表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/23

街はお祭りの祝賀パーティ

 今日は何かのお祭り。僕にはわからないけど、

とにかくバルコニーの下の広場には、

おおぜいの国民が集まって、祝賀パーティが大規模に開催されていた。

町の楽隊が城のバルコニーの下で音楽をにぎやかに演奏している。

大勢の国民は……人間にまじって、ぬいぐるみや、おもちゃや、小人、

服を着たクマやイヌ、ネコ、ウサギや小鳥がいた。

そいつらがまるで、人間と変わらずに自由にしゃべっていた。

女王のおごりの大量のご馳走が大皿に盛られ、

ビッフェ形式に街の大きな広場のど真ん中に大量におかれていた。

ケーキにビスケット、クッキーに、そしてたくさんの大甕に

満々と色んな種類の果物のジュースやワインやシャンペンが

満たされていて、飲み放題。

何千人もの不思議な動物も含む町の人々はてんでに着飾り、

楽しそうに女王の気前の良いご馳走を手に手に皿とフォークを持ち、

ぱくついていた。

 街の街路の垂れ幕に


『青き女王主催;新しい青き勇者様歓迎祝賀パーティ』と書かれている




 銀色の城の中に、女王が見えなかった。

バルコニーで小姓の少年の説明が長々と続いたので、

それを聞いていた腹黒田高校1年の田中太郎は、

女王がにこやかにバルコニーに出迎え、

彼にキスするとどこかへいってしまったのに

気づかなかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アイリス大賞5
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ