ貴様!ここはぐはぁ!」
エンは前に出て、腕を土のナイフにして、首を的確に切り裂いていく、アルテミスは妙に手慣れている印象を受けることでしょう、本来転生したばかりのはずの彼が敵を殺していく様を。
「妙に手慣れているわね、転生したばっかりのはずよね?」
その問答に、エンは目の前に現れた一通りの盗賊を倒し終わると
答える。
「あぁ、俺の生前がどうだったのかわからんが、こういう奴等の殺しは妙に抵抗がないと言うか、なんというか、悪人を倒すのに罪悪感無し!的な?」
「ふぅん・・」
(あっ・・やべぇ、こんなの普通では無いよな、でもアルテミス、
全然手伝わないし、今のところ俺1人でなんとかするしか無いわけで・・)
自分でもおかしいとは思うだろう、しかし実際なんの抵抗もないのも事実であり、エンは、洞窟の奥から現れる盗賊を倒しながら、進んでいく。
(あんなこと言っているけど、本当に普通の人間だった男が何の抵抗もなく殺せる?、怪しいわね)
アルテミスの懸念が一つ増えたのであった
洞窟に入って10分ほどであろうか?、エンとアルテミスは今、
洞窟の広い所に出る、そこに待ち構えていたのは、数10人程の盗賊の集団とその中央に、王冠らしきものを被ったいかにもリーダーですよとアピールする男がいる。
「おー、ここが最下層か?、とりあえずそこのリーダーを倒せば依頼は完了かな?」
「そうね」
アルテミスは無愛想にそういい放つと、アルテミスはその弓矢で
王冠を被った男の頭を撃ち抜いた、それに呼応するように、他の盗賊達もちりじりになっていく。
「これで終了・・さて帰って――」
「おいおいおい、敵に背を向けるなよ、戦場でよぉ」
次の瞬間、洞窟の天井を貫き、数十の枝分かれした矢のようなものが降ってきて、盗賊達とアルテミスとエンを刺し貫かんと迫り来る。
「「んなっ!?」」
アルテミスとエンは、ギリギリで避けれたが、盗賊達は全員、その矢のようなものに刺し貫かれ、絶命した。
「これは・・間違いない、なんであんたがここに!」
天井が崩れ、そこから降りてきた男はアルテミスは知っていた、先程の枝分かれした武器、噂では知っていたがこれを扱える人物は1人しか知らなかった。
「・・・ケルトの英雄―――クーフーリン!」
・・・とくに言うこと無し!
追記ちょっと修正しました




