表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お題SS  作者: 湯城木肌
39/41

咲き続ける華

300字SS

お題「咲く」

店に入ると、カウンターに一輪の赤い華が咲いているのが目に入った。いつもの酒を頼み、マスターに尋ねる。

「珍しいだろう? 今時珍しい天然物の華だ」マスターは華を覆う縦長のドームを撫でる。「この装置があれば、私の寿命が尽きるまでは満開を維持できるんだそうだ。ちと値は張ったがな」

「人工華とどう違う?」

「お前には感性が足りない。感じないのか、この華の生命力を」

「あいにくガラス越しじゃあな」

 騙されたんじゃないかとからかうと、だんっ、と不機嫌そうにグラスが目の前に出される。

「溢れたら勿体ないじゃないか」

 苦笑しながら僕はいつものオイル割のお酒を煽った。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ