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転生人類神話 元人間のゴーレムの異世界巡り  作者: 赤コーラ
第3章 最古神国 メソポタミア
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第九十三話 貴方の始まり 後編

久しぶりの投稿、そして100部分目達成です(´・ω・`)、長く続いたなぁ。


―――森を抜け、俺はある都市の壁の前に立っていた。


「こいつは‥‥」


俺はその都市の門番らしきものに声をかける、門番はここはメソポタミアという国らしい。メソポタミア、確か神話の名だったはず、俺はそこに入れないか門番に話をするが、許可がないと入れない場所だったらしい、俺はしばらく何とかして入れないか、苦悩していると、都市のほうから一人の男が歩み寄ってくる、その男の顔に俺は心当たりがあった。


「お前は‥‥もしかしてリージェか?」


「やっぱり秀介と明里(みょうり)か、お前もこっちに来ていたのかよ、門番、こいつは俺の親友だ、通してくれないか?」


門番は、快く了承して、俺と明里と通す、そして俺は都市の中を見る、古風な石造りの建造物が建ち並び、現代を生きていた俺にとって新鮮なものがあった、神話には精通しているため、昔のウルクという国に似ていると思った。

そのまま、俺達はリージェに連れられて一番大きな建物、お城に向かっていく、リージェの顔パスで入り、俺達は城の奥に進んでいき、大きな扉を開くとそこには広い空間のその奥に玉座に座る男とそれに寄り添う女性の姿が見えた。玉座に座る男はリージェらを見ると口を開く。


「ギルガメシュ、そやつがお前の言っていた秀介と明里か」


「ギルガメシュ?、メソポタミアの英雄の名前なのか?」


「俺のこっちでの名前だよ、そんで秀介、お前はこっちではエンキドゥというらしいぞ、明里はシャムハトだ」


「シャムハト?」


「あぁ、明里は知らないよな、俺がエンキドゥなのは初耳だが、ちなみにシャムハトというのはエンキドゥに常識とかを教える娼婦だ、神話ではだが」


「娼婦かぁ‥‥娼婦かぁ」


シャムハトはうずくまり、唸り始めた。


「まぁそうなるわな、娼婦とか‥‥ふふ」


「笑うなよぉ‥‥」


「あはは、それで?、一番奥にいるのはマルドゥク?、マルドゥーク?」


「マルドゥーク、そんで隣にいるのがイシュタルだ」


「イシュタル?」


その名を聞いてエンキドゥは顔をしかめる、エンキドゥの死の原因となった女神、しかめるのは当然ではある。


「うふふ、貴方が秀介、いやこっちではエンキドゥと呼ばせてもらったほうが良いわね、始めまして」


「おう、初めましてだな‥‥うん?」


エンキドゥは、イシュタルの顔を見てどこか既視感を覚える。


「もしかして‥‥一回会ったことがあったりして?」


「―――気のせいよ、私達は初対面のはずよ」


「そうか‥‥それで――」


そこで映像は途切れた。


「ん?、ここまでか」


「ここまでよぉ、それにこの先の展開は今の貴方ならわかっているはずよぉ」


いつの間にか、エンキドゥはいなくなっており、クロノスが秀介の目の前に現れる。


「クロノスか‥‥まぁ確かに、この後、他愛ない話した後、ここで暮らし初めて、様々な戦いをへた、その一年後――俺は‥‥」


「ふふふ、そこまでわかっているならこれからすべきことはわかっているわね、エンキドゥ」


「‥‥いや、俺はエンだ、オリンポスのエン」


「そう、貴方は――そっちなのね」


「あぁ、とりあえずここから出ないとだな」


「大丈夫、目をつぶれば一瞬よ」


「そうか‥‥クロノス」


「なぁに?」


「お前は転生者なのか?」


「そうねぇ、私は神様、転生とかとは縁遠いものよ」


「神様いる世界の神様か‥‥ようわからんな」


「うふふ、そうね‥‥早いとこ行ってきなさい、そこで貴方のすることをやってくるのよ」


「あぁ、いってくるさ」


俺は目をつぶる――次に目を開けると、そこには先程までのメソポタミアの光景と地に倒れ伏すブリュンヒルデ ヘルムヴィーケ、そしてヨルムンガンド。目の前にギルガメシュが立っていた。


「ギルガメシュ‥‥いやリージェ」


「ほう?、我を思い出したか」


「あぁ、思い出したとも!」


俺は土の剣を投擲、目標は‥‥シャムハト。


「がぁ!‥‥エンキドゥ‥‥」


「シャムハト――いや、イシュタル。本物はどこにやった?」


「‥‥あぁ、本当に全て思い出してしまったのね、エンキドゥ、このまま外に出る前に後ろからこの貴方の核を砕けるナイフでザクッといっていたのに」


シャムハト‥‥いやイシュタルは幻惑で隠していた姿を見せた、長い金髪とドレスの化粧の濃い女性、イシュタル、神話通り、俺の命を狙った女神。


「俺はエンだ、イシュタル‥‥悪女め」


「うふふ‥‥なら死になさいな、ギルガメシュ!」


イシュタルは、右手の不思議な紋章を掲げると、ギルガメシュの目は赤く輝き、手に剣を召喚して構える。


「わかった‥‥イシュタル」


「そいつも確か限定的に相手を洗脳できるお前の魔法だったな、イシュタル」


「うふふ、はたして貴方にギルガメシュを倒せるかしら?、例え全てを思い出しても勝てないと私は思うわよ?」


「勝つさ、勝たないといけない」


俺は腰の剣を構える、しばらくギルガメシュと睨みあった後‥‥。

俺とギルガメシュ――リージェとの戦いが始まった。








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